第1章
キリスト教神学
p31~
Chapter 1
Christian Theology
Part One
The Structure of My Thought
The Defense Of The Faith
Cornelius Van Til
◇◇
神のご性質(attributes)は、ひとつの単純かつ根源的存在とする以外に考えようがない。
全体は部分部分と一致する。
他方、神のご性質は、神ご自身が次第に獲得してきた特質ではない。
そのご性質は、その存在を根本とする。
各部分が集まり、その全体を形成する。
その全体から、われわれは、神における単一性と多様性が等しく基本的であり、かつ互いに依存していることを知る。
弁証学に関するこの教理の重要性は、次のような事実から知ることができる。
(キリスト教)哲学における課題全体は、単一性と多様性の関係という疑問の中に要約しうる。
いわゆる「一つと多数」の問題は、神の単純性の教理から究極的な解答が得られる。
コメント:
ヴァンティルが言うところの「神における単一性と多様性」とは何か。
脚注を参照にすると、「三位一体」のことを指していることが分かる。
部分とは、聖霊、御子、御父という3位の部分。
神における単一性とは、先の記事にあるように、神は唯一お一人であるということ。
欄外注14(要点):
神の単純性に関する教理は、「神はどのようなお方か」という疑問に対する(改革派神学の)解釈の中心にある。神の単純性に関するヴァンティルの理解は、われわれが三位一体を理解する仕方と類似している。すなわち、神の単一性と多様性の等価の極限が存在する。神の単純性の教理に関する重要な点は、神におけるそのような特質が実際に存在するとは考えられない。以下省略。
キリスト教神学
p31~
Chapter 1
Christian Theology
Part One
The Structure of My Thought
The Defense Of The Faith
Cornelius Van Til
◇◇
神のご性質(attributes)は、ひとつの単純かつ根源的存在とする以外に考えようがない。
全体は部分部分と一致する。
他方、神のご性質は、神ご自身が次第に獲得してきた特質ではない。
そのご性質は、その存在を根本とする。
各部分が集まり、その全体を形成する。
その全体から、われわれは、神における単一性と多様性が等しく基本的であり、かつ互いに依存していることを知る。
弁証学に関するこの教理の重要性は、次のような事実から知ることができる。
(キリスト教)哲学における課題全体は、単一性と多様性の関係という疑問の中に要約しうる。
いわゆる「一つと多数」の問題は、神の単純性の教理から究極的な解答が得られる。
コメント:
ヴァンティルが言うところの「神における単一性と多様性」とは何か。
脚注を参照にすると、「三位一体」のことを指していることが分かる。
部分とは、聖霊、御子、御父という3位の部分。
神における単一性とは、先の記事にあるように、神は唯一お一人であるということ。
欄外注14(要点):
神の単純性に関する教理は、「神はどのようなお方か」という疑問に対する(改革派神学の)解釈の中心にある。神の単純性に関するヴァンティルの理解は、われわれが三位一体を理解する仕方と類似している。すなわち、神の単一性と多様性の等価の極限が存在する。神の単純性の教理に関する重要な点は、神におけるそのような特質が実際に存在するとは考えられない。以下省略。