金曜日、降って湧いたような突然の寒気も消え去って、朝から燦々とお日様が顔を出した。今日は暖かそうだと、有休消化の1日を何しようかと書斎から庭を眺めると、枇杷がもう小さな実をつけ始めていた。
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妻は娘二人と久しぶり?の昼食懇談会というので、私一人残されることもあり、「そうだ、今日は剪定だ!」と決めた。早速、作業用ジーンズ、ジャンパーに着替えて軍手を手に庭に出た。9時前だった。
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脚立に登って、剪定ばさみで出来の良い実を1本の枝ごとに3個から4個を残して不要の実を切り取る。もう3年目だから、かなりのベテランだ。昨年は実が少なかったが、今年は豊作のようだ。花芽が非常に多い。多すぎて、実が大きくならないのではないかと心配せねばならないほど。収穫が終わったら、少し枝を落とさなくては。伸びすぎて、てっぺん当たりは私の手が届かない。
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枇杷の葉の中に埋もれるように、剪定作業に集中し、妻たちが食事に行ったのもいつか分からないほどだった。そして、終わったのがなんと1時半。5時間弱も懸命に作業していたことになる。もともと集中力はあるほうだが、それにしても5時間! お腹が減ったのも忘れて頑張った!。
<o:p> 隣家のこぶし。満開です。</o:p>
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私のお昼に、と妻が準備していた3色瓦そばを温めていると妻が帰ってきた。女3人で口を動かして満足そう。私も急に疲れが出てきた。気が抜けたのだろうか。
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次の作業は袋かけ。4月に入ってからになるが、再度の選定後に袋をかける。さて、何枚要るだろうか、楽しみだ。
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夕食はビールがうまかった。肉体労働は身体に良いとしみじみ痛感。疲れのためか朝早く起きているためか、急激に眠気が来て9時前には眠ってしまった。
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