小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

今日は天皇誕生日

2011-12-23 10:32:52 | Weblog
今日は天皇陛下の誕生日である。国民は、日本の天皇制に、くすぐったさを楽しんでいる。真剣に考えれば、天皇の存在は非常に大きい。ポツダム宣言を受諾して太平洋戦争を終わらせたのも天皇の存在ゆえである。それは戦後も、そして現在でも続いていて、日本に戦争や内発的革命が起きないのは、天皇の存在が大きい。

しかし国歌である、君が代、を強制して歌わせることに反対している人も多いのも事実である。作家の住井すゑさんは、天皇制をなくすことを激しく主張し、天皇は悪人と、きっぱりと言いきっている。

軍事費を福祉にまわせ、とバカの一つ覚えを吠えている日本共産党も、天皇制を無条件に認めていることは、矛盾していると思うのだが。つまりは、天皇制を否定したら、国民に嫌われるから、しないだけである。共産党に限らず、日本の全ての政党、政治家にイデオロギーなんてものは無い。

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白痴テニスクラブ

2011-12-23 09:02:46 | 武道・スポーツ
なんやら知らないけど、通っているテニスクラブの、女コーチが、バカなことをし出した。練習の時、わざと、捕りにくい遠い所へばかり打つのである。それで、捕れ、捕れ、と叱るのである。もちろん私に対してだけである。私はこれを、「いじめ」と「バカ」のどちらかだと思っている。おそらく両方だろう。たぶん「いじめ」の方が%として多いだろう。「いじめ」に理屈なんてない。単に、「あいつ。気に食わない」がいじめの理由である。

もう一つは、「バカ」である。上手くなった人をより、上達させる方法がコーチにはわからないから、「厳しくしごけば上手くなるだろう」との認識しかないからである。速い球を打ってくるのはいい。しかし、左右へ遠くへ打って、揺さぶって、走らせるのは、たんに疲労させるだけで、技術の上達にはならないのである。コートから出た球でも、「捕れ」と叱る。私はここのテニスクラブのコーチ全員の指導能力を0点と採点している。むしろ、マイナス点の人の方が多い。

そもそもスポーツマンなんてバカばかりだから仕方がないが。まあ、売られてたケンカは買いますよ。これからは殺伐としたケンカテニスとなる。

スポーツコーチも、立派な権力者である。彼らは、殿様でないと気がすまないのである。そもそもテニスコーチなんて、学生時代からテニスを始め、気がついたら上手くなっていた、というパターンの人ばかりだから、運動の上達過程がわからないのである。だから、テニスは出来ても、テニスしか出来ないし、それをとったら何も残らない。運動の上達理論がわからないから、他のスポーツは出来ないし、やっても上手くはなれない。もちろん人を指導する能力などない。自分が上手く出来るだけである。そもそも自分らは、どういう練習をしてきたか。それくらいは覚えているだろう。気の合った友達と練習する時、わざと打ちにくい所へ打つラリーの練習など絶対していないはずである。ある程度、上達したら球出しのボールを打つなんてこともしていないはずである。球出しは、テニスを始めたばかりの初心者にだけ、有効な練習である。自分が無駄だと感じて、していないことを、生徒にはさせる。極めて矛盾している。

コーチは人を上手くさせようなどと傲慢なことを考えない方がいい。思考能力がないのだから。コーチの注意やアドバイスは、無意味であり、かえって逆効果である。

テニススクールでコーチと生徒の関係を見ていると、何と意志の疎通が全く行われていないことか。スポーツの指導は勉強の指導より難しい。机上の勉強なら、頭での理解だから、比較的簡単である。適当に教えても生徒は、その場で理解できる場合も多い。しかしスポーツでは、体が理解してくれなくてはならない。そして体の理解とは、勉強の場合と違い、教えてすぐ、出来るようにはならず、出来るようになるまでには長い期間が必要なのである。

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