今日は朝から空がぐずつき、午後から本格的に降り出すあいにくの天気だったが、夕方、傘をさして校内を歩いていたら、庭の一角に萩の花がきれいに咲いているのが見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/60/70ceeffb3407c1e35846da912013f5bd.jpg)
思わず、山上憶良の秋の七草の歌を思い出してしまった。
『万葉集』巻八に、「山上臣憶良の秋野の花を詠む歌二首」として、
秋の野に咲きたる花を指(および)折りかき数ふれば七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴(ふぢばかま) 朝顔が花
という歌がある。
ちょうど秋分の頃に、赤紫の可憐な花を咲かせるが、この雨で早くも散り始めているのが惜しく思われる。
秋の雨さはにな降りそ萩の花見飽かぬままに散るが憂ければ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/60/70ceeffb3407c1e35846da912013f5bd.jpg)
思わず、山上憶良の秋の七草の歌を思い出してしまった。
『万葉集』巻八に、「山上臣憶良の秋野の花を詠む歌二首」として、
秋の野に咲きたる花を指(および)折りかき数ふれば七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴(ふぢばかま) 朝顔が花
という歌がある。
ちょうど秋分の頃に、赤紫の可憐な花を咲かせるが、この雨で早くも散り始めているのが惜しく思われる。
秋の雨さはにな降りそ萩の花見飽かぬままに散るが憂ければ