馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

施設の子供達

2013年08月18日 | Weblog
お馴染みの樫原「積慶園」

毎年、お盆休みのこの時期に施設で子供祭りをされております。
親御さんの都合やいろんな理由で入所してる子供達にとってとても楽しみなお祭りな訳です。
夏休みとも重なり、将来福祉関係に就職を希望する若き研修生達とも一緒にお手伝い。
人形劇と紙芝居を合わせた演劇に子供達も必死で見てます♪
そして、大人の先導で「子供神輿」の練り歩き。
かなりの暑さの中、みんな汗びっしょりで頑張り
ご近所を一周。
その後、法被を浴衣に着替えてこれまた楽しみな夕食はバイキング料理。
かなりの大人数になり、賄いのおばちゃん達も朝から準備。
子供達の好きなハンバーガーや唐揚げ・焼き飯等々
おまけにデザートのプリン付きで、にぎやかな事、にぎやかな事。

後半に出店風の輪投げ・風船すくい・ダーツ・釣りゲーム等々の園庭での子供を連れて一緒に遊ばせる番ですが…

わたくしの担当は、三歳の男の子と六歳の女の子の姉弟のコンビ。
最初はおとなしく、言うことを聞いてくれるが…
男の子が、何を思ったか遊具に行きたいというので移動。
どうやら滑り台を指差してるし…
抱えて上にのせてる時に、姉が「うんてい」を始めだし
「おっちゃん、見ててや~!」

いやいや、弟見なあかんやんか…

その弟は、滑り台の高さにびびって半泣きになってるし
姉は、うんていの途中で大声で助けを呼んでる…

俺は一人やっちゅうねん。
取りあえず半泣きの弟を強制的に滑り下ろし、姉の救助へ
(弟は、小脇に抱えてる)

大丈夫か~!と行けば、笑ってうんていを最後までやりおる…
くっそ~!
なめられてるなぁ。

しかしこの姉弟を最後まで完走させねばならないミッションがある。
そこで計画を練り直し
「どうやら姉がキーマンだ!」理論を発見した。

ここは、幼い弟の意見はほったらかし姉を尊重しようと
「次は何をやりたい?」と、姉を立てる事にしよう。

ごてる弟は、黙ってお菓子を口に放り込む。(意外に抵抗しない)

ブンブン回しで、何とか九つのミッション無事に完走や~!(やれば出来るぞ俺)
ふ~疲れた…
でも日頃わがままを言えるはずの両親とも訳あって会えない子供達。

おっちゃん、頑張りました。
疲れたけど、間違いなく癒されました。
あなた達の笑顔が、とても素敵で半泣きです!

最後の盆踊り
残念ながら見逃し、絶対に来年は踊りに参加しようと心に決めた最良の一日を過ごし湿布を貼るおっちゃんでございます…

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