ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマン、趣味と独り言でストレス発散

久しぶりの雨、北海道の思い出を纏めています。

2016-08-28 10:24:19 | 紀行
 北海道から戻ってちょうど一週間、今日は一ヶ月以上ぶりに雨が降っている。連日猛暑日だったので今日の雨は非常に嬉しい。恵みの雨だ。気温予報も29度で秋を少しは感じられるかも知れない。

 さて、北海道わいわい旅行もいよいよ最終日、4日目の話を。

 サッポロビール園でジンギスカンを味わい、ビールをたらふく飲んですっかり満足して眠りついたおかげで、札幌の朝は快適に目覚めた。ただ連日のご馳走責めでお腹の方は布袋様と見紛うばかりとなっている。体重計に乗るのが怖いが、3キロは太ったかと思う。それでも北海道を味わい尽くさねば、と言う娘達の思惑は強いものがあって、その日の朝食はホテルのバイキングの代わりに海鮮丼ということで、早めにチェックアウトして場外市場に出かけた。


北海道の海鮮丼といえば、イクラやカニが山のように載っているが、これはミニ海鮮丼とでも言うべきか。

ご飯好きのアンちゃん、箸も上手に使って食べます。

 海鮮丼で満足した私達、場外市場を巡ってお土産漁り、その後は二条市場にも回って、生鮮物のお土産は充分。




メロン一切れ200円。アンちゃんも私も頂きました。

二条市場では生牡蠣を食べた。旨かった。


 二条市場を出る頃は札幌は日も射して良い天気、さぁ千歳空港へ。北海道最後の移動だ。私たち夫婦は次女が運転するビッツに乗り込み、私はうとうととリラックスしていた。千歳まで高速道で行くのだなと朧気に感じていたのだが、娘のなにやら慌てふためいた声で我に返った。なんとシートベルト不着用で捕まっていた。私と妻が九州と同じような感覚でシートベルトをしていなかったのだ。このためにゴールド免許を失うことになった次女、「ご免なさい、タクシーの運転手に言われていた注意をすっかり忘れていました!」

 落胆した気分で12時半に新千歳空港に着いた。出発時間まで2時間弱あったので悠々間に合うと思っていたのだが、空港内は身動きができないくらいに混んでいた。台風が接近しているので旅程を早めにと思ったげた人が多いのか。旅慣れた婿殿が搭乗手続きなどをしてもらい女性陣は最後のお土産買いに奔走、私はアンちゃんをお守りしてうろうろしていた。(実は空港内で迷い子になってしまった! JALカウンターが目印だったのだが、方向感覚がなぜか鈍っていた)

 手荷物を預けて搭乗口を通過したのが、発時刻の20分前、もう搭乗しており慌ててトイレに駆け込んだ後に737機に乗り込んだ。座席は往路と全く一緒。アンちゃんも落ち着いてママに抱かれていた。千歳は雨、飛行機の窓に雨が降り注いでいたが、無事に北海道の空に舞い立った。




 737,福岡直行便は快調に飛んで福岡空港に向かって機首を下げた到着の15分前、シートベルト着用を指示された時なのだが、今まで機嫌が良かったアンちゃんがぐずりだした。最後部のトイレ方向を指さして「うんち」と泣き叫びだしたのだ。「おむつの中にしても良いよ」とママが言うが、顔を真っ赤にしてアンちゃん泣き叫ぶ。着陸前のしんとしたの機内が異様な雰囲気に見舞われたのだが、そうこうするうちに737機は無事にランディング、すぐさまママがトイレに連れていった。(結局、アンちゃんはうんちじゃなくて、耳が気持ち悪かったみたい。行きはなんともなかったのだが)

 福岡は連日猛暑が続いていて、この時も36度。北海道で楽をした身体がこの暑さに耐えられないと悲鳴を上げていた。
 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道わいわいファミリー3日目

2016-08-25 09:47:17 | 紀行
 三日目、旭川はやはり雨だった。終日雨の予報だったので諦めていたのだが、やはり残念だ。アートホテル13Fのレストランから市街地を見渡すと遠くに川が見えた。水かさは多そうだ。道東では台風7号による雨でかなりの被害が出ているそうで、旭川も結構降っているようだ。私達はコンビニに立ち寄って傘を買い求め、旭山動物園に赴いた。
 
 
 旭川市街。

 旭山動物園西口には10時前に着いた。雨が降りしきっている中、広い駐車場はかなり埋まっていてなぜか焦る心境だ。昔、台風の中で東京ディズニーランドに行ったが、その時と同じ、負けちゃいられないと。孫達はカッパを羽織り、私たちは傘を差して。入り口のすぐ近くにペンギン館、そして猛獣類が集まっていた。動物自体は小倉でも「到津の森動物園」があって、珍しくはないが、それでもレッサーパンダの放し飼いに似た飼い方やウンピョウなどは感心した。それにベンガルトラは大きくて、威勢が良くて、ライオンよりも強そうだった。

 
 旭山動物園西口近く。
 
 シマフクロウ。ハリーポッターでも騎士の象徴とされている気高いフクロウ。眼光が鋭かった。 
 
 丹頂。やはり北海道を代表する鳥。華麗な求愛ショーを観たいものだ。

 この頃から雨脚が強くなって、道路が川のように水が流れ、側溝からは水が噴出するようになってきた。私の靴はもう水浸し、孫達もビショ濡れ。動物たちのショーも中止と放送されていたので、早めに出ることにした。向かったのは旭川ラーメン村。

 
 ちょうど昼時のラーメン村、大勢の人で賑わっていた。
 
 麺類を上手に食べるアンちゃん。堂に入ってます
 
 

 ラーメン食べてお腹も満足して、さぁ、札幌。およそ150キロの道のり、高速道を使って2時間程度、早めに着くので北海道大学やジャンプ場などの札幌の名所を見物するつもりだった。ところが、50キロほどのところで急に渋滞。のろのろとほとんど進まない。事故でもあったのあろうかと訝しんでいると高速道が災害で不通、滝川インターで一般道に降りるのだと長女から連絡が入った。ケータイで調べたのだろう。それからわずか500m先の滝川インターを降りるのに1時間以上も掛かった。

 
 
 右側の料金支払いレーンは身動きできないくらい遅々として動かない。
 
 この原因はどうもETCのようだ。北海道は高速文化が広まってないようで、ETCが無い車が圧倒的に多くて、インター出口で料金支払いに手間取っていたようなのだ。九州では考えられない。ETCの器械は高いが、すぐに元を取れるのに。
 高速道区間は次女(奏ママ)が運転していたのだが、このトラブルで疲れ果てた様子だったので、一般道に降りてコンビニで小休止した後は私が札幌まで運転することになった。運転して気づいたことだが、道が悪い。ピンポイントでの舗装手直し場所が多いのだ。寒暖の差が大きいので、舗装が痛むのかも知れないが、舗装修理区間はタイヤが少なからずはねるので注意が必要だ。それに一車線区間が多い。交通量が少ないのだろう。そんなことを考えながら走り、タクシーの運転手から教わった、「スピード違反」「後部座席シートベルト着用」がおぼろになっていた。これが最終日に問題として浮上する。

 
 
 
 

 さて、札幌には2時間以上遅れて6時に着いた。どこにも見学に行くことができずに、ホテルにチェックインした後、サッポロビール園に出かけた。札幌は小雨で土曜日のためでもあったか、大勢の人で溢れていた。私たちは旅行会社を通じて7時に予約していたのだが、総合案内カウンターではその記録が見つからないという。慌てたが、支配人らしき人の采配で何とか席を確保してもらって、無事にジンギスカンを楽しむことができた。もちろん、ビールは旨く、日頃はそんなに飲めない妻もジョッキを空に、お替わりするくらい飲んだ。
 札幌の星空、トマムの星空、旭川の星空、楽しみにしていたのだが、結局見ず仕舞い。明日は帰福だ。
 
 

 
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何とか無事に北海道!

2016-08-22 20:10:29 | 紀行
 何とか無事に帰り着いた。時季外れの雨で大変な被害が生じている中で、奇跡的と喜ばなければならないのかも。旭山動物園ではキリンと同じように豪雨に打たれ、道央高速道は災害で不通、無理矢理に一般道に下ろされて札幌着が大幅に遅れるなどの想定外が頻発した旅だった。ただ運が良かったのは往復の飛行機、台風の狭間を突いて何とか飛んでくれた。今現在、台風9号が本州を北上し、さらに追い打ちを掛けるかのように北海道を窺っているとニュースが流れている。なぜ道東ばかり襲ってくるのか、気の毒に思う。今年の天気は本当に異常だ。

 
 18日、炎暑の福岡から逃げるようにJALに乗り込んだ。娘2家族と私たち夫婦の総勢9人、妻と長女が念入りに練った行程計画だった。メインはトマム、星野リゾートでの雲海テラスと旭山動物園。台風で飛行機が飛ばない心配はしていたけれど、雨が降るなどとは露にも思ってなかった。それでも北海道は初体験の我が家のファミリー、色んな体験をした。そのレポートを写真で紹介する。

 
 737の機内でアンちゃん。イヤホンを恐る恐る耳に。

 
 千歳からトマムへはレンタカーで。途中のサービスエリアで早速アイスクリームを。おいしかった。気温は25度。福岡より10度以上も低かった。

 
 
 トマムの星野リゾート、ザ・タワー。36階建てのホテルだそうだが、私たちは23階。3つの部屋に分かれた。

 
 
 翌19日、4時半起きで雲海テラスに行く予定だったが朝から雨。スキーリフトを改造した(らしい)ゴンドラが運行中止とアナウンスが。がっかりだが仕方が無い。女性陣や孫達はプール に。 私は雨が止みそうな気配だったので計画通り蝶採集。9時過ぎに雨が止んだのでリゾート内を旅行用の補注網を持って、散策開始。悪天候にも係わらず結構蝶は見かけたが網が短いのと草むらが深くて捕獲できず。もう少し晴れ間が覗いていたら蝶も出てきたと思うが残念だ。それでも九州では数少ないヒメキマダラヒカゲなどを採集した。

 
 プールの後、孫達は「川の探検」に。私が蝶採集で歩き回っていた時に遠くから見つけた。

 
 トマムから旭川に向かう途中、ファーム富田へ。

 
 夕食は富良野で焼き肉。長女が是非とも食べたいと予約していた。

 北海道2泊目は旭川。翌日(3日目)の天気予報は雨。トリプル台風が日本を窺っているとのニュースを知った。焼き肉で満腹だったので「ケセラセラ」と寝てしまった。
 オリンピックでは無敵のレスリングの吉田選手がなんと負けたと知った。彼女ほどの選手が!と唖然。


 続きは後日。今考えると最初の二日は雲海テラスが駄目だったものの、まぁ良かった。旅行後半3,4日は旭山動物園から札幌。奮戦しました。


 先記事のコメント返しはこの記事、次回記事で載せますのでご容赦ください。
 

 
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風7号、消えてくれ!

2016-08-15 10:27:22 | 平々凡々
 1ヶ月以上も雨が降っていない。冷水で顔を洗いたくても湯しか出ない。連日36度越えの猛暑の中、扇風機を横に息を潜めてテレビに見入っている。内村選手、驚きの大逆転劇だった。連日のメダル獲得ニュースに暑さ以上に血が沸き立ち興奮している。オリンピックもいよいよ後半。今度は期待のレスリングが始まる。我が国が誇るスーパーナデシコ達、笑顔で輝く姿を見たいものだ。

 
 ピアノが好きなあんちゃん、見よう見まねでなんとか様になっている。

 さて今週は北海道。楽しみに計画を練っている。ポイントはトマム。雲海を観た後にどうするか、気球・川下り・森の探検など子供達にとってはぜ~んぶ遊んでみたいイベントだろうが、時間の制限もあって未だに悩んでいる。事前予約が必要なものもあるので気は焦るばかりだ。そんな中、なんと台風7号が現れた。6号は北海道東部をかすめて通り過ぎるので、大丈夫だと思っていたのだが、続けて7号とは。

 
 
 お兄ちゃん達のベイブレードで遊ぶアンちゃん。「ゴー シュート!」と口の中で唱えて回します! 

 この7号、関東に上陸して東日本を縦断する形で北海道に向かうコースが予想されている。それも17日から18日。私たちの飛行機は18日の昼だ。どうなることだろう。台風で欠航かも知れないし、うまく飛んでも初日のトマムの天気が心配だ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンピックが始まった。

2016-08-07 20:54:46 | スポーツ観戦
 オリンピックが始まった。今回のリオオリンピックは金メダルが14個も獲れると前評判が良い。昨日の開会式、そして今日の1日目とエアコンを全開にしてTV桟敷に座っていた。外は36℃の酷暑、カーテンを閉め切って日光を遮断して。熱中症の心配が人ごとでは無いような気がしている。

 競泳、体操、そして柔道・・・、メダルラッシュに初日から沸くのではないかと期待して観ているのだが、初日の感想は「やはり甘いものではない」。競泳陣は萩野・瀬戸のワンツーとはいかなかったが、それでもワン・スリーフィニッシュを達成し、若い池江選手もレースごとに記録を伸ばして、実に嬉しくて愉しいのだが、残念なのは体操。昨夜遅くまで観戦していた妻が言うには「総崩れ」。これほど出来が悪い日本は見たことが無いくらいに悪かったそうだ。団体で優勝!を合い言葉にチームのまとまりを優先していると思われるが、大丈夫だろうか。それでも得点結果を見ると4位の日本は1位との差はわずか1.2くらいしかなかった。これほど失敗してもこの得点差なので、決勝になれば何とかなるのではないかと思うのだが、選手には意識改革も必要なのではないかとも思える。団体優勝はもちろん最高ではあるが、個人の結果の集大成が団体に繋がると考え、「まず、自分の成績を上げることに全力を尽くす」ことが必要ではないか。先発が失敗しても自分だけはメダルを獲る!と。内村選手が鉄棒で落下して種目別に出られないと聞いたときに第一番に感じた。「メダルが逃げた!」と。

 今日一番感動を受けたのが三宅選手の銅メダル。スナッチ、ジャークの両方とも最後の最後で気力で揚げた。ジャークの揚げる時の顔は実に恐ろしいくらいの気力だった。やはり世界で勝つということは生半可なことではない。彼女の気力に感嘆した。

 惜しかったのは柔道。高藤選手は金メダルを取れる実力はあったとおもうが、彼のインタビューは「調子が良くて、身体が反応しすぎた。それさえなければ一本ではなく技ありくらいで押さえられ、逆転で勝てたと思う」。 勝つと言うことはやはり大変なことだ。実力は必須だが、それだけではない。勝利の女神、運と言う要素が不可欠だと改めて感じた。

 オリンピックを観ていて感じたこと。それはやはり「世界を知る、自分を知る」ということ。最近読んだ「カエルの楽園」は風刺小説ではあるが、体操の結果を聞いて「井の中の蛙」ではないかと自問自答することも大切ではないかと考えたりした。

 

 オリンピックはまだ始まったばかり。初日の今日はメダル5個。これから毎日積み上げてほしい。大いに期待している。内村選手、頑張れ! 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする