6月、今年も異動の時期がやって来た。業界新聞では次期役員や体制の紹介など、連日紙面を賑わしている。親会社の人事が公表されたこともあり、我が社でもTOP人事の噂が飛び回っている。それによると、社長・専務のトップ2人が同時に退くことになっている。2人とも役員定年を越えていたのだから、いつ交代しても不思議ではないのだが、それにしても同時とは驚く。新任のTOP2人は親会社2社からそれぞれ着任するが、なんと事務系だそうだ。我が社はメーカーであり、技術をウリにしなければならないので共に事務系と云うのはちょっとどうかなぁ、と思う。もちろん事務系であっても、技術屋を正しい方向に導いてくれるのならば問題は無いのだが。
<o:p></o:p>
<o:p>会社です。プランターで栽培していました。さてさて、成果は誰のものなのでしょう。バーベキューー用なのかしら。</o:p>
<o:p></o:p>
それに伴い社内の人事異動についても、水面下で話題になっているようだ。誰それの定年に伴い、誰彼が動く、その後任は・・・などと。こんな情報を集めるのが得意な人がいて、私にも得意気に耳打ちする。 が、私は半分は覚めていて、「ああ、そうなの・・」 くらいの相槌でとどめている。けれども、今年の異動はTOPが代わることもあって、かなり大きな異動であることは間違いないようだ。私にとって、直接の上司が信頼できる人であれば、それに越したことは無いのだが、あまり期待しすぎてがっかりすると却って逆効果にもなるから、結果が分かるまではじっとするつもりだ。
<o:p></o:p>
そんななか、K常務から電話が入った。退任する社長と私の大学同期の監査役を加えてお別れのゴルフをするから、休日を明けておいてくれと。 社長はなにくれと私を気遣ってくれており、最後に私への慰労を考えてくれたようだ。素直に嬉しい気持ちで一杯だ。<o:p></o:p>
K常務には時に触れて社内の問題点などを伝えてはいるが、さてどのような配置となるか、興味深々ではある