ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマン、趣味と独り言でストレス発散

沖縄行(1)

2012-05-29 21:25:41 | アウトドア

 

 

飛び立ってすぐのJTA機。九州は雲の下です。

 

ついにその日が来た。昨年から復活した蝶採集、今年の冬、ワカサギ釣りのときに共にした「ハマさん」が、沖縄に行くなら私も同行するよ、と。最近は蝶の種類が激減して、近場では限界があるとハマさんに嘆いていた時のことだ。ハマさんは20年前に沖縄に採集行しており、その時の印象が「蝶の楽園」だったというのだ。私も沖縄へは仕事で何度も行ってはいるが、那覇を主にした街中であり、蝶が目的ではなかったから、単に暑かっただけくらいしか覚えていない。今思うと勿体無かった。

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JTA機で福岡空港からハマさんと飛び立ったのが金曜の朝10時。2泊3日の採集行で、目的地は主に沖縄本島北部。ヤンパルクイナが居ると言うまだ開発されていない原生林が多い地域だ。ただ最近は環境条例と云うか、蝶でも絶滅危惧種が指定されており、捕獲が禁止されている場合がある。春の天使、ギフチョウやオオルリシジミなどで、沖縄ではフタオチョウが有名だ。ただ沖縄では素人同然の私達がそれに遭遇することはまず無く、沖縄ではありふれた蝶を採集するのだから、特に問題は無いだろうと思っての計画だった。

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小雨模様の福岡だったが、那覇空港に降り立った時は気温も28度超、真夏を思わせる快晴の天気で汗が瞬く間に噴出した。沖縄は梅雨期であり、梅雨の合間ということだったのだが、悪運が強い!と、その日は有頂天だったのだが・・・。レンタカー会社を私が間違えるというトラブルはあったものの、無事に空港でマーチを借りて、カーナビを頼りに沖縄自動車道を北上した。今日の泊りは国頭村にあるJALプライベートリゾートオクマだ。距離で約90キロあるが名護までは高速だし、時間的にも早いので途中で本部にある八重岳に立ち寄ることにした。ハマさんの言では、20年前にはわんさか蝶が舞っていたというところだ。途中のSAで衣服を着替え、3枚肉そばと云う沖縄のそばを昼食に摂って、準備完了。好天と云うこともあって、車の中からでもツマベニチョウなどが飛んでいるのが見受けられて、大いに気勢が挙がった。

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道路に乱舞しているイシガキチョウ。いつのまにかカメラの自動設定ダイヤルが廻っていて、正しく撮れたのはこの写真が最後。

貴重な写真は全てアウト! がっくりです。

 

ハマさんの記憶を頼りに八重岳に乗り込み、森の入り口近くで車を停めたのだが、そこにイシガキチョウや種々の蝶が乱舞していたのに圧倒された。何十頭という蝶が小道や道端の花に群がっていたのだ。これを見て私も無我夢中。めぼしいところを数頭GETした。ただ、この蝶たちは最もありふれた普通種で、3日間いやと云うほど見かけた。それでも私には貴重な種類で、八重岳では2時間ほど網と格闘して満足してオクマに向かった。

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ホテルはJALが開発したリゾートビーチにあって、コテージ風だった。ビーチでは水上スキーやボートなどで遊んでいる人も多く、客は日本全国から集まっていると思われた。皆、夏姿の軽装で私達の山歩き姿は珍しいのだろうか、何事なのか不思議そうに見られたのは恥ずかしかった。

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日が沈む夕暮れの海に面した大浴場で汗を流して、さぁ夕食をと、リゾート内のレストランの案内を見ると、ものすごく高い。定食でさえもコース料理で一人1万円はくだらない。アルコールは必須なので、それを勘定に入れると、とても手が出ない。どうするか思案した結果、近くにコンビニがあったことを思い出した。そこで惣菜やビールなどを買って、コテージ内で二人だけで乾杯。その日の成果を見せ合ったり、翌日の計画を相談したりして、大いに盛り上がった。そして、その日は疲れていたのか9時には寝てしまった。翌日は晴れのち曇りという天気予報に安心して。

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さぁ、出発です

2012-05-25 09:17:17 | 携帯
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待ちに待った沖縄、今から出発です。福岡は小雨ですが沖縄は晴れとのこと。ただ台風が! それてくれと、祈っています。
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久しぶりに孫の話

2012-05-22 20:03:42 | 

 

アマリリスが咲きました。ほったらかしで手を掛けていないのに。

 

スカイツリーが開業というので、大変な人気のよう。物見高い江戸っ子どころか、日本全国から集まっているようじゃないですか。昨日は金環日食がばっちりと見れたようだし、日曜日は何と37歳の旭天鵬が優勝して、白鵬が凱旋隊に加わっていたとのことで、本当に都民にとってはお祭り騒ぎが続いていますね。嬉しいことが続くのは良いこと。景気も少しは良くなるかも。そういえば、日の丸ロケットH2も見事に成功したし、これでロケット商戦にも飛び出せるってものです。でも政府がしっかりと後押ししないとね。日の丸ブランドは安心安全お得ですと。遠い異国のギリシャの騒ぎに巻き込まれないように、そして再び強いブランドの輝きを取り戻して欲しい。

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前置きが長くなったが、久しぶりに孫の話題を。まもなく6歳になる和君。器用で何にでも要領が良く、そのため難しいことをすぐにクリアしてしまうためか興味の対象が頻繁に変わっている。ベイブレードや綾取り、折紙などは卒業して、将棋にのめりこんでいたが、最近はそれにも飽きた様子。ただ相撲だけは2カ月ごとに開催されるので興味が途切れないのか、TV桟敷で応援している。関取の名も良く知っていて、白鵬のファンでもある。時間いっぱいの琴奨菊の仕草や白鵬の立会い時の真似なんか上手なものだ。真似といえばソフトバンクの大大ファンでも有り、摂津の投球フォームや本田のバッティングフォームを解説付きで示してくれる。漢字に興味を持ち出して、新聞を見て試合結果などを見ている。どこで漢字を覚えるのだろうと不思議に思えるが、情報が溢れているので、総合的に判断しているのかもしれない。

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和君、連休中は大阪のキッザニアに出かけた。勿論パパママに連れられてだ。色んな体験をしたと聞いたが、一番は寿司職人。幸運にも最後の定員に滑り込んだという。寿司はもちろん、カツオのタタキなども経験したらしい。回転寿司が大好きな和君にとっては嬉しかったことだろう。

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先日は交通公園で自転車にも乗ったと聞いた。補助輪無しで、すぐに乗れたというから嬉しい。すぐにもプレゼントしてやりたいが、交通ルールをしっかり覚えきるまでは事故が恐いからお預けだ。その他にも空手を習っているし、近々、公民館に将棋の指導を見に行くとも聞いた。私と時々本将棋をするが、序盤をどのように教えたらよいか、困っていたので良いことだ。

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<o:p>和君と奏君の夕食時。カメラ構えると二人がそれぞれにポーズを!</o:p>

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和君の悩みといえば、120センチルールだ。遊園地での乗り物は120センチの身長がなければ乗れないものが多いという。早く大きくなって何にでも乗れると良いね、と好き嫌いを無くすように指導をしているが、少しずつ改善されてきている。やはり活発になって運動エネルギーの消費が大きいと好き嫌いを言っている贅沢は許せないと身体が要求しているのだろうか。

 

今日は和君ですが、次回は奏汰君の最近を。ママの手をずいぶん手こずらせているようです。

 

 

 

 

 

 

 

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ウオーキング初段

2012-05-20 15:52:40 | アウトドア

 

ふと気付けば今日はもう20日。ブログを2週間近くも休んでいた。会社の I 君が骨折して、私がその代行をしていたこともあるが、基本的に学校の授業の準備で忙しかった。授業の内容や問題を考えて、分かりやすく、かつ興味を持たせるように。何しろ90分授業が連続2回なので、教える側も疲れるが、学生たちも眠気を我慢するのが大変そうだ。私も予習しておかないと、変なところでつまづくかもしれない。<o:p></o:p>

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I 君も何とか歩けるように復活して先週半ばから出社してきたので、客先相手の見積りなどはI君に戻した。これで半分、肩の荷は下りた。会社の空き時間を授業対策に充てられるので気は楽になった。ただ数学は守備範囲が広いので、この忙しさは夏休みに入る7月末までは続きそうだ。<o:p></o:p>

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そんななか、土日の休日は相変わらずJRウオーキングに精を出している。そしてとうとう私もウオーキング初段になった。昨年10月にウオーキング3級になってから足掛け半年を費やしてのことだ。何となくうれしい。それにもう一つ、昨日のこと。ついにスタンプが20個になったので、念願のJR特製ペットボトルホルダーをGETした。ウオーキング初段の勲章のようだ。

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ウオーキングは6月の半ばで夏の休みに入る。暑い時期だし、梅雨と重なるので事故が起こりやすくなるので、私見だが夏休みを設けていると思う。再開する秋までは私も蝶採集に専念できる。

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<o:p>今日のウオーキングは門司港駅から13キロを歩いて白野江植物公園。昨年秋に引き続いて優雅にお茶を頂きました。miyさんやハマナスさんのように格調高くはないけれど、美味しかった。</o:p>

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今週末は念願の沖縄採集行だ。梅雨に入っている沖縄本島だが、この期間だけは晴れて欲しい。もちろん台風は厳禁だ。祈るような気持ちで毎日、週間天気予報を見つめている。

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さよならGW

2012-05-07 19:55:35 | アウトドア

 

英彦山モノレールの車窓越しにシャクナゲ園を。

 

ゴールデンウイークも終わってしまった。その最終盤の二日間、九州は遠出をするなら最後ですよというかのように初夏の輝きに恵まれた。連休期間中、どこにも行っていない妻が、JRウオーキングのカタログを見て、佐賀の九年庵なら同行したいと言う。春のツツジと秋の紅葉で有名な九年庵の評判を知っていて、前から一度行きたいと言っていたところだ。そのスタート駅は佐賀の神崎。古代遺跡で有名な吉野ヶ里の最寄り駅でもある。ところが小倉からは遠いので朝一番のバスじゃないと間に合わないし、夏日が予報されているなか、14キロの踏破距離に日頃歩きなれていない妻が耐えられるか心配だったので、急遽英彦山ドライブ+立ち寄り温泉に変更することにした。シャクナゲが見頃でもあるし、英彦山ならば網を持って採集もできると踏んでのことだ。

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快晴の天気の下、新緑の息吹を感じながらビッツは快適に走り、無事に英彦山の銅(カネ)の鳥居に着いたのが10時前。ここから中腹の奉幣殿までモノレールが通っている。もちろん登山道を歩いても良いのだが、帰路に歩くことにして登りはモノレールに乗ることにした。モノレールに乗ってみたかったのと、モノレールからシャクナゲの群落を眺めたかった。

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モノレールのおかげで奉幣殿から英彦山頂までは2時間弱と気楽に登れるようになったので、家族連れのハイキング気分のお客が多かった。もちろん天気も良く、子供の日ということもあったと思う。眼下にシャクナゲが咲き誇っているのを見下ろし、遠くに香春岳や福智山の山塊を眺望して、モノレールは実に快適だった。

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奉幣殿で参拝した後、下りは石段を避けて迂回路を歩いた。もちろん私は網を持って。ところが英彦山の気温は低いのだろうか、天気は良いのに蝶の数が少ない。時期的に少し早かったのかも知れない。

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<o:p>英彦山奉幣殿と満開のシャクナゲ</o:p>

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帰りに赤村の「源じいの森」温泉に寄った。ここはもう数度も来ている。のんびりした露天風呂と食事が安くておいしいところだ。たいして汗もかいていなかったが、風呂に浸かり疲れをほぐした後に、赤定食を食べた。赤米のご飯で、惣菜も山菜がメインで健康食の感じ。(写真を撮り忘れたのが残念)<o:p></o:p>

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連休最後は福智山へ。鱒淵ダム湖畔の私の穴場だ。ここで昨年に続いてトラフシジミなどをGET。<o:p></o:p>

帰りにフィットネスに寄って、翌日に疲れを残さないようにサウナに入った。

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そして今日から普通の生活に。 10日ぶりに接する学生たちは相変わらず元気で若々しく喧騒じみている。この日常が夏休みまで続く。元気をもらえるのだが、そのエネルギーの貯蔵庫が疲労しているのが気がかりだ。

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連休は大忙し?

2012-05-04 21:18:14 | アウトドア

九日間の連休もあっという間にもう終盤。実に早い。早すぎる。これでは消化不良に!と思うのだが、よく考えると、それなりに頑張っている。単に仕事が始まるのが嫌だけなのかもしれない。

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  連休初、二日目は登山で、これはお伝えしたが3日目からは九州は雨模様。これが3日間続いた。この間は行楽というわけにも行かないので、連休中の宿題を片付けた。要するに家庭の仕事。

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<o:p> 我が家の垣根。剪定前後 </o:p>

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手始めが伸びすぎた垣根(レッドロビン)の剪定。大きな植木ハサミも切れ味が落ちて、切り揃えるのも苦労するので、今年は妻に具申して剪定バリカンを買ってもらった。これで楽ちん。そう苦労することも無く無事に剪定を終えたのだが、すると妻がキンモクセイやサザンカ、ナンテンなどがはびこりすぎているのが気にかかる、と。この一言でさらに私の植木職は二日間を費やした。キンモクセイなどは高いので脚立に登って悪戦苦闘、懸命に刈り揃えた。それが終わるとミカンの消毒、ミニ菜園の手入れなども。おかげ様で庭はすっきり、春野菜も無事に植え付けが終わった。これを見て妻の一言「なんだかキンモクセイが可哀想・・・!」

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<o:p>左:花が満開の八朔。中:ミニ菜園(ゴーヤ)。 右:ミニ菜園(大根)</o:p>

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次の日はワックス掛け。我が家のワックス、もう2年以上もかけていない。孫たちの遊びも活発になって、フローリングも傷が目立つようになってきたので、早い時期にワックスをと思っていたのだが、連休で孫達は来ない。この時期しかタイミングがない。1Fから3Fまで、家具を動かし雑巾掛けをしてワックスを塗って、それも最低2回。キッチンなどは3回も塗るので、丸々1日掛かった。疲れ果てたが、家の中は綺麗になった。孫達が来るまでの束の間だとは思うが・・・。

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そして今日は4日ぶりにJRウオーキング。海の中道海浜公園だった。博多湾を囲む金印で有名な志賀の島へ続く岬の公園で、広大な公園敷地に花園や動物、遊園地などのテーマパークが揃っていて、絶好のファミリーパークになっている。子供の日にちなんで入場料が只というので、JRウオーキングもそれに協力したのだろうけれど、大勢の人で溢れていた。ウオーキングは公園内を廻るのだが、単に周回するだけで6キロ、ふれあい動物園やバラ園など、寄り道すればあっという間に1日が過ぎてしまいそうだった。

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<o:p>左:海の中道海浜公園入口。 中:クジャクが歓迎してくれたのか、怒っているのか! 右:ニシキエビというイセエビの何倍も大きなエビ。見ず知らずの女性が大きさが分からないでしょうと手をかざしてくれました! 小さな親切、大きなお世話・・・</o:p>

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これで、連休も残り2日。寂しいような気がする。こうなると次の連休は、と考えるが、それは夏休み。私も学生時代と同じように夏休みが楽しみに思えるようになっている。

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城山登山

2012-05-01 17:23:51 | アウトドア

 

連休二日目、今日も良い天気だ。

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昨日の疲れも無く、JRウオーキングで宗像の「城山(じょうやま)登山」に参加することにした。人が多いだろうから蝶採集は無理かもしれないとは思ったが、ツマキチョウには未練が残る。最後のお願いと、ザックには旅行用の短い捕虫網を忍ばせて家を出た。

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赤間駅でスタート受付したのち城山へ。相変わらず参加者が多い。城山は400mにも満たない低い山なのだが、一気に急勾配を登るので疲れる、それもウオーキング者が隊列を組むかのように、連なっているのだから途中で簡単に休むことが出来ない。私は大汗をかきながら懸命に登った。ただ連日の登山行なのに、疲れを感じなかったのが嬉しかった。

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半分くらい登ったところで、昨年秋に知り合ったI さんと出くわした。さすがに疲れていたようで、途中で休憩していた。ウオーキングで会うのは今年2度目。連れはやはり女性のHさん。 押し花が趣味で知り合ったと思うが、特に気が合ってウオーキングもということのようだ。健脚?の私は彼女たちを追い抜いて、一足早く山頂へ向かった。

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1時間強くらいの登山ではあるが、参加者が多いので早足になるし、途中で休憩もしなかったので、気温が高かったこともあるが頂上に着くときにはシャツはもう汗が滝のように。

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山頂は大勢の人であふれていた。後で知ったのだが、この日は年に1度の「城山まつり」とかで、宗像市民がウオーキングとは別に集まっていたのだった。ほどなく、Iさん達も元気に到着。彼女たちからサンドイッチやお菓子などを頂いて一緒に休憩した。私がウオーキングのスタンプが15個になったと得意気に言うと、Iさんはもう20個もらって、水筒ホルダーをGETしたよとベテランのしぐさ。元気に毎土日に参加しているとのこと。私よりやや年上だが、歩く速さは私より早く、元気なものだ。

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<o:p>山頂で「城山まつり」。右は山頂の楠木。木の精が見守っていました。</o:p>

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10時になって、山頂の神殿でお神酒などを奉納して祝詞をあげる城山まつりが始まったが、私達はそれを横目に下山を開始した。登りは城山の西コースだったが下りは東コースで教育大の裏手に出る。10時半にその東コース登山口まで下りてきたが、そこではゼンザイがふるまわれると聞いていたので、期待していた。

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見るとテントの中では大きな釜に薪が燃やされ、たっぷりと入ったぜんざいには白い餅が浮かんでおり、甘い香りが漂って食欲がそそられる。ところが誰も寄らずに閑散としている。おかしいなとは思ったのだが、ぜんざいの誘惑には勝てず、ぜんざいは頂けるのかと尋ねたら、「一応11時からの予定なんです。」とエプロン姿の女性が気の毒そうに云う。前の張り紙読むと、確かにぜんざいは11時からと書いてあった。

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「楽しみにしていたのに残念!、一人だったらあと30分待つ気持ちになったかもしれないが」。 Iさん達はそんなにがっかりした風でも無く、城山の名水を補給した後、ゴールの赤間駅に向かった。私は後ろ髪をひかれつつも後を追った。

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その後、ゴールの赤間駅まで一緒に行動したのだが、この日も目指すツマキチョウは見当たらず、結局は網を使うチャンスは無かった。(教育大の裏手でオナガアゲハを数頭見かけたのだが、網を取り出せなかった) 今年はもう時期的にアウトだ。なんだか淋しい。

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