第2コリント10章5節
私たちは
さまざまの思弁と
神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き
すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ
前節に要塞と書いてある。
その要塞とは何かについて説いているのがこの聖句。
パウロが何を言いたいのか、上の日本語訳からではピンと来ない。
1.さまざまの思弁
2.あらゆる高ぶり
3.すべてのはかりごと
これがサタンの足場、すなわち我々の弱点、負の要塞。
早速、それぞれの原義を確認していく。
1.(さまざまの)思弁
英語訳を見ると、arguments、speculations、imaginations、reasoningsなどと訳されている。
原語はλογισμοὺςで、λογισμόςの複数形。思弁とは経験によらず、頭の中で理性だけに訴えて考えること(ネット)だそうだが、普段の会話ではあまり使わない。上の英語群を見ると、屁理屈、空理空論、妄想などといった日本語が浮かぶ。
2.(あらゆる)高ぶり
英語訳、every pretension、every proud obstacle、every lofty opinion・・。
高ぶりでも良いが、高慢、奢り高ぶりなども分かりやすい。思い上がりが良いか。
原語はὕψωμα(high thing)
3.(すべての)はかりごと
この単語は原語を見た方が分かりやすい。νόημαで、νοιέω(exercise the mind)の名詞形。思い、思考、理解、認識力、識別力。
この聖句の主語は我々。
我々は破壊する
さまざまな屁理屈と
すべての思い上がりを
神の知識に対抗して
立て上げられた
我々は捕虜とする
すべての思い(理解、図り事)を
キリストの従順へと至る(ように)
これでも分かりにくい。
要するに
かなり乱暴だが
つべこべ言わずに、キリストの御前に跪け
下手に考えるから、敵に付け入る隙を与えてしまう
ということだろう。
私たちは
さまざまの思弁と
神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き
すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ
前節に要塞と書いてある。
その要塞とは何かについて説いているのがこの聖句。
パウロが何を言いたいのか、上の日本語訳からではピンと来ない。
1.さまざまの思弁
2.あらゆる高ぶり
3.すべてのはかりごと
これがサタンの足場、すなわち我々の弱点、負の要塞。
早速、それぞれの原義を確認していく。
1.(さまざまの)思弁
英語訳を見ると、arguments、speculations、imaginations、reasoningsなどと訳されている。
原語はλογισμοὺςで、λογισμόςの複数形。思弁とは経験によらず、頭の中で理性だけに訴えて考えること(ネット)だそうだが、普段の会話ではあまり使わない。上の英語群を見ると、屁理屈、空理空論、妄想などといった日本語が浮かぶ。
2.(あらゆる)高ぶり
英語訳、every pretension、every proud obstacle、every lofty opinion・・。
高ぶりでも良いが、高慢、奢り高ぶりなども分かりやすい。思い上がりが良いか。
原語はὕψωμα(high thing)
3.(すべての)はかりごと
この単語は原語を見た方が分かりやすい。νόημαで、νοιέω(exercise the mind)の名詞形。思い、思考、理解、認識力、識別力。
この聖句の主語は我々。
我々は破壊する
さまざまな屁理屈と
すべての思い上がりを
神の知識に対抗して
立て上げられた
我々は捕虜とする
すべての思い(理解、図り事)を
キリストの従順へと至る(ように)
これでも分かりにくい。
要するに
かなり乱暴だが
つべこべ言わずに、キリストの御前に跪け
下手に考えるから、敵に付け入る隙を与えてしまう
ということだろう。