もう9月に入ったというのに、今日も蒸し暑い一日でした。
今日も、原宿から大汗をかきながら、テソーラスハウスに行って、Jhonのプライベートレッスンを受けてきました。今日が14回目で、プライベートレッスは費用の関係で15回までと決めていたので、今日を含めてあと2回。来週の日曜日が一応最終回です。
今日のディスカッションのテーマは、先週のTIMEのカバーストーリーの『Why we're losing the Internet to the culture of hate』で、最近アメリカで、とみに増加しているSNS上の Troll (SNSを使って特定の人間を誹謗中傷する)についてです。
日本でも、芸能人のブログが炎上したり、ストーカーや脅迫まがいの書き込みが増えていますが、インターネット先進国のアメリカでは、さらに複雑で悪質なtrollingが増えています。俳優やスターをコメントでこき下ろすのは日常茶飯事、住民のメールのアドレスを盗み出し、警察に『凶悪な強盗が侵入した。』と通報し、SWATチームが駆けつけたら、住民は何も知らず、何事もなく暮らしているので、急なSWATチームの出現に驚いた、とか、実在しない政治家になりすまし、政敵に対して過激な意見を書き込んだり、フェースブックなどで太った人の写真をスキャンし、バカにするコメントともに、まとめて閲覧出来るようにしたり、trolling 専門のサイトもあります。
掲示板としては、日本では2チャンネルがありますが、アメリカではもっと過激な4 chan や 8 chan というものもあります。
最初のうちはジュークや軽いいたずらや笑いを取ることが目的だったのが、最近では、trolling 自体を目的に、だれかターゲットになる人物はいないか、探し回っているマニアックな人物も増えているとのことで、有名人の中には、あまりにもひどい誹謗中傷の書き込みが来るため、Twitter やフェイスブックへの登録をやめてしまう人も多いとか。
インターネットは非常に便利なコミニュケーション・ツールですが、anonymity (匿名性)、invisibility (相手が見えない)、lack of authority (正しい記述だと証明されていない)、not communicating in real time (時を選ばない)という4つの点から誤った情報が独り歩きする危険性が高いです。
法による規制もほとんどなされておらず、あまりに厳しく取り締まると今度は『言論の自由』に抵触する可能性もあり(特にアメリカでは言論の自由の権利の意識が高い)中々難しい問題です。インターネットの功罪は、英検1級のエッセイのテーマに最適です。
『TIME』ではいつものことながら、色々な事実の紹介だけで、この問題の解決策の提案はありませんが、少なくともインターネット上の記述については、当たり前のことですが、自分で真偽を調べ、自分の判断を持つ必要があります。
さて、昨日、今日とまた『メガ模試 TOEIC TEST リーディング1200』の第5回目と第6回目の模試を75分時間を測ってやりました。
第5回目は 88(正解数)/100(問題数)
第6回目は 87(正解数) / 100(問題数)
でした。リーディングだけなので100問です。本番はこの前に100問のリスニングがあるし、『メガ模試 TOEIC TEST リーディング1200』は本番より少し優しめなので正解は95は欲しいところです。