ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマン、趣味と独り言でストレス発散

タケノコ狩り

2008-04-29 21:11:26 | アウトドア

   タケノコがあちこちに顔を出してました

 

   退職後、音信不通に近かった遠賀のAさんから電話があった。懐かしい声で元気そうなので安心した。タケノコが最盛期なので、来い! という。私もGWの定例行事として、どうしようかと考えていたところだったので、即座に伺うと答えた。

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 はまさんに連絡取って、日曜の朝、張り切って出発した。 途中、お土産のビールやら弁当を買って、Aさん宅に着いたのが10時。Aさんが待ちかねていると思っていたのだが、玄関先から声をかけても、返事がない。TVの音はしているし、車は置いてあるので、居るはずなのだが?

 仕方ないので、メモを書いて分かりやすい所に置き、かって知ったる倉庫からタケノコ掘りの道具類を取り出して、はまさんと二人で山に入った。

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 例年通りの場所に、昨年と同じようにドラム缶とクドがあった。毎年のことだが、このドラム缶でタケノコを茹でるのだ。横の谷川でドラム缶を洗って、水を入れて、枯れた孟宗竹を集めて火をつける。毎年のことで手慣れた行動だ。火が燃え立ってからタケノコ掘りだ。専用の鍬とコンテナを持って山に入る。ちょっと入ったところで、もうタケノコがわんさと顔を出していた。探す手間は全く不要だった。その場で竹の皮をはぎ、コンテナに入れる。あっという間にコンテナいっぱいとなった。

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空き地に戻って、ドラム缶にタケノコを投げ込んで本格的に茹で方開始! Aさんがいつも準備する灰汁抜き用のトウガラシがないので、スーパーに買いにゆかねばと車を出す準備していたら、なんと妻が糠を準備して持たせてくれていた! これにはびっくりした。 まさか、こんなことまで想定していたとは。

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 ご近所さんに70%をおすそ分けしました。残った分です。

 

これですっかり安心、茹で方に専念できた。1時間ほど茹でた昼過ぎに、軽トラが上がって来る音がした。Aさんだ。メモ書きを見て、駆け付けたのだ。どうも酒に酔って居間で寝ていたようだ。半年ぶりの再会だが、お腹が出ていた。私を見て髪が真っ白くなった。という。互いに半年間の変身に驚いた。

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Aさん、寂しかったのだろう。毎日、暇を持て余していたようだ。畑仕事はあるが、冬場だったので農閑期だし、山仕事も一人では危ないので控えていたのだ。しきりに会社の現状や知人たちの現況を知りたがる。積もる話に花を咲かせた。

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4時半すぎにタケノコ狩りは終了。後片付けをして、八朔も山のように車に積んで辞去した。Aさん、耳が遠くなって電話が不自由らしい。これからは定期的に様子を見に訪れなくては

 

 

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妻の還暦

2008-04-27 20:59:46 | 平々凡々

       次女からのプレゼント

 

   金曜日、妻が還暦を迎えた。私とは1年違いだ。結婚して33年、私と共に暮らした歳月のほうが長くなっている。仕事を理由に家庭を顧みなかった私の代わりに、長男の嫁として良くしてくれたと感謝しているが、口下手なのと恥ずかしがり屋なのでそれを伝えることができない。態度で示したくとも、根が横着なのでそれもできない。(涙)

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 家族でのお祝いは来月に旅行すると決めていたので、その日は身内だけのささやかな祝いだけだった。私は出張帰りにケーキを買い、娘二人は寄せ書き付きのバラの花束に、夫婦茶碗と夫婦湯呑も添えられていた。

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娘たちからは、家族全員が集まって食事でも、と提案されたが、和音君の入院騒ぎ以降、ゆっくりとしていなかったので、夫婦二人だけの静かな時をもちたい、と断ったらしい。60年間の想いを喧騒な中に埋没させたくなかったようだ。私としても嬉しい想いだった。

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結局その日の夕食は、私の誕生日に娘からプレゼントされていたフランス産の赤ワインと、薄肉ステーキだった。娘たちが孫を連れて帰った後の慌ただしい余韻が残ってはいたが、これから始まる新たな二人だけの旅立ちを祝うには、充分な時間だった。

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<o:p>ケーキに手が届かなくて、悔し涙を出している奏汰君。</o:p>

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ローカル線の旅

2008-04-25 21:22:44 | 紀行

     九州新幹線「つばめ」です。

 

  ゴールデンウイークの前に懸案事項をかたずけておこうと、木・金は八代、飯塚へ出かけた。ローカル線の旅だ。ぐずついていた空も、春らしい陽気となって、1両編成のローカル電車の旅も心地良かった。こいのぼりが威勢よく泳いでいる情景が何度も目に入り、赤紫に彩られた蓮華畑が展開し、黄色の菜の花が所狭しと咲き誇っている風景は、まさに日本の春だと感じた。

 

   降り立ったローカル線の駅です。「たのうら御立岬公園駅」

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 こんな呑気なことを書けるのも、客先との打ち合わせが順調に進んだ賜物であり、I課長の頑張りが評価された結果だ。I君、ありがとう! 心配なく連休に入れます。

 

   2両編成の乳母車で奏汰君をお迎えです

 

 

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ゴールデンウイーク

2008-04-23 20:30:22 | 平々凡々

   退院したての和音君。

 

  まもなくゴールデンウイークだ。最長の会社では11日間も休みらしい。我が社は連続で6日、その他に飛び飛びが3日ある。間に休暇を取れば、実質的に11日の連休になるが、そのような人も結構多い。働きすぎの日本人というが、最近は上手に余暇を過ごす人が多くなってきたようだ。

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さて、我が家だが、特にこれといった予定がない。和音君の入院騒ぎで計画どころじゃなかったというのもあるが、例年遊びに行っていた遠賀のAさんが退職したので、連絡が取りにくいというのも、一因だ。毎年、この時分はAさんと連れだって、タケノコ掘りと枇杷の袋掛けに精出していたのだ。

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 Aさん、退職した後、持ち山の手入れやパートなどして悠々自適の生活を送っているはずだ。ところが携帯に電話してもつながらない。どうしているのか心配なので、連休の時に様子を見に出かけよう。

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 連休は郊外にどっと繰り出す人が多い。私も同じように、頑張って渓流釣りに宮崎の山奥まで出かけていたが、最近は体力もなくなったし、一人では危ないので近場で手軽なレジャーを楽しむことにしている。新緑と木々のオゾンを吸収しながら体力の増強に役立つレジャーを楽しみたい。

 

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 ところが、今晩の夕食後、妻が連休はどうするの?と尋ねてきた。今年は予定が入っていないのを知っているかのようだ。妻の言い分は、畑の草取り・外周りの掃除・植木の剪定など日ごろできないことをせよ、と言っているようで、思わずぎくっとした。何気なく、例年通り、博多でHさんとの囲碁があるくらいだけど、とぼかしたが・・・。

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ダビング

2008-04-21 21:22:41 | 平々凡々

  

  奏汰君です。歩き始めて色々な表現をしだしました。 心配を掛けましたが和音君は明日退院となりました。

 

  薄型TVを筆頭にデジタル機器が我が家にも入って、実に快適にTVを楽しんでいる。地デジやBS放送が主であるが、映像がシャープで綺麗なのと、大画面(といっても37インチだが)なので大作映画でも映画館並みの迫力と臨場感が得られて楽しく観ている。特にBS映画劇場などは、CMがないのでじっくり観れる。

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 TVと同時にDVDレコーダーも購入した。保有していたアナログのビデオが使えないことが理由であったが、これも快適で、実に重宝している。録画しておけばいつでも自由に見れるのだから。だから行動の自由度が広がった。日曜の囲碁将棋番組や時代劇(水戸黄門ではありません)を定番として予約録画している。

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 さて、2か月ほど前だが、長女からBSで深夜に風味堂ライブの放映があるのでビデオに録画してくれ、と依頼があった。自分の家にもビデオはあるのだが、博多に出ていて録画予約が出来ない状況だったのだ。<o:p></o:p>

 で、いつものように番組表を出して、予約入力して、「はい、終わり」・・・無事に録画できました。

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   さて、その録画済みの風味堂ライブ、長女は自宅でじっくりと見たかったのだろう、DVDに焼きたいと言って、DVDレコーダーの分厚い取説を出してきてダビングを始めた。

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取説をあちこち読んで頑張ったらしいが、どうもうまくダビング出来なかったようだ。私は、ふ~ん、そんなものかなぁ、ぐらいに簡単に考えていたが、昨日の日曜、ふとダビングしようと思い立った。

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リモコンで簡単メニューをだして、ダビングを選択し、DVD-Rのニューディスクを入れて、準備終了! ダビング開始! の筈だったが、どうもうまくスタートしない。

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まずイニシャライズ処理が必要だと書いてある。それから録画モードがTS録画とビデオモードのどちらかでダビング処理も違うらしい。それに終わった後、ファイナライズ処理も必要らしい。どうもこれは思ったより難しい! と思えてきた。長女が出来ないのも無理はない。

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そして、あれこれ試行錯誤を繰り返しながら、何とかDVDに書き込んだのだが・・・。うまくできてなかった! パソコンでも見れなかった。

 

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教訓1.ダビングする可能性がある録画は、TS録画ではなく、ISO標準のビデオモードで録画すること。(TS録画はメーカー独自の録画モードだから、汎用性がないようだ)

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教訓2.我が家のDVDレコーダーは1回だけ、ダビングが許可されている。これを念頭に置くべし。

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新学期が始まった

2008-04-18 20:58:56 | 平々凡々

  

  今日の和音君。快方に向かってます。顔色も良くなって、笑顔も出始めました。

 

  新学期が始まった。毎年のことだが、この時分の通勤電車は混み合う。新社会人や学生が真面目に通っているのだろう。不思議なことに、この混雑はゴールデンウイークを過ぎれば途端に無くなってしまう。毎年のことだ。

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 駅から社への通勤路も中学1年生の初々しい姿が眼に入る。セーラー服や学生服は、みな少しだぶだぶなのが可愛い。成長期なのですぐに大きくなると思って、大きめのサイズを買い与えられたのだろう。靴下やズボンもきちんと履いていて、すがすがしささえ覚える。

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 我が社も新年度を迎えた。今年の新人は8人。内、女性は一人。2ヶ月間の研修だ。技術教育は私に回ってくることが多かったが、今年はいつまでも私じゃないだろう、との判断で若手がすることになった。教えることは学ぶこと、いいことだ。

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 さて、私の業務は技術継承と営業支援だ。これは基本的に変わっていない。ところが、昨年度に工事物件で種々のトラブルが生じてお客様に迷惑をかけたし、金額的な損失もかなりのものだった。この反省、対策をどうするか問題であったが、私が提案していた対策(責任体制の明確化と要員増)で社も動くようになった。嬉しい話である。が、責任体制で私が実質的責任者とする組織に見直しされた。これからは特殊物件については受注活動から納入まですべて私が面倒見よ、と言っていることになる。

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今までは最終責任はなかったので気楽ではあったが、その分もどかしい思いもあった。これからは昔日のようにライン部門に片足を入れることになる。 I 課長が独り立ちできるまで、頑張らないと。せっかく芽が出始めた我が業務が枯れないようにしなくては。

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SOS、和音君

2008-04-16 21:06:27 | 

15日の記事です)

    季節の変わり目は体調を崩す、というが我が家でもそうだ。私達夫婦が風邪をひいて、治ったと思ったら今度は長女と和音君がダウンした。お陰で我が家は緊急退避の避難小屋のようだ。連日と言ってもいいくらいに来ている。病原菌がぐるぐる廻ってまとわりついているかのようだ。とうとう、長女は中耳炎にまで罹ってしまったし、和音君は幼児性の嘔吐下痢症になってしまった。

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 まだ体力がない和音君、青白い顔色で元気がない。聞くところによると妻に抱かれてぼんやりしている時間が長いそうだ。体力・気力の両方とも低下しているのだ。 我が家で少し良くなるとマンションに戻るが、やはり熱が出てまた出てきたりしている。この際、完全に良くなるまで里帰りして欲しいのだが、レッスンもあってそうもいかないらしい。病状を聞いて心配したり、安堵したりしている。

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 ところが、今日は奏汰君が熱を出したので、妻が面倒みていると連絡が入った。幸いにも大した熱ではないようだが、悪い流れになっているようだ。 みんなが元気になるまでは、外出の予定も立たないし、心配で家庭内も暗くなりがちだ。 昨日、今日は暖かいが、早く春らしい安定した天気が続いてほしい。

 

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16日の記事です)

    病院のベッドで。 右手の包帯が痛々しい。

 

  和音君の高熱が引かないらしいと妻から連絡があったので、長女にどんな調子かと尋ねた。昨日は婿殿に看病してもらって親子で寝ていたが、今日はあまりに熱が引かないので再度医療センターで調べてもらったら、白血球が異常に多くなっているとのことで、今から検査するとのことだった。どうも入院まで覚悟しなければならないらしい。これを聞いて心配になった。妻が医療センターに駆けつけたが、ちょうど髄液を採取するところで、可哀相に和音君、30分も泣きどおしだったらしい。 

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様子が分からないので気をもんでいたが、やっと定時になって小倉に着くと病院へ駆け込んだ。 和音君を見て安心もしたが驚いた。ふっくらしていたほほが落ち込んでいる。顔色も青白い。 婿殿が言うには体重が1キロ減ったらしい。10キロのところが9キロに落ちたのだ。 腕を見ると包帯が巻かれて点滴されている。 健気にも痛いのを我慢しているようだ。

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検査の結果、恐れていた髄膜炎の心配はないとのことで、ロタウイルス性胃腸炎が原因らしい。入院期間は1週間から2週間との診察が出ていた。 どうやら最悪の事態ではないので安心はしたが、それにしても19か月の幼児が入院!  当然付き添いが必要だ。 長女と妻が対応する予定だが、う~ん、何といえばいいのだろう。 重大な病気でなくて良かったと思いたい。 婿殿のご両親も報を受けて夕方に飛んできたと聞いた。 この前は長女の入院騒ぎがあったばかりだし、迷惑をかけてばかりいて、申し訳ない気持ちだ。<o:p></o:p>

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枇杷の剪定

2008-04-14 21:55:06 | アウトドア

      見えにくいけど間引きが終わった枇杷の実です  

 

   我が家の狭い庭に枇杷の木が1本だけある。果物好きの父がミカンなどとともに植えていたのだ。それが1昨年、初めて実を付けた。20個ほど成ったがそこそこのサイズで、食べてみると甘くておいしかった。親父が植木市で買い求めたものなのだろう。遠賀の枇杷農家産にも負けないくらいの見栄えとおいしさで、商品価値も充分にあると思えるものだった。これは掘り出し物だと昨年も期待していたが、なぜか実をつけなかった。やはり剪定しなくてはダメなのだろうかと、昨年秋から見よう見まねで枝を切ったりして剪定らしくしていたら、うまくいったようで大量に花が咲いて小さな実がたくさん付いた。

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 大きな枇杷にするためには1本の枝から取れる実を3個ほどに間引かなければならない。これは私の友人、遠賀のAさんから教わったもので、昨年は枇杷の袋かけの応援にも行った。

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先週、体調は悪かったが、さんさんと降り注ぐ陽射しに後押しされて、我が家の枇杷にもこのスキルを実践した。お日さまの栄養を充分に取りこまれるように、余分な実を取り除いたのだ。

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間引きして1週間、種のようだった小さな実は、ぐんぐんと日毎に大きくなっているような気がする。2ヶ月後には黄色の実をつけることだろう。楽しみだ。でも、それまでにもう一仕事。袋かけをしなければ! カラスに食べられるのはごめんだ

 

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ブログ2年になりました

2008-04-11 22:41:24 | 平々凡々

   4月13日で満2歳になります。新聞でブログなるものを知り、見よう見まねで始めましたが、これほど長く続いているとは我ながら驚きです。これも皆様方の温かいコメントのおかげだと感謝・感謝です。

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 始めたきっかけは娘二人の結婚でした。 かしましかった我が家が急に寂しくなって、夜が長くなったことでした。嫁がせたことで私の仕事も、無事に役目を終えましたが、まだまだ永い残りの人生、どのように生きて行くか、日記代わりと思ったのです。

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 最初の記事は、次女の結婚直後。空虚な気持がそのまま表れているようです。今読んでみると、文章は別にして、だらだらとした構成で写真もなく、見づらいものでした。(今でも大して進歩していないと思いますが)

 

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今では、寂しいどころか、婿殿二人に加えて、やんちゃな王子様が二人も登場して、ユックリする間もないくらいです。 記事が思い浮かばない時は彼らの写真をちょっと拝借。 強力な助っ人になっています。和音君、奏汰君、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡の焼酎 「勇者」です。

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半落ち

2008-04-09 21:55:24 | 屋内趣味

     氏神様境内の枝垂れ桜

 

   月に1、2度、図書館に通う。電車内で睡眠薬代わりに読む本を借りるためだ。色んなジャンルを手当たり次第に借りているが、気楽に読める藤沢周平や佐伯泰英の時代小説が多い。鞄の中に放り込めるように文庫本や新書サイズを主体としているが、最近は読破し尽くして、本が少なくなってきている。もちろん新刊をオーダーすればいいのだが、それほど執着心がある訳ではない。心地よい眠りに誘ってくれればいいのだから。

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 ところが、この前「半落ち」を見つけた。人気がある本はなかなか出くわすことがないのだが、たまたま返却日と重なったのだろうか。2年ほど前に映画化されていたので知っていた。

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 妻に「半落ち」を見せると、読みたいというので、貸した。2日間くらいで読み終えたが、その感想が「私には向かないだろう」だった。そんなものかなぁ、と気にすることなく引き続いて私も読んだ。

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 大体、1冊の本を1週間かけて読む。睡眠薬代わりなので、気持ち良く眠られればいいのだ。が、この本はわずか2日で読んでしまった。自首するまでの2日間の空白はなぜ?という好奇心と巨大組織の軋轢、法廷物の迫力、次から次へと駒が渡っていくストーリーを追っかけねばという強迫感もあって、一気に読んだのだった。

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私の性格は、熱しやすく冷めやすい直情径行型で、感情移入が激しい。要するにすぐにその気になってしまう。だから水戸黄門や子供向けアニメを見ていても、すぐに涙が出てしまう種類の人だ。この本を読んでいても最後の方は涙で文字が霞んできてしまった。

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2日間の行動は、「やはり」という期待感と、「なぜそれほどまでして隠しておかなければならなかったのか」という孤高性に疑問を抱えたけれども、読後感はさわやかだった。私が亡くしてしまったピュアな精神を思い起こさせ、心の点滴のように汚れた精神を浄化させてくれたように感じた。<o:p></o:p>

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妻は私が涙もろいのを知っており、そのため恋愛物や涙物は避けて通るのを知っていたから、私には向かないといったようだ。確かにその通りかもしれない。寺尾聡がどのような演技を見せたのか、こんどビデオを借りて来よう

 

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