カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

アマルフィの夕暮れ

2014-07-17 22:42:44 | └☆イタリアぶらり旅
というわけで、仕事でアマルフィへやってきた。
明日からの仕事に向けて前乗り。
到着して、荷物を下ろして、
早速カメラとともに海辺へ。

穏やかな海風が暑かった空気をすうっと吹き去る。
今日の終わりのとほうもなく穏やかな色に包まれて
なんだかふぅぅ。。と解き放たれたような心地になった。
私を捕らえていたものはなんだったんだろう。。

明日に備えて、しっかり夕飯を取ったあとは、
前に食べておいしかったアマルフィ名物のレモンケーキ

カロリー高いって分かってたって、
このおいしさの前ではためらってなどいられない。
たっぷり甘い、ほんのり酸っぱいケーキを
ひとりほおばっていたらこの子が同伴してくれた。

お店の人の飼い犬らしいのだけど、
じっと私の隣に座って一緒にいてくれる。
か、かわいい。。

なんだか色々すっかり癒されて、
よし、明日からの仕事がんばろっと
新鮮な気持ちで思うアマルフィの夜なのでした。

夕暮れ

2014-07-16 00:21:15 | ★イタリア留学日記


そして今日は終わり、
明日は旅立ち

フィッシュパーティー

2014-07-15 23:50:45 |  └・Ristorante/Trattoria
友人がちょっと早めの誕生日パーティーをすると言ってくれた。
海鮮好きの私たちが選んだのは”Hiron”というお店。
スリランカ人のシェフが経営する海鮮をメインとする創作料理のお店だ。
トスカーナの郷土料理を愛してやまないフィレンツェにはちょっと珍しい。

こちらは手長海老をたっぷり使った海鮮サラダ。
サラダ好き、手長海老好きの私にはそりゃもうごちそう!

こちらは”Tempra”という名前だけど、
この豪快な盛り付けにもはや和を感じられないけど笑
でもサックサクに揚がっててとってもおいしい!

もう食べれないって言っているのに、
なぜか私にご飯をたくさん食べさせたがる友人の勧めでもう一皿。
こちらは海鮮のファゴッティニ、イタリアンです。
海老のうまみたっぷりでこちらも美味。

お誕生日だからと、作ってくれたバナナと苺のクレープ。
ちゃんとロウソクも付けて持って来てくれて、
友人独唱の”ハッピーバースデー”
年をとることはもう嬉しくないけど、
でもおめでとうって言ってもらえるとうれしいかも。
どうもありがとね。

そして、私たちはお祝いをいいことに、
なんと2人で3本のプロセッコを空け、
豪快によっぱらいましたとさ。
ああ、こんなんでいいのかな、41さい。。

ひまわりの季節です

2014-07-14 20:23:28 | ★編集後記


今日は撮影でトスカーナの田舎へ。
ひまわり満開です。

Polpo in umido(タコの煮物)

2014-07-10 16:49:17 | └☆イタリア家庭料理
Polpo in umido(タコの煮物)
元々、友人の得意料理だったものをついに習得してしまいました。

とってもおいしいこの料理、
友人が作るのを見ていたら特に難しい手順はなかったので覚えてしまいました。

タコを白ワイン、ニンニク、トマト、オリーブとともに
柔らかくなるまでただじっくり煮ればできあがりです。

おいしい恵み、今日もありがとう!

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(6)~旅の終わり

2014-07-06 22:38:30 | └・海外旅行
旅の終わり、結局、私たちはけんかをした。
原因がどうとか、どちらが悪いとか、些細だとか、そんなことが問題ではない。
それは根本的に全く違う時間を持った二人が一緒に過ごしたことによる歪み。

友は少しも笑顔をみせないくせに、
それでも注文してくれる私の好物。

おいしい、と私が笑顔を見せると、少しだけ笑ってくれた。

よく同じ釜の飯を食った仲というが
一緒にご飯を食べる時間はひとをつないでくれるらしい。

君がどんな風でも、僕は君のことを大切に思ってるよ、静かに友が言う。

とても優しいその言葉は、
全てを受け入れているようでもあり、
全ての可能性を奪う絶望でもありうるだろうかとふと思う夏の日なのでした。

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(5)~Roses

2014-07-05 23:33:15 | └・海外旅行

今日はロゼスのビーチで海水浴

ああ~、きもちい。。
絶え間なく吹く海風、
何をするでもなく砂浜でゴロゴロ
暑くなって入る海の冷たさ
どれも、どれもこの上なく気持ちいい。
なんでヨーロッパの人たちが海水浴が好きかよく分かった。
今までの私の海水浴といえば、
友達とワイワイ遊んで、のど渇いてビール飲んで、
はしゃいで、日に当たって、ぐったり疲れて、、
ま、それも楽しかったけど、
こういう海辺の楽しみ方、なんかいいな。。
これだったらいつだって来たい、
また来たい。

お昼は昨日入ったビーチ沿いのお店が意外においしかったのでまたそこへ。
砂浜で十分、陽を浴びて、
さてそろそろのどの渇きも最高潮なところへ、
冷たいCAVAを流し込む。
ぷはぁぁぁ~!ウマイ!
調子良く二人でボトル2本開けまして、
もう海に入るのはちょっと危険なので、
海岸をお散歩しつつホテルへ戻ってお昼寝。
どんだけ幸せな夏の日なのでしょう。。

夜は海の見える素敵なレストランへ。

ヌォーボ・クィジーヌとでも言うのでしょうか、
全く新しい、斬新な、そして美しい料理の数々。



あまりにもイメージから離れすぎてて、
説明されてもそれが何かピンとこないけど、
でもどれもおいしかった。

今日が楽しすぎたからかな、
夜の帳が意地悪に、ひんやりと心を冷やしていくようで
海風に身震いする夜なのでした。

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(4)~Cadaqués

2014-07-04 23:40:02 | └・海外旅行

おいしいお昼で元気をつけて、午後はドライブに出かけた。
日が長い夏、楽しまなくっちゃ。

ひとつ丘超えてカダケスの町へ。

あ、見えてきた!

カダケスは小さいながら白い町並みが美しい町。
たくさんの芸術家たちに愛されたこの町。
とくにダリは、生涯の伴侶となるガラとこの地で出会い、
彼女とこの地で暮らしながら、たくさんの作品を残した。

芸術家たちがこの地に留まったのがなんとなく分かるような
静かで、安らいだ雰囲気の町。
ん~、このままここにいてもいいかも。。
なんてまったりと思っている午後なのでした。

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(3)~Roses

2014-07-04 23:23:09 | └・海外旅行
ジローナの町を後に、私たちが目指したのは、そう、海!
コスタ・ブラバはコート・ダジュールの続き、
青い海がとってもきれいなところ。

たくさんある海岸沿いの町の中で、宿をとったのはロゼスという町。
白い砂浜がきれいで、大きすぎない町だから落ち着いてるから良いよと友人の勧め。

白い砂浜と青い海がきれい。
人も多すぎないからのんびりした雰囲気でいいかんじ。

夏の日のドライブで喉がカラカラな私たちは
荷物を置いたら、さっそくコレ!

スペインのスパークリングCAVA
こちらで飲んで、すっかり大好きになった。
ドライなシュワシュワが、暑くカラリと乾いたこの空気の中で飲むと
最高においしいのだ!

友達の好物なのでまた頼んだホワイトアスパラガスに、
コレおいしいからと頼んでくれた貝。
何かと思えばマテ貝くんじゃないか。
これは私の生まれ故郷でよく食べる貝。
こんなところで再会するとは。
オリーブオイルとパセリのソースでおしゃれになっちゃってるけど、
やっぱり君はおいしいよ!

そして、私を虜にしたのがチピロネス。
写真じゃ何か分からないけど、小さいイカをフライにしたもの。
あ!こいつ、こないだのバルセロナの旅で
何か分からないけどおすすめらしかったので、
じゃあソレちょうだい、と頼んだら出てきたすっごく美味しかったヤツだー!
チピロネスっていうんだね!!
サックサクの香ばしい衣のあと、ぷっりっとイカの旨味たっぷりのおいしいヤツ!
うれしい再会。ああ、やっぱりおいしいよ~。

ふぅぅ~、満腹、満足。
って言ってるのに、でも食べられるでしょと
クレームブリュレを頼んでくれた。
う、うん、食べられるけどね、別腹持ってるから。

青い海風に吹かれながら、冷えたCAVAとおいしい料理。
幸せな夏の休日はゆっくり過ぎていくのでした。

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(2)~ジローナ

2014-07-04 23:00:52 | └・海外旅行

朝起きて、ジローナの町をお散歩
以前この町に住んでいたという友達の案内で歩く。

川のあるジローナの景色はとても素敵。

早くから開いていたカフェで朝食。
いつもならこんな時間もとらずに
ぐわーっと見て回るのだけど、
今回は友達が一緒なのでのんびり、ゆったり。
こんな旅、いいな、好き。
こうやって座って町の雰囲気にひたっていると
よりその町を感じられて、旅した気分になる。


朝食の後はお散歩の続き。
丘の上の教会を目指す。
長い階段が辛くて手を引いてもらって上る。
息を切らしつつ笑う、夏の日はかがやく。

昼の太陽が照らしだす町は、強い陰影でその美しさを刻む。


丘の上の教会は、見上げるのも大変なくらい巨大だった。
ジローナの町、名前も知らなかったけど、
歴史は古く、中世ではかなりの有力都市だったらしい。
この教会の大きさを見ただけで、その当時がどんなものだったか想像できそうだ。

お散歩の終わりに、どうしても渡りたかったこの橋によってもらった。
私が大好きなエッフェル塔を作った人が設計した橋。
実に美しい!
完成された幾何学が描き出す調和、
鉄でありながら、繊細で優雅、どことなくかわいらしさがある気がする。

かわいいジローナの町をくるりと散歩して、
なんだか気分も楽しくなってきたところで、
旅は次の町へと続くのでした。