ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマン、趣味と独り言でストレス発散

アサヒビール園

2017-12-25 22:37:13 | 平々凡々
今日はクリスマス。とは言っても別段変わることはなく、妻と二人きりなのでケーキもない。静かな夜だ。孫達はそれぞれの家庭で幸せなひとときを過ごしているに違いない。テレビを観ると毎日系で「クリスマス音楽祭4時間半生放送」とか銘打ってクリスマス音楽特集を放送していたが、私が知らない若者向けの曲ばかりで、じっくりと聴きたい「ホワイトクリスマス」などの定番は無さそうなので早々とチャンネルを替えてしまった。

 毎日が日曜日の私ではあるが、この年末二つの忘年会があった。最初に地域の囲碁愛好家の忘年会。10人が参加して午前中に囲碁を楽しんだ後、午後に酒を飲んだ。そして一昨日の金曜日、週に1回技術指導している博多の会社の忘年会で、アサヒビール園で開催された。ジンギスカンとしゃぶしゃぶの両方が準備されていたが、私はしゃぶしゃぶの前に座った。この年になるとあっさりとした感じが好ましい。それとは別にカニも出ていたがカニは身を取り出すのが苦手で、足一本だけ食べて諦めた。
 
 アサヒビール園で
 
 
 昨年サッポロビール園で。
 

 ビール園と言えば昨年夏の北海道旅行の最後にサッポロビール園に行ったが、このアサヒビール園も広くて500人程度は収容できそうな広さで、忘年会シーズンと言うこともあってか席は満杯の盛況だった。私は先生、先生とおだてられ、良い気分でビールをジョッキ2杯、日本酒を1杯飲んだのだが、それだけで酔っ払ってしまった。昔はジョッキ5杯は軽く飲めたのに! 

 ここはパートも含め従業員が20人程度の小さな会社なのだが、その分従業員はみな家族と思っているようなアットホーム的な雰囲気であり、みんな仲が良い。この夜も飲み放題、食べ放題で騒いだ後に、恒例のビンゴゲームが開催された。賞品は2千円から5千円程度のコンビニなどのプリペイドカード。全員がもれなく当たる仕組みとなっている。昨年は私は3千円のカードが当たったが、残念ながら今年は2千円だった。でもビンゴで景品をプレゼントするという会社の親身な計らいが授業員には嬉しいに違いない。

 忘年会も9時前には終わり、私は久しぶりに新幹線に乗り小倉に帰った。現役の頃は博多で遅くなった時は新幹線をよく利用していたなと思いだした。乗り過ごすと次の停車駅は広島。絶対に眠らないようにスマホをいじくっていた。
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明礬温泉

2017-12-15 11:52:14 | 紀行
 今年は寒い。本当に寒い。毎週のように寒波が来ている。ラニーニャ現象が原因のようだが、今冬いっぱい続くのだろうか。このままでは毎晩の湯たんぽが欠かせないし、年末の大掃除・餅つきが怖い。それに枇杷。今、花が咲いているが気温が氷点下に下がると一昨年のように花芽が枯れてしまう。何とか氷点下に下がらないことを祈る。

 先週、別府八湯の一つ、明礬温泉に出かけた。春は鉄輪温泉だったが、今度は鉄輪の山の手にある明礬温泉。この二つの温泉はお隣さんくらいに近いのだが泉質は全然違っていて、明礬は硫黄泉であり、硫黄成分を結晶させた湯の花が有名だ。ここ明礬は5年くらい前に娘の案内で泥湯にも行ったことがあって、硫黄泉、乳白色に変化する湯、美肌を作る泥湯と不思議な温泉なのだ。

 日曜日の昼前、冷たい雨が降っている小倉をマイカーで出発した。先日更新したばかりのカーナビが初めて役に立つ機会だ。目的地に明礬温泉岡本屋を入れると、カーナビは当然ながらルートを東九州道を選択し、到着時間も2時間くらいだと示した。

 高速道明礬橋の下の明礬温泉から別府湾を観る。正面が高崎山 
 
 明礬地獄
 
 湯の花を造る湯の花小屋。観光客で溢れていた
 

 雨が降り続く中、マイカーは順調に走って2時過ぎには明礬温泉に到着したのだが、チェックインは3時。1時間弱も時間があったので明礬の湯の花製造小屋を見物した。硫黄成分を析出して造る湯の花は江戸時代から設けられていたようで、今では見学スポットになっていて、中国や韓国からの観光客も多くて大型バスが何台も入っていた。

 露天風呂を独り占め
 
 温泉卵は観光客にも大人気
 
 明礬温泉名物地獄蒸しプリン
 

 3時になるとすぐさま岡本屋にチェックインし、早速露天風呂に入った。この頃になると雨も止み、青空も覗いてきて露天風呂が気持ちよかった。温泉の成分が酸化して青白く乳白色になるのがこの温泉の特徴なのだが、早い時間帯の入浴と言うことで、私一人で広い浴槽を独り占め、温泉を満喫したのだった。その晩は例によって美味しい料理とお酒で酔っ払って大河を目をこすりながら見た後に早々と寝てしまった。

 翌日は朝湯に入りゆっくりした後、旅館を出て別府市街でお土産などを買い無事に小倉に戻った。年に2回の温泉行、今年は噴火のために霧島に行けなかったのが残念だが、まだ機会はあるだろう。霧島ホテルの超大浴場は何度入っても気持ちよい。
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日田彦山線

2017-12-09 10:18:37 | アウトドア

 私の愛車はヴィッツ。愛車と呼ぶには大衆車過ぎるかも知れないが小回りが利くし運転もしやすく、お尻周りもふくよかで気に入っている。そのヴィッツもはや6年が経つ。あちこちに傷が入ってはいるもののまだまだ。近接センサーやバックカメラも装備しているので安全対策も充分で非常に乗りやすい。だから乗りつぶす覚悟だ。ただ問題がある。それはカーナビ。

 最近はどこへ行くにもカーナビに依存することが多い。知っている道でも交通渋滞などが表示されるので便利で安心なのだ。そのカーナビも地図データは6年前のもの。九州では高速道路の東九州道も宮崎まで開通し、それに応じて各地でバイパスが整備されてきているので、カーナビに依存するととんでもないことが起きたりする。逆に道に迷ったり、遠回りすることがあるのだ。特に東九州道を認識していないので不便なこときわまりない。東九州地域ではカーナビを使えないのだ。

 で、6ヶ月点検の際に地図データを更新することにした。前回はウイッシュであったが、その機種はDVDで更新価格は8千円くらいだったので、今回もそれくらいだと思っていた。が、聞いて驚いた。2万円超というのだ。

 ディ-ラーから担がれていると思ってネットで調べたのだが驚いた。なんと地図ソフトは各種出ているが、軒並み2万円以上なのだ。これは、!
地図ソフト屋の談合に違いない! ・・・と言っても最新地図データがないとカーナビは使えない。泣く泣く2万1千円を出して購入することに。でもこれで遠乗りも大丈夫だ。しばらくは安心してドライブすることができる。特に福岡県南部は水害で道路が寸断されていたので大助かりだ。道路公団も九州での整備事業も一段落しただろうから、ヴィッツも終生安心だ。

 今年のJR九州ウオーキングも11月末で終わった。足腰に自信が無く登山は控えて運動をウオーキングだけでお茶を濁しているので、2月の早春ウオーキングまでの休止期間はちょっと辛い。この期間は散歩やジムに精を出さなくては、と思うのだがなかなか身体が動かない。

 そのウオーキング、日田彦山線独自の企画でスタンプラリーが催されている。2年間で10回、ウオーキングに参加すると日田彦山線各沿線の名産をGETできるというもの。日田彦山線は例の水害で日田付近が不通になって、復旧がいつになるか分からないというローカルなのだが、お客を少しでも呼び寄せたいという沿線地元の村興しなのだ。

 

 11月の最終土曜日、私のスタンプカードに10個目のスタンプが押された。「人間の門」の香春駅で。スタンプが有効な3年丁度だったのでぎりぎりの達成だった。そして2週間後、名産が送られてきた。「うめぼし」「らっきょう」「ゆず胡椒」「タケノコ水煮」 いずれも田舎の匂いがする健康食品。ありがとうございました。
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舞い散る落ち葉の中で

2017-12-07 14:05:19 | 平々凡々
 今日は大雪だそうだ。それに併せるように九州は寒気に覆われて寒い日が続いている。一昨日はついに湯たんぽを使いだした。寒すぎてトイレも近くて眠れないのだ。

 さて、先記事でも書いたが、会社をリタイアすると毎日が日曜日!で、身の周りに変化がない。このためブログアップがついついおろそかになっている。これでは先がないので、記事内容に変化を持たせることにした。具体的に言うと随想をテーマに入れることにした。もともと私のブログは随想記事からスタートしたので、原点に戻ると言うことかもしれない。色んな思いを我流で書くことにする。

 

 写真は博多駅筑紫口中央通り。平日の昼下がりだ。銀杏の葉が盛んに舞い散って風雅な趣を感じたのでスマホに納めたのだが、それを見た通行人が数人同じようにスマホを取り出してシャッターを押していた。やはり同じように何かを感じたのかも知れない。銀杏の黄色の葉というと私には特別な思い出がある。それは大学生の頃。熊本の大学の構内にはたくさんの銀杏の木があって、師走時分には構内が黄色の葉に埋め尽くされるのだった。それが風に吹き飛ばされて舞い散る様は、貧乏学生だった私には寒々とした中で一種の安らぎにもにた感情を起こさせてくれた。黄色の葉が実に鮮やかで、散った葉にも趣を感じたのだった。

 丁度その頃、3年生だった私は進級に必要な単位を落としていて、流年が確実な状況であり、実家の両親にどう伝えようかと悩んでいたのだった。流年するとその間は奨学金は下りず、その分、親の負担が増えるので親に迷惑を掛けると。もちろん遊びすぎて授業に出なかった私が悪いのだが、いざ、それが決定すると・・・。寒風が吹きすさぶ中で、襟首を立て学食に向かう道で銀杏の葉を愛おしく感じたのだった。・・・今更反省しても遅いよ・・・どうしようか・・・どうしようか・・・どうしようかと。
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