桜前線は今、東北地方を北上しているだろうか。小倉は先週末で見所を終えた。開花が3月27日、あっという間に満開したのが2日後の29日、それからやや肌寒い日が続いて2週間以上も桜は咲き続けた。この期間、何度も散歩がてら花見に出掛けた。
満開直後、平和公園

忠霊塔

デイケアにて

「桜咲く」と言えば大学の受験結果を示す電報文だ。私たち夫婦の初孫和君は前期は京都大、落ちた場合に備えて後期を九大として願書を出していた。
共に理系経済学部だ。最近注目を浴びている分野で競争率も高い。共通一次試験を無事におえ、京大から受験番号も届いて足切りをクリアし、張り切って京都で2次試験を受けたのだが、結果は「桜散る」。聞くと最後の問題で計算ミスを犯したと云う。おおいに悔やまれる。
後期の試験日程は京都大の合格発表から3日後、すっかり合格しているものと思って遊びまくっていた和君、大の仲良しで東大に合格した友人に励まされて九大の伊都キャンパスへ。無事に受験終えて「桜咲く」。
入学式まで1週間ほどしかないので、慌ててアパートや生活必需品を準備したのだった、北九州市と福岡市、新幹線では20分だが、通うのは無理がある。
これから一人生活。大変だが楽しくもある。60年前の私を思い出した。
デイケアにて
