ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

ちびっ子野球教室

2013-08-31 14:04:08 | 

 

プロ野球も残り30試合程度となって、最後のデッドヒートを繰り広げている。今年の東北楽天は圧倒的な勢いが続いていて、優勝は間違いなさそうだ。我がライオンズは春頃の勢いが無くなって、4位と云うテイタラク。中村が故障という大きなハンディがあるにせよ、投手陣がすっかり自信を失っていて、応援のし甲斐もない惨憺たる状態に陥っている。何とか3位までに滑り込んでほしいが、相手は調子者のロッテとソフトバンク。特にソフトバンクには蛇に魅入られた蛙のようで、まるで勝てない。勝てる気がしない。何とか他のチームに勝って、帳尻を合わせている勘定だ。

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孫達は大のソフトバンクファン。TV桟敷で懸命に応援している。特に和君はソフトバンクの選手全員が頭の中に入っているようで、解説者並みの知識を持っている。

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<o:p>左:野球教室でコーチの説明を聞き入っている。</o:p>

<o:p>右:休憩時間もバットの素振りに余念がありません。</o:p>

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さて、その和君。ソフトバンクがファン活動の一環としている子ども野球教室に参加している。小学生を対象にしている教室で、夏休みの期間中に5回、教室が開かれる。定員は30名。和君は1年なのでもちろん一番小さい。親が言うことはあまり聞かないが、コーチの言うことには素直に聞いているようだ。

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<o:p>和君の守備位置。左はライト、中央はピッチャーマウンドあたり、右はサード前でボールを追っかけている</o:p>

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その最終回の野球教室が29日に近くのベビー球場で開催されるというので、どんなものか私も応援がてら見物に行った。最後と云うこともあって、その日は参加者30人を二つに分けて練習試合をしていた。 1チーム15人だ。守備はどうなるのだろうかと見ていたら、15人が勝手に自分の好きなところに陣取っている。和君は最初はライト、それからセンター、最後にピッチャーマウンド付近とボールが飛んできそうな所を選んでいた。ピッチャーが投げるボールを打つのではなく、ゴルフのティショットと同じように、静止ボールを打つのだった。もちろん高さは調整できる。

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和君がライトで守っていた時、何とライトへヒットが打たれた。ワンバウンドでボールを取った和君、鉄則どおりキャッチャーめがけて遠投したのだ。それも見事にキャッチャーへワンバウンドだった。イチローを思い起させるような返球で、私も思わず拍手。日頃の成果が出たのと肩が良いのに驚いた。

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右投げ左打ちの和君、ティーバッティングも堂に入ってた。

 

ピッチャーマウンド近くで守っていた時、ゴロが飛んできた。 それをキャッチして、一塁へノーバウンドの投球。見事にアウトにしたのだった。他の子供たちが投げるのが苦手なようで、一塁への投球が全部ワンバウンドになっていたのとは大違いだった。

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打つ方はといえば、全部で3回打席に入った。空振りや当てるだけの子が多い中、和君はバットを振り切っていたのにも感心した。ボールをちゃんと見据えていたのも良かった。成績は3打数2安打、最初のライト前ヒットは見事なものだった。

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全員が好きな場所を守るという練習試合ではあったが、指導するコーチはちゃんとプレーを見ていて、その都度評価を与えていたのが良かった。野球は基本が大切と云うが、ボールを取った時、何処に投げるか、ちゃんと考えておかねばならない。それにナイスプレーには惜しみなく褒めていて、観ていて気持ちが良かった。怒鳴り散らかすような指導はこりごりだ。

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<o:p>左:ヒットで出た和君、2塁スティールを窺っている。</o:p>

<o:p>中央:次打者のゴロで、懸命に2塁へ。</o:p>

<o:p>右:3塁からホームへ。</o:p>

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この日は暑かった。子供たちの母親もダッグアウトで見物していた。2時間の教室だったが、得るものは大きかっただろうと思う。私も強烈な日差しの中で、子供たちの溌剌とした動きに元気を貰った。

 

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秋風、立ちぬ。

2013-08-27 21:03:25 | 平々凡々

 

今朝は寒かった。最低気温が昨日より一気に5℃ほども下がったのだから、当たり前か。起きた時、タオルケットを2重に身体に巻き付けていた。出勤日なので6時過ぎに家を出たのだが、冷気が気持ちよく、「もう秋だ!」と思えた。日中の気温は33℃で暑いくらいなのだが、カラッとした空気なので気持ちよい。このまま秋を迎えればよいのに。

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 8月も残り1週間。来週からは学校の夏休みも終わり、授業が再開される。学生達にとっては就活本番の時期だ。早々と就職先が決まっている子は最後の学生時代を楽しむだろうし、まだの子は血眼にならざるを得ない。人生を掛けた半年間なのだ。

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 さて、私の夏だが、7月いっぱいは蝶採集に明け暮れた。それこそ顔が真っ黒に日焼けした。8月に入ると酷暑のためもあってあまり外には出ず、ジムに通う以外はTVで高校野球を観ていた。高校野球も地域差が少なくなり、群雄割拠。強豪校や有力校が相次いで破れる波乱?もあって面白かった。延岡学園が決勝戦で敗れたのが残念だったが、正直言って前橋育英の方が強かった。延岡は良く頑張ったと思う。

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 7月末から雨が降らなかったので、夕方の水遣りが私の日課となった。ミカンや枇杷、イチジク、八朔などの果樹にたっぷりと水を遣っていたのだが、今年は始めてレモンが実を付けたので、それにも大事に水撒きした。

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<o:p>  1個ずつしか実らなかったトマトとスイカ。トマトはそれなりのアジでしたが、黄色のスイカは甘かったのは中心部だけ。熟成する前に枯れたのです。</o:p>

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 ただ、残念だったのが、ミニ菜園の夏野菜。トマト2株、スイカ2株(大玉と小玉)を植えていたのだが、水遣りの甲斐なくトマトもスイカも1個ずつしかできなかった。不思議なのがトマト。黄色い花は咲くのだが、それが実にならない。花のママ枯れてしまう。植えたしょっぱなに実を付けた1個だけが1ヶ月以上も経って赤く熟しただけ。全滅といわざるを得ない。肥料が足りなかった? 酷暑? 連作? 

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 スイカも同様で、ようやく実をつけた小玉スイカ、日に日に大きくなっていくのだが、なんとその途中でツルが枯れてしまった。炎天に葉が枯れてしまったのだ。大玉の方はカラスに食べられてからは雌花も咲かずついにアウト。完敗の出来だった。連作にも耐えるために接木スイカを植えたのに!

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 と言うことで、ミニ菜園はトマトとスイカが変わり果てた姿になっている。早めに抜いて秋野菜の準備をしなければと思っていたのだが、ずっと猛暑で手付かずだった。秋の風が私を後押ししてくれるだろう。

 

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お食事は公平に

2013-08-21 10:14:23 | 平々凡々

 

盆を過ぎて暑さが更にヒートアップしてきた。昨日の最高気温は久留米で39.6℃、小倉でも37℃超。陽が落ちてもまだまだ暑くて、体温以上のぬるま風が気持ち悪い。今朝もラジオ体操、孫たちの園への送り届け、イチジクの収穫と3度も汗びっしょり。今は扇風機を強にして書斎で一休みしている。涼風ではないものの、ランニング姿なのでシャツがまとわりつかないので気持ちいい。

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炎天の昼はジムに避暑に行くか、居間で汗をかきながら高校野球を見るか、どちらにしようかと思案中。今年の高校野球は強豪校が次々と破れて、実に面白い。どのチームも打線が素晴らしいが、やはり基本と云うか、バントをミスして散って行った学校も多くて、攻守にバランスが取れたチームじゃないと勝ち上がるのは難しいようだ。九州は前評判が良かった沖縄、鹿児島が破れ、残りは宮崎の延岡学園だけ。優勝を目指して欲しい。

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さて、この暑さなので食欲減退というところなのだが、実際は良く食べ、よく飲んでいる。娘たちや孫達と昼食や夕食に出かける機会が多かったのだが、いつの間にか食事を奢ってもらった話が伝わって、今度は私の番だと食事日を指定してくる始末。私は飲めさえすればいいのだから、楽しくていいのだが、スポンサーは大変なようだ。

 

 

 

 

 

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ということで、ここ2週間の外食を紹介する。これだけ食べれば太るのも当たり前。この夏、2キロもウエイト増。秋のウオーキング開始までこの体型は続く。

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いのちのたび博物館

2013-08-17 11:01:03 | 

 

 

   相変わらず猛暑が続いているが、盆の墓参りは12,13日に早々と済ませ、後半はのんびりする作戦を取った。気忙しく動き回ると疲れて気力も低下するし何よりも熱中症が怖い。孫達と同じように私もどこに行くのも水筒持参だ。保冷式の水筒に麦茶を入れている。 

   14日は和パパ、和ママの二人とも仕事だったので、私達が和君のお世話をすることになったのだが、家にいると暑いので、涼しくて勉強にもなると、八幡の「いのちのたび博物館」に出かけることにした。この博物館は恐竜などの標本を展示しているのだが、今は特別展として「世界の昆虫展」も開催されている。午前中に博物館に行き、お昼を食べて戻ろうという積りだった。

  博物館は10時開館だろうと思って、10時過ぎに着いたのだが、もうすでに100台以上の駐車場は満杯。駐車場入り口は数珠つなぎに車が列を作っていた。これを見て私達は少し離れた大型ショップの駐車場に車を止めて、そこから歩いてゆくことにした。帰りに買い物するのだからと。

  

 中:コーカサスオオカブト  右:タランチェラ

 

  博物館では切符を買うのに長い列もできていて大賑わい。家族連れや私達と同じように孫連れが多い。子供達は昆虫や恐竜が大好きなのだ。この昆虫展は水生昆虫やカブトムシ・クワガタなどの生態が観察できるように、個別に箱の中で育てられていて、非常に親近感を持てるものだったが、タランチェラやスコーピオン、ムカデなど昆虫ではないものも展示されていて、昆虫とどのように違うのか、昆虫の特徴が勉強できるように構成されていた。

  

   昆虫の後は恐竜。常設展に入り、古代からの生物の歴史、恐竜の骨格標本などを見学。改めてティラノザウルスの口が大きいのに戦慄を覚えた。これに追っかけられると気を失ってしまうに違いない。見所が沢山あったためか、見学に時間を取られて、博物館を出たのが1時を過ぎていた。

   和君が回転寿司を食べたいというので「スシロウ」へ。安くて美味しかったが、ウニやヒラメ、アワビ、サザエなどの高級品がなかったのが残念だった。車なのでアルコールが飲めないのでこれくらいでちょうどよいのかもとも思ったりした。

 

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暑さの中で

2013-08-12 10:26:43 | 平々凡々

 

10日間の盆休みに入ってもう3日目。連日の猛暑で喘いでいる。甲子園も始まったので、家の中で扇風機を最強にしてランニング姿でTV観戦しているが、汗がジワリとにじみ出してくるのが、とてつもなく不快だ。どうせ暑いのなら思いっきり汗を流そうと、昆虫採集にも出かけていたのだが、それも88日で終わり。九州では殆どの蝶が7月までに羽化を終え、8月は蝶影が急に少なくなる。札幌にお住まいのmiyさんが自宅の庭や河原で写したという蝶をアップしているが、それが貴重種なので実に羨ましい。もう少し近ければ、採集に出掛けるところだ。

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今年の夏は猛暑とゲリラ豪雨。急に降りかかった天災で、大変な思いをしている人たちが多く、気の毒に思う。早く落ち着いた気象になって欲しい。

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我が家でも、ちょっとした異変に見舞われている。それがミニ菜園。今年はトマトとスイカを2株ずつ植えたのだが、トマトは成長はしたものの花ばかりで実が出来ない。受粉不良なのか、結実しないのだ。2株とも同じで、毎日水やりをしているのに。スイカも同じで、大玉スイカがカラスに喰われたことは載せたが、小玉スイカの方は何と蔓が早々に枯れてしまい、(おそらく?)完熟しないままに採り入れることになった。

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<o:p>左:蔓が枯れてしまって収穫せざるを得なかった小玉スイカとイチジク。</o:p>

<o:p>右:英彦山のクヌギ林で。カブトムシのメス。たくさん卵を産んでね! とそのままそっと立ち去りました。</o:p>

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唯一の救いがイチジク。枇杷と八朔の間から顔を出しているのだが、今年は何とか実が成りそう。去年が駄目だったので期待していなかったのだが、隔年なのだろうか。イチジク大好きの妻が喜んでいる。イチジクは一熟というように、毎日1~2,3個ずつ完熟してゆく。これから来月くらいまで毎日収穫となるが、やぶ蚊が多いのでその対策も大変だ。完全防備するとそれこそ暑くて蒸焼になる。

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オオムラサキとカブトムシ

2013-08-03 09:44:27 | アウトドア

 

 

7月31日は氏神様の夏越祭だった。たくちゃんと暑気に負けないように、輪くぐりをしてきました。

 

 

この1ヶ月間、時間が取れると英彦山、久住に蝶採集に出かけていた。7月の早々に梅雨明けし、それから殆ど雨が降らなかったので、絶好の期間だった。おかげさまで私の顔は赤黒く日焼けしてしまったが、まぁ健康的な顔といえるので、よいだろう。ランニング姿の奏君はそれこそ腕が真っ黒になっているが、それが当たり前、夏に日焼けしないと冬場に風邪を引くと私は信じている。

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今年は蝶採集の復活3年目、標本箱も手狭になってきたので、珍しい蝶以外は採集していないのだがそれでも、オオミドリシジミやアカシジミ、ダイセンシジミなどのゼフィルスをGETできたので、満足している。

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珍しい経験もした。英彦山でオオムラサキを採集したとき。クヌギ林の中を探索して回っていたら眼の前をオオムラサキが飛翔してきて、近くのクヌギの幹に止まった。「しめた!」と思って、その木の横に回りこみ、無心で樹液を吸っているオオムラサキに垂直に網を定めて、「エイヤッ!」。見事にオオムラサキを捕獲したのだが、驚いたことに網の中でばたばた動いていたのが2頭。何と同じ場所に2頭が居たのだった。 「一振り、2頭!」。 これは奇跡だと思った。

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 2頭ともオスで、かなり羽根が傷んだ歴戦のつわものだったが、しめしめとその中の1頭を三角紙に入れようと網から出した瞬間、手が緩んだのか、外気に触れて元気が出たのか、オオムラサキは私の手を離れて凄い速さで飛び立ってしまった。私は呆然とそれを見送るだけ。普段は逃がさないように網の中で三角紙に収めるのだが、2頭もいっぺんにGETしたと歓び勇んで、基本的なことを忘れていたのだった。

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まぁ、最初から1頭だけだったと思えば諦めも付くと思い直したのだが、そのすぐ直後、今度は別の木でオオムラサキを発見した。今年はオオムラサキの捕獲のコツを会得した私は、なんなくそれをGETして計2頭。いずれも羽根は痛んではいたが良かった。色が綺麗なオスだった。

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<o:p>左:7月初めに英彦山で採集したオオムラサキのメス</o:p>

<o:p>右:虫籠に入れたカブトムシ。今はクヌギの枝や葉に囲まれて静かに暮らしています。</o:p>

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<o:p></o:p>同じ日、別のクヌギ林でカブトムシを見つけた。英彦山はオオムラサキを除いて、昆虫類が絶滅しているのではないかと思うくらいに少なくなっているので、これには驚いた。(リンゴ園ができて殺虫剤を大量に撒いているとの噂がある) カブトムシは見事な大きさのオスで立派な角を持っていた。 これは良いお土産だと孫達に見せるために持ち帰ったのは言うまでもない。

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家ではカブトムシマットを敷いた虫かごにスイカやキュウリなどを入れて長生きするように飼育している。孫達も「大きなカブトムシだ!」と歓んだ。先日キャンプでカブトムシを捕まえた奏君も、でっかいカブトムシだと驚いていた。 貴重な自然のカブトムシ、オスだけだと可哀想だし、孫達が見飽きたらでクヌギ林に放したいと思っている。

 

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