小さな森の薔薇

毎日更新 薔薇の庭を手造りしながら架空居酒屋「菜園亭」は家庭菜園の新鮮野菜で楽しみます。

イングリッシュローズ超古株のその後

2021年05月07日 05時55分56秒 | ER栽培ワンポイントアドバイス

 

暫く晴天日が続きそうです。

ハウスの中も高温になるので育った苗は外の棚に移動です。

日々草取りと苗の植え付けをしています。

アーチ脇の草取りしていたら

見覚えの無いバラ、

足元の草花を見て、そう言えばと思い出しました。

枯れたら捨てる予定のバラでした。

3月下旬

株元に新芽

前年根元に3センチ程度埋る土寄せをしてます。

普段は時間が惜しいので廃棄しますが販売終了の品種が多く入手困難になる品種が増えてます。

追っかけとしては育て続けたい。

挿し木は違法増殖になるのでしません。日本で直接英国で育苗した大苗販売を始めた当初からデビット・オースチン社さんから買い付け販売してます。個人で挿し木を販売し苗をお金に替えるとアウトです。

 

知的財産権で訴えられるかもーーーーー。

販売品でオリジナルラベルと出荷品種タグが無い物は怪しい。

小さな森が怪しい事したら取引停止になります。長い間の信頼関係は一瞬にして終わります。

毎年大阪からわざわざ畑に来られます。

古い品種が販売終了となっているのもグレーなそんな事情かも知れません。

 

最新のバラたちは高度に改良され、接ぎ台木の根の力を借りて本来の花を咲かせる。

自根は30年ほど枯れた株を捨て続けているが元の台木の様には育った株は見ていない。

現代バラはヤドリギのように他力なのかもしれません。

デビット・オースチン・ロージズ株式会社卸用カタログより

 

本当のロザリアンなら育種にどれだけの人生の時間を捧げているか分かって欲しいと思います。

未来の素敵な花達に逢う為に、挿し木を気軽にブログに書いているのを見かける度に心が痛みます。

今後のカタログから消えていく古い品種の復活販売は、日本の愛好家さんのマナー次第だと思います。

 

本日も最後までお付き合い頂き有難うございます

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする