☞ Why Christians Submit to the Government wirh John MacArthur
途中、異論のある箇所があるがコメントは差し控える。
7分7秒から11分59秒まで。
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王家の子孫が継承するにせよ、貴族の家系の関係にせよ、財閥の物質的資産にせよ、あるいは軍事力にせよ、民主的選挙にせよ、支配者が権力の座に付く場合、神の御心を度外視した統治権力は存在しません。
神に由来しない権威は存在しない。
神は、今ある権威に対して権威をお授けになります。
冷酷な場合はどうか。
不正な場合はどうか。
最初に、政府における暴力の乱用は、神のご性質を反映してはいません。
結婚における暴力乱用や教会における脱会が神の純粋を汚すのと同じです。
離婚は結婚をずたずたにし、背教は教会を引き裂く。
政府における暴力の乱用は、政府がなしうる善を破壊する。
しかし、乱用によって、その施設が神によって任命されているという真実が消滅することはありません。
人間は神の賜物をすべて悪用します。
邪悪な支配者は、面白いことに、神の目的を成就させるための神のご計画の部分です。
邪悪な支配者は、邪悪な国民を罰するための神のご計画の部分であり、悪を破滅へと追いやるための神のご計画の部分です。
初めに、神は、命や資産の保護、悪と犯罪の抑止、徳や善の奨励など、人間を守り保護するために政府を定めました。
それが神の定めたご計画でした。
権力は、神によって定められました。
権力は、支配者の意向、多数派の意志、あるいは一人の人間の意志によって定められたものではありません。
権力は神によって定められた。
興味深い別の見方が黙示録13章にあります。
何故、神は邪悪な政府を定めるのだろうか。
これは来たるべき艱難の描写です。
竜、サタンが海岸の砂の上に立つ。
これは世界におけるサタンの影響を表しています。
10本の角と7つの頭を持つ獣が海から上がって来る。その者の角には10の王権があり、その者の頭には神を汚す名前があった。
これは反キリストの描写であります。
この獣は豹のようであり、熊のようであり、ライオンのようであった。竜はこの獣に権力と自分の王座と大きな権威を与えた。その獣の頭のひとつが殺されたかのように私には見えた。しかし、その致命傷は癒され、全地は驚愕し、その獣に従った。
その獣とは反キリスト。
彼らはその竜を拝んだ。なぜならその獣に権威を与えたからだ。
彼らはその獣を拝んだ。「誰がこの獣のようであろうか。誰が彼と戦争することができようか」と言いながら。
将来の艱難の時に、世界は反キリストとその背後にいるサタンを崇拝するであろう。
そして、5節、「この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。」
誰によって権威を与えられたのでしょうか。
神によって、であります。
「 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。」
これを聞いて、何か不思議だと思いませんか。
何故、神はサタンにそのようなことをする権威を与えたのでしょうか。
何故、神は反キリストにそのようなことをする権威を与えたのでしょうか。
世界に大混乱と恐怖と悪を与えるようなことを。
何故なら、それは神の目的に適っているからです。
それは、神の裁きの部分だった、そして神の裁きの部分となるであろう。