寒い日が続いていますね。
最近の学習状況は、相変わらず通勤の行きの電車の中で 『 英検 1 級 pass 単熟語 』 をウォークマンに録音したものを聴き、帰りの電車の中では 『 TIME 』 を読んでいます。
今日は年賀状書き、というよりも今年の 4 月に母を亡くしましたので、喪中葉書をしこしこと書きながら、ユーチューブで、2014年度のアカデミー賞の授賞式 (もうかなり前のことですが、今まで時間がなくて見れなかった)の様子を聴いていました。
英語での受賞者のスピーチは、それぞれ個性があって面白いです。ショーとして見ても中々エンタテイメント性に富んで面白いです。
さて、最近、稲盛和夫さんの JAL 立て直しの 3 年間を描いた、『 稲盛和夫 最後の戦い 』( 日本経済新聞出版社 大西康之 著 )を読みました。
稲盛さんといえば、京セラや KDDI を創業した押しも押されぬ辣腕経営者として、知らぬ人はいないと思います。僕も、稲盛さんの著書の 『 生き方 』 や 『 働き方 』 を読んではいますが、どうも精神論ばかりが強調されているようで、今一つピンとこなかった。
また、僕らの学生時代には、『 京セラ 』 はブラック企業とは言わないまでも、深夜残業もあたりまえのモーレツ企業として、学生の就職先としてはあまり人気がなかった。
しかし、この 『 稲盛和夫 最後の闘い 』 を読んで、稲盛さんへの見方が少し変わりました。特に自分にとって全く得にもならない、JAL の再建を 80歳を超えて、無償で引き受けたのがすごいと思います。
ガンコ親父には違いないとおもいますが、こういう種類の一本筋の通った経営者は最近少なくなっているように思います。
一読の価値のある本だと思います。