Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気98. 小説:小樽の翆123. 女の違い

2020年06月23日 | Sensual novel

 

 アチキは、金曜日から月曜日かけて名古屋の勤務先にでかけ、まてめて仕事を片付け週明け戻ってくるパターンが続きそうだ。だから、翆も週末にバンバン日勤をいれて、つまりその方がサラリーマンの旦那さんがいる看護師さんにとっては助かるわけだが、それでエアロビクスの教室に通いボディの維持に努めている。

 そんなわけで、今日は準夜勤だから朝寝坊をしている。というのも昨日のベーヤンの会話の続きを思い出していたからなのだが・・・。

・・・

ベーヤン「朝眼が覚めて、隣で寝ている女をみていると、もう少しかまってみようと思うときがあるじゃん。それで女を腹の上にのせて、ペニスをナマで膣に入れたまま、まどろんでいるわけさ。すると女は寝ぼけ眼で、またやるのぉー、危ない日なんだから、これから仕事だから出さないでよ、なんていってるわけさ」

ほう・・・。

ベーヤン「でね、次第に腰を押さえつけて少し動かしてゆくわけ。でね、おっ、デル!、デル!!、といって出ちゃったよ、なんて演技をするわけさ。すると女が『えっ!!、でちゃったの!!?、危ない日だっていったじゃん』なんていうわけ。それで化粧室にいって無気になって膣の洗浄をしているわけよ。そんな女の姿を想像すると笑えるよ」

演技とは知らないんだ(笑)。女の膣って意外と鈍いんだね。

ベーヤン「そうなんだ。それで『妊娠したらどうすんのよ!!。責任とってよね。これから主任に昇進するところなんだから、子供はいらない!、頼んでないでしょうよ!!』と、すごい剣幕でさっさと身支度をして検査薬を買わなきゃ、というのでツンツンとしてでていったよ。これには笑えた。

でっ、その女とは永遠におさらばというわけだね。

ベーヤン「もちろんね。そんなの基礎体温を測っていればればわかることなんだけど、キャリアウーマンって生活が不規則だし、ストレスもあるから年中体温が上下していて排卵日なんかわかんないのよ。だからピルを使うというわけでもないのね」

女の捨て方だね。そのあたりが、ベーヤンの巧みなところだけど・・。

・・・

翆を腹にのせながら・・、もし妊娠したら翆はどうする?

翆「アチキの子供だもん産むよ。絶対可愛いと思うな。それに病院は託児所もあるし、パパママもいるから育てるのに面倒ないし。家族が増えていいじゃん。大きくなったらツカモッチャン先生の美術室で遊ばせようかな」

ふぅーーん、翆は既に一人産んでいるから妊娠に抵抗がない。それに育児休暇もあるし・・・。

翆「そうだ、新しい家に引っ越すかなぁー

なんか別世界の話題にストーリーが転じるあたりが女感覚か・・・。

捨てられる女と、愛され続ける女との違いをみているようだ。

翆「朝ご飯を食べに行こうかねぇー」

女と一緒にすごす時間の長さが、愛され続ける条件か・・・。

小樽の街も雪が消えて、透明感ある青い空が窓からみえている。

 

小樽市相生町

SONYα6600、E18-135mm/F4.0 OSS

ISO100,焦点距離42mm,露出補正-0.3,f/5.6,1/1000

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