ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

早春賦

2023-02-12 15:58:18 | 平々凡々
立春をすぎて福岡は暖かくなってきた。今日などは14度、昨日は3月末の気候だと言っていた。近頃は妻と二人で散歩に行くことが多いが、足立山平和公園の梅林を観ることが多い。そしてそのたびに春は確実に訪れていると感じる。最近はテレビで面白いものが少ないため、ユーチュ-ブで叙情歌を聞くことが楽しみの一つとなっているが、「春は名のみの~、風の寒さよ~ ・・・」と唄われているが、今日は7分咲きの梅の花にメジロなのかウグイスなのかよく分からなかったが、緑色の小鳥が花をついばんでいるのをみた。ついに春が来たのだ!と嬉しかった。

梅の開花(1月28日)
 

2月2日


2月8日


2月12日


まもなく桃の節句、今年も雛人形を飾らなくてはと思っている。あんちゃんが興味を示すのも残り少ないかも知れない。じじばばの子供や孫達への思い、若い頃の思い出を飾っているようだ。

先日、私宛に茶色の事務用封筒が届いた。名前は記憶に有るような、無いような。開けてみるとなんと40年以上前に仕事で欧州旅行したとき同行したN電機のEさんからで、その時の写真類をフォトムービーに纏めたので郵送したとのこと。私の住所などは旅行中に相部屋だったMさんから聞いたとのことで、本当に驚いた。早速観たのだが、当時の思い出がまざまざとよみがえった。Eさんにはすぐにお礼のメールを入れたのだが、すぐに返事もいただけてこれも嬉しかった。

欧州旅行はインターマグ(国際磁気学会)の技術会議で、講演する九大の成田教授を団長として、磁性研究者やトランスメーカーの技術者の全9人で構成され、学会出席と欧州のメーカー見学・調査を目的としていた。1981年、5月8日から16日間の日程で、スイス、フランス、ドイツ、スエーデンの4カ国を廻ったものだ。当時私は34歳、会社の技術(設計職)として独り立ちした頃だ。我が社にとってはこのような事例は初めてのことだったので、上司から急に知らされてとても驚いたことを覚えている。何しろ外国旅行は初めてだし、英語圏ではないし。あわててパスポートを取り、旅行会社と打ち合わせをしたり。団長の成田教授も知らないし、知っているのは関連会社D社のYさん、S社のMさんの二人だけ、心細かったけれど、聴講するだけだからなんとかなるだろうと。

5月8日、成田空港からアラスカ・ドイツ経由でスイスへ。


1泊目は観光地グリンデルワルド



次の日は登山電車に乗って。ユングフラウヨッホへ。その後、学会があるグルノーブルに移動。




登山電車から観たグリンデルワルド


フランス、グルノーブル(3日間学会で聴講)


パリに移動して関係会社視察


日曜日はルーブル博物館鑑賞


ドイツで電気絶縁紙製紙会社見学後、スエーデンストックホルムへ。


ストックホルムでは王宮や、ノーベル賞授与会場などを見学




帰りはパリからアラスカ経由で成田へ、5月24日帰着



N電機のEさん、SテックのMさん、ありがとうございました。私の資料は退職した会社にあるので、この動画は貴重なものになります。



コメント (4)
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