ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

ATM

2010-03-20 16:31:32 | 紀行

 

今度の旅行で妻が一番悩んでいたのが両替。中国の通貨は元であるが、それをどこでお得に替えるか、と云うのだった。あらかじめ日本で元に交換していれば話は簡単なのだが、元を扱っているところが少ないようで、現地で交換せねばならないことが分かった。ねずみ年の性なので、無駄な損失に敏感な人だから、為替レートは1元=約14円で、手数料がいくらいくらだから、と計算に余念がなかった。ネットでいろんな情報を仕入れ、ひねり出した結論がATM。海外でも使えるカードでキャッシュを下ろすことが一番お得なのだそうだ。幸いにも妻はe-バンクのカードを持っていて、それに日本円を振り込んでおいて、現地で元で下ろすというのだ。

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上海の交通事情。歩道が工事中のため、車道に全部が集まっていました。

 

さて、それからが一悶着。妻がネットで海外でATMを操作するガイドを見つけ出したのだ。上海でATMを扱えるように、ネットでのバーチャル練習。私に暗証番号を覚えさせ、バーチャル画面で操作方法を学ぶように強い指示が出された…。私としては「中国語と英語で両方書かれているので、何とかなるだろう!」と多寡をくくって、「任せなさい」と胸を張っていたのですが、妻は私の大言癖を見破っていたようで、心配していたのでしょう。 

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そして上海空港で、入国審査を終えた場所にATM機が1台、ありました。おもむろにカードを取り出して操作を始めたのですが…。最初から手間取ってしまった。カードを入れる方向が違っていたようで、カードを認識しない! これはおかしい、とこの時点で慌てふためいてしまった。この私達の後ろに日本の中年のビジネスマンが並んでいて、私達の振る舞いを見てATM初心者だと見抜いたのでしょう。急いでいたこともあるのでしょうが、日本語で親切に教えてもらって、無事に元を手にすることができたのです。(見栄のためか、妻が当初予定の引き下ろし額を遥かにオーバーして引き出したのには驚きましたが、結局それでも足りなかった!)

 

 

 

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さて、第1日目、足つぼマッサージが終わって豫園ルネッサンスホテルに着いたのが現地時間で11時。このホテルはオープンして一年少しとまだ新しい上に、五つ星クラスだということもあって、実に快適だった。が、ここでもトラブル発生。カード式のドアだったのだが、カードを入れてドアを開けるのだが開かない。カードを認識しているのだがなぜか開かない。ついに諦めてフロントへレスキュー要請。若いホテルマンがしたり顔で付いてきた。ドアの前でカードを手渡すと、カードを挿入口へ入れ、ランプが点くと同時に素早くひきぬいて、ノブを回した。私達はカードを差したままノブを回していたのだ。処変われば方法変わる! 勉強になりました。

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豫園ルネッサンスホテル。カード式キーでてこずりました。

 

入室すると広い部屋で、チェアーやデスクのほかに、セミダブルのベッドが二つ、浴室にはシャワールームのほかに足を延ばせる浴槽まであった。何よりもその浴槽がベッドルームから見えるのには驚き。(電動ブラインドがあり操作ボタンも浴槽サイドにあったのですが、当然私達には不要。女子学生たちはホテルマンに来てもらって操作を教えてもらったとか)<o:p></o:p>

確か、このようなシチュエーションは007の映画にも出ていたようなきがする・・・。

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ベッドルームには32インチの液晶TVもあり、全部で35のチャンネルがあり、東京のNHK総合も入っていたので、日本のj情報も知ることができた。<o:p></o:p>

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 翌日は8時にホテル発というので入浴後、早々に寝たが、5時にけたたましい音で起こされた。私の携帯の目覚ましが日本時間6時で設定されたままだった。妻の携帯は現地時刻を認識していたようだが、私の目覚ましは馬鹿正直に鳴り響いたのだった。眠たいので再びベッドにもぐりこみ、6時半のモーニングコールで再び起こされて、今度は起床。バイキングの朝食を優雅に終え、2日目の旅に繰り出した。

 

 

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コメント (10)
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