さてさて!
萩の露の福井社長にお礼を言っての帰り道。
すぐご近所の「上原酒造」さんにUターン訪問致しました!
まぁ、車ならご近所と言う事ですけれど…。
玄関を入ると左に事務所がありますが、ほんまに事務仕事中。
新年のご挨拶をして、さっそく仕込み中の蔵内を見せていただきました。
(⌒~⌒)
いつもの木槽で搾っているのは「杣の天狗」と言う山田錦の純米吟醸酒。
※すでに「押しきり」の状態を味見させていただきましたが…
渋み苦味の猛烈アタック!(これが数ヶ月又は、数年かけて旨みに変わるのです)
うちでは「後家殺し」のラベルでいただいておる無濾過・生原酒。
去年10月ぐらいにあまりの人気で売り切れ
今年は、タンク一本別立て(いつもの木桶が、行き場をなくし隅におりました…)
さらに、酒母室!
蔵内の片隅で沸々と泡を起てている「山廃もと」
予定より5日遅れて沸き上がった、いつも通りハラハラさせるかわいい奴ですけど…。
ほかの蔵では、なかなか見かけない「粘り強い泡」
酸欠にならないか心配ですわ
上原ちゃん曰く
「それを押し上げる力が、うちの山廃の味になる訳ですなぁ」と
アスファルトを突き破る雑草のごとくの力強さが、上原酒造の山廃です。
今期の搾りたてのお酒は、まだまだほんの数種
濁り酒と純米(速醸)を買って帰りましたので、皆様ご賞味下さいませ。
3月ぐらいが搾りラッシュのほんまに待ち遠しい酒蔵。
なんでも早いを良しとする時代に
こんな蔵こそしっかり残って欲しいと願います。
(⌒~⌒)