ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

438円

2014-09-26 21:32:09 | 平々凡々

暑さ寒さも彼岸まで、とよく言ったもので、お彼岸を過ぎてから(台風が通り抜けたためでもあるが)風が爽やかになった。布団もタオルケットから薄手の布団に替えて、睡眠が深くなった気がする。最近は携帯のアラームが鳴らなければ起きられない。ベッドに付く時間が早いので睡眠時間は確実に8時間以上とれている。早寝早起き、健康生活!と言いたいけれど、単に酔っぱらいやすくなっただけかも。

  さてこの春に小銭入れを紛失していた私、小銭を入れるのに札入れのジッパー部を使用していたのだが、そのためか財布が厚くなってスーツやズボンのポケットに入れられなくなっていた。新しい小銭入れを買うことも考えたのだが、出歩いて紛失したとは思えず小銭入れは絶対に家の中にある!と信じて、秋冬物の衣類を再び出す時に再度探そうと思っていた。


見つかった小銭入れ。懐かしい。

  それが先日、庭の雨水槽に土除けのネットを張ろうと工具入れを持ち出して作業を始めたところ、なんと工具入れの中から小銭入れが出てきた。何かの作業の時に入れ込んでいたのをすっかり忘れていたのだった。438円入っていた。

   小銭入れが無いと何かと不便。百円ショップに行くにもバッグに札入れを入れていたが、これからは小銭入れだけで用が足る。半年ぶりに気になっていたトゲが無くなってほっとした。
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まもなく運動会

2014-09-12 21:03:22 | 
9月に入って九州北部はさわやかな青空が続いている。8月が雨ばかりだったので、家の中が湿気だらけ、妻はここを先途と布団や衣類を懸命に干している。あまりに頑張りすぎて疲れ果てたのか、先日は自分自身の虫干しのように、1日中ベッドで横たわっていた。

その雨雲がなぜか北海道に現れて石狩・空知地方に集中豪雨をもたらしていると報道されていたが、ちょうど収穫の時期、被害に遭わなかったでしょうか。岩見沢のけろさん、大丈夫でしょうね。ご神体が雨好きなので・・・(笑)。  日本列島、安全なところはないようだ。


夏休みも終わって、2学期が始まった孫たち、元気に登校している。数日前、小学校の体育館の前を通ったが、1,2年と思われる低学年の子供たちが体操服で遊戯らしきものを練習していた。そういえば9月末から10月の初めにかけて、3週続けて孫たちの運動会があると女性陣が話していたのを思い出した。昨年は和君と奏君の運動会がダブったので午前と午後、半分ずつ応援したので忙しい思いをした。今年はゆっくりと応援できそうだ。


8月末に5歳になった啄ちゃん、誕生日にママと二人で水族館へ。楽しい1日を過ごしたようです。

JRウオーキングも秋篇が始まるし、行動予定表を作っておかなくては、と考えていると妻が和君と何やら電話している。話の内容はどうも和君が運動会でリレー選手に選ばれたようなのだ。競技種目は判らないが、運動会最後を飾る紅白対抗リレーなのかもしれない。紅白、それぞれのチームの栄誉を担って、1年から6年までの代表が懸命に走ってバトンをつなぐ・・・運動会の華ともいえる競技、妻が今から走る練習をしておかなくては、と和君に言っていた。今は見る影もないが、妻も小学校の運動会ではリレー選手で「運動会の花形」だったので、和君の思いが素直に判るのだろう。笑顔で「走る練習をしなくちゃね」、と言っていた。

孫たち3人、それぞれの運動会。怪我しないように頑張ってほしいものだ。

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ハピー、ハッピー!

2014-09-09 20:40:25 | 平々凡々


この三日間、小倉は真夏を思わせるような快晴で暑い日が続いている。ただ朝夕はめっきりと涼しく、半そでシャツだと電車の冷房が少し寒く感じる。そろそろ上着が必要だ。

 先週の土曜日、兄弟親族が近くの料亭に集まった。親族が一堂に会するのは冠婚葬祭と相場は決まっている。前回は姪の結婚式だったが、今回も慶事で末弟の嫁の披露宴だった。

 長く独身貴族を堪能していた弟だが、とうとう嫁を迎えることになった。籍は早くに入れていたのだが、この際、新居に相応しいようにマンションを改築したりして、紹介が遅れていたのだ。もちろん結婚式を挙げればベストなのであろうが、本人も今更結婚式・・・ということで、お祭り好きの三男の仕切りで懐石を兼ねての披露宴となった次第。


今日の主役の二人、哺乳瓶まで旦那に吸わせて睦まじいこと! うらやましい!

  出席は5人兄弟全員の夫婦の他に、娘たちが3人の計13人。我が長女の和ママも重たいお腹を抱えて出てくれた。兄弟で唯一の気がかりだった末弟が伴侶を得たことで、兄弟たちも心底安心し、慶びに溢れた楽しい披露宴だった。宴の面倒をみた三男が盛り上げるべく色々とゲームや趣向を考えてくれて、二時間があっという間に過ぎた。

 二次会は改築を終えた末弟のマンション。調度なども新調されており、居心地もよさげでこれなら問題はないだろうと安心した。ここでも主役の末弟と三男の二人が、40年前に流行ったフォークを奏でて「末弟の青春」を謳歌した。私はボーカルで参加。ギターはもう指が動かない。親父バンドに入っている三男が声を張り上げていたが、50年近い昔の我が家を一瞬ではあるが彷彿させてくれた。

 夕方、披露宴はお開きになったが、私はもう酔っぱらってしまって千鳥足。妻の厳重管理のもと、末弟夫婦の笑顔に見送られてマンションを後にした。
  「しあわせよ、かたつむりに乗ってやってこい!」というけれど、末弟のカタツムリは普通より以上にのんびりしていたようだ。でもその分、丈夫で強いに違いない。夫婦二人が肩を寄せ合って乗っても、充分に背負って行けるだろう。
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天の梯(そらのかけはし)

2014-09-05 20:51:36 | 平々凡々

9月に入って、晴れ間が戻ってきた。それと共に日が落ちるのも早くなって会社から帰る7時ごろはもう薄墨色。鈴虫のリンリンと言う鳴き声が季節の移ろいを感じさせる。間違いなく夏は終わったようだ。何となく寂しいような気がする・・・。


  基本、本好きの私ではあるが生来の怠け者、まるっきり本から離れた生活をおくることも珍しくはない。ところが今年の夏は雨が多くて外遊びができなかったためか、図書館で本を借りることが多く、読書三昧の日を過ごした。その中でも気に入ったのが「みをつくし料理帖」。薫り高い時代ものであって義理や人情、生一本の江戸文化の中で、一人の女料理人の健気な生き様が丹念に描かれていて、実に読後感が爽やかな本である。このみをつくし料理帖、7月の時点で9巻目までが発売されていた。私が読み始めたのが7月。運よく図書館に有ったこともあって、瞬くまに9巻まで読み終えて、いよいよ8月に売り出される最終巻だけとなった。で、図書館に最終巻を借りようと検索したのだが、北九州図書館にはなかった。発売されていないのか、購入していないのか。 「これはしばらく待つしかないな」と思って、宮部みゆきの「ソロモンの偽証」を借りることにした。
 
 
 
  ところが、wanikoさんのブログを見るとみをつくし料理帖最終巻「天の梯」を、もう読んだ!と紹介されていた。本中毒のwanikoさんだから当たり前と言えば当たり前なのだが、図書館を経由せずに買ったようなのだ。
 
  wanikoさんが読んだとなると私も今すぐにでも読みたい。特に最終巻だからハッピーエンドで終わる筈、楽しみな結末に違いない。ということで、出勤した帰りに小倉駅の本屋で私も買ってきた。文庫本で670円。小説を買うのもずいぶん久しぶりだった。

  喜び勇んで読み始めた途端に、図書館からメールが入った。予約していた本が準備できました、と。 翌日、図書館で「ソロモンの偽証1,2巻」「疾風ロンド」の3冊を借りてきたのだが、ソロモンの偽証の厚さに驚いた。1冊が普通の本の2冊分ある。東野圭吾の「疾風ロンド」は申し込んで1年以上も待ったのだからこれも早く読みたい。とりあえず読書に精を出さねばと、「疾風ロンド」を1日で読み終えた。そうこうしていると、またまた図書館からメール。「ソロモンの偽証、第3巻」が準備できたと!

  図書館の貸し出し期間は2週間。みをつくし料理帖最終巻はしばらく措くとして、ソロモンの偽証を何とかせねばならない。厚いし、文字は小さいし。宮部みゆき特有の感性溢れた描写が多いだろうと予測されるこの本、全巻を2週間で読み終えられるだろうか。目薬をポケットに入れて気力を振り絞らねば!

  結局、私の選択は読みたくて堪らない「天の梯」をアッという間に読み終えた。ある程度は予想していた結末だったので大満足。心豊かにソロモンの偽証に取り掛かれる。  
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ごきげんよう、さようなら

2014-09-02 21:13:59 | 平々凡々

4月から週休5日の私、のんびりと暮らしている。もちろん、ソファーを温めるだけの生活では同居人とトラブルが起きるのはいたって当然至極なので、できるだけ外に出ることを心掛けている。


和君とバァバが種を撒いた花が見事に咲きました。名前を知らないのが残念。

  基本的に会社勤務のパターンを維持している私、早寝早起きだ。(夕食後は酔っぱらってすぐに眠くなるのが最大の理由ではあるが) 朝食の準備を整え、朝ご飯を食べ始める頃が8時。TVで朝ドラが始まる。この時間に合わせて、妻がやっと起きだしてくる。私が寝た後は癒しタイムとか言って、居間の明かりを癒し系に切り替えて遅くまで優雅な時を過ごしているので、朝起きるのが苦手なのだ。(朝ご飯の準備は私一人で大丈夫だと信用を得たらしい)
 妻が大好きな朝ドラ、ちょうど朝ご飯タイムに重なるため私も観るようになった。今は「花子とアン」。白蓮さん人気もあって、九州では大好評だ。(飯塚に白蓮さんが住んでいた伊藤邸が残っていて、観光客が倍増しているようだ。私ももう何度も伺っている)

  花子さんが子供向けのラヂオ放送を担当している模様が先週から放映されているが、その中で終わりの言葉として台本では「さようなら」だけなのだが、花子さんの意志で「ごきげんよう、さようなら」と「ごきげんよう」を追加したことが問題になっていた。

 戦中の言論統制が如何に無謀なものであったかを垣間見る思いだが、今思うと最近は「ごきげんよう」を使っていない私に気が付いた。挨拶は人と人のもっとも基本的なつながり。孫たちには「挨拶しなさい」と口を酸っぱくして言っているが、自分も大事にしたいものだ。数日前、知人からメールを頂いたが、最後に「ごきげんよう、さようなら」と書かれていて、「あ、この人も花子さんだ!」と嬉しかった。
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