ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

上海あれこれ(上海3)

2010-03-22 21:20:16 | 紀行

   上海雑技団、皿回し

 

 上海2日目は市内観光。まず中国庭園見物。旧市街にある豫園。ある富豪の私有庭園だったらしいが、中国建築らしい彫刻で飾られた建物と石造りの庭園だった。中国は昔から石に霊験が宿ると思われていて、メノウやヒスイなどの宝石を珍重している。この庭園には湖底から引き揚げた穴が無数に開いている石(石灰岩?)が数個飾られており、その内の1石は中国3大(湖底)石の一つだと説明を受けた。私には枯山水庭園としての価値のほうが高いように見受けられた。

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<o:p>  豫園風景。中央の写真は湖底から引き揚げられたという珍しい石。右は車と人力車、人がそれぞれ自分勝手に進んでいました。</o:p>

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 豫園の後はお茶。中国4千年の歴史の中で育まれたお茶、本来は薬草らしいが痛風に効くお茶も紹介された。数種類のお茶を相伴した後、土産売り場でジャスミンティー等とともに、それをお土産に購入してもらった。それから、昼食をはさんで万博紹介スタジオやシルク工房、魯迅記念館などの他、下着などを路地に干している昔ながらの下町に気鋭の芸術家たちが集まって一躍有名になった田子坊という路地街を巡り、その反対の新市街というハイカラな市街地を散策した。多様な中国を肌で感じたのでした。

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左から下町・田子坊、外国人街・新市街、最大繁華街・歩行者天国

 

夕食前に上海最大の人混みという歩行者天国で40分間の自由時間があった。この頃には中国にもすっかり慣れて、違和感がなく現地の人と接することができたが、相変わらず「シェンエン」の物売りは多かった。

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 私たちがこの広場でしたことは、コンビニで妻が「香酢」を買っただけ。私は英国製ベルトの安売りがあったのでそれを買いたかったのだが、時間がなくて買えなかった。残念だった。

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 夕食は相変わらずの中国料理(笑)。今回はすべて味が薄めだったのでむつこい感じはしなかったが、生野菜大好き人間の私にはちょっと不得手な食事だ。噂に聞く上海ガニも出たが、その小さいのには驚いた。ただでさえ、実を取り出すのが面倒で苦手なのに。結局、足のところは実をほじくるのを放棄してしまった。<o:p></o:p>

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 5人のライダーがくるくる回っている最大の呼び物モーターサーカス。0.6秒の差が命ということでした。

 

 夕食後は最後のオプション、上海雑技団観賞だ。千人以上も収容できそうな大きな劇場で、7時半の開演時には満席、平日なのに大入りの盛況だった。やはり中国でも人気が有るようだ。9時までの1時間半の舞台であるが、一つの出し物が10分弱くらいだろうか、色んな技芸が次から次へと展開された。皿回しや柔軟な体躯での曲芸は知ってはいたが、カーテンのような布(シルクベルト)を使った男女飛翔、オートバイ5台によるモーターサーカスには感嘆してしまった。一つ間違えば大事故に繋がる。

 

 

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 これで、2日目のスケジュールは終了、ホテルには10時に到着。風呂に入ってドイツビールを飲んだ。旨かった。

 

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コメント (4)
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