所有格助詞「의」を使用しない場合
--「間違いやすい韓国語表現100」より--
①位置名詞の前で
ex. 家の前:집 앞 引き出しの中:서랍 속
屋根の上:지붕 위 学校の横:학교 옆
②時の名詞が連続したとき
ex. 去年の9月:작년 9월 来年の春:내년 봄
明日の午後:내일 오후
③種類を示す「の」
ex. 英語の教科書:영어 교과서 バラの花:장미 꽃
ピアノの音:피아노 소리
④機会を示す「の」
ex. 今度の旅行は楽しかった。
→이번 여행은 즐거웠다.
⑤「~の他に」の「の」
ex. 価格の他にもさまざまな問題がある。
→가격 외에도 여러 가지 문제가 있다.
⑥「~のおかげで」「~のせいで」の「の」
ex. 先生のおかげで:선생님 덕분에 お前のせいで:너 때문에
先日「-다손 치더라도 : (たとえ)~であろうとも、~としても」という表現をupしたのですが、
その後も続けて同じような表現を目にするのでまとめてみました。
-아도/어도 : ~(し)ても、~でも
아무리 먹어도 배가 고프다.
(いくら食べてもおなかがすく。)
-더라도 : ~としても、~するとも、~であっても
※前節のように仮定しても、後節では前節と相反するようになること表す。
「-아도/어도」よりも仮定的で実現可能性が少ない。
後件には普通過去形が来ない。
비가 오더라도 가겠어요.
(雨が降っても行きます。)
-(으)ㄹ지라도 : (たとえ)~しても、~しようとも、~であっても
※未来のことを譲歩的に仮定する。
「-(는/ㄴ)다고 해도」と置き換えることができる。
後件には固い決意や断定といった内容が来る。
어디로 도망갈지라도 꼭 찾아낼 거야.
(どこに逃げようとも、必ず捕まえるつもりだ。)
-(는/ㄴ)다손 치더라도 : (たとえ)~したとしても、~であろうとも
-라손 치더라도
※前節の内容を認めるにしても、それが後節の内容には何の影響もないことを表す。
「-다고 하더라도」と同じ意味。
아무리 열심히 일한다손 치더라도 그를 따라갈 수 없다.
(どんなに熱心に働いたとしても、彼に追いつくことはできない。)
-(으)ㄹ지언정 : (たとえ)~しても、~であっても
※前件は譲歩しても後件は譲歩できないことを表現する。
밤을 새서 숙제를 할지언정 텔레비전의 연속극은 꼭 봐요.
(徹夜して宿題をしてでも、テレビの連続ドラマは必ず見ます。)
きのうのラジオ講座に、固有の日にちの言い方が出てきました。
1日、2日、3日くらいまでは覚えがあるものの.......イレ? ヨドゥレ?
他の綴りもわからない。。
ので、まとめておきます。(苦笑)
1日:하루 2日:이틀 3日:사흘 4日:나흘 5日:닷새
6日:엿새 7日:이레 8日:여드레 9日:아흐레 10日:열흘
そして、昨夜「飛天舞」(第5話)を見ていたら、早速「イレ」が出てきました。
ソルリの「満月まで、あと7日よね。」という台詞
이레 남았지.
最初の方がよく聞き取れなかったのだけど、「보름」というのはわかりました。
これも「15日間」という日にちを表す言葉。満月は「보름달」だそうです。
あと、先日見た「ホジュン」(第44話)では、コンビンマーマーの弟の反胃を5日で
治すという展開になり、「닷새」がいっぱい出てました。
習った言葉がドラマと結びつくと、なんとも嬉しい♪
きょうのラジオ講座に出てきた「못」について、中トレに載っていた特徴をまとめてみました。
◇「못」と「ㄹ 수 없다」の違い
1) ニュアンスの違い
・主観的な理由で「できない」場合には「못」が使われる。
ex. 정말 못 견디겠다.
(もう耐えられない。)
정말 견딜 수 없겠다.
(もう耐えられないだろう。)
2) 形容詞+지 못하다 : ~ではない、~とは言えない
지 않다に比べて、期待した水準に及ばないことを惜しむ気持ちが強い。
・これは「ㄹ 수 없다」では言い換えられない。
ex. 나는 언니처럼 상냥하지 못해요.
(私はお姉さんみたいに優しくありません。)
◇「(まだ)~していない」を表す「못」
1) 「못」と「안」の比較
・「(もう)~したか」という問いに答えた場合、両者ではニュアンスが異なる。
(特に一人称主語の場合)
ex. 아직 못 했어. ・・・ したいのだが、まだできずにいる。
아직 안 했어. ・・・ まだするつもりがなかった。
2) 못 -어 보다 : (まだ)~したことがない 〔未経験〕 ⇒参考
ex. 아직까지 제주도에는 못 가 봤어요.
(いまだ済州島には行ったことがありません。)
3) 못 : (主に「되다」とともに使われて)(まだ)~に達していない
ex. 시작한 지 일주일도 못 돼서 일을 그만두겠다고 했다.
(やり始めてまだ1週間にもならずに仕事を辞めると言った。)
きょうのラジオ講座に「-를/을 닮았다 (~に似ている)」という表現が出てきました。
このように日本語の「~ている」を、韓国語では過去形で表すケースが中トレにまとめてありましたので、upしておきます。
결혼했다 (結婚している) ← 결혼하다 (結婚する)
닮았다 (似ている) ← 닮다 (似る)
다쳤다 (けがをしている) ← 다치다 (けがをする)
말랐다 (やせている) ← 마르다 (やせる)
익었다 (熟している) ← 익다 (熟する)
늦었다 (遅れている) ← 늦다 (遅れる)
미쳤다 (狂っている) ← 미치다 (狂う)
빌렸다 /꾸었다 (借りている) ← 빌리다/꾸다 (借りる)
상했다 (傷んでいる) ← 상하다 (傷む)
きょうは「目」に関係する表現をまとめてみました。
눈을 감다 : 目をとじる
눈을 뜨다 : 目をあける
눈이 밝다 : 目がいい
눈이 어둡다 : 目がくらむ
눈이 높다 : 目が高い
눈에 띄다 : 目につく
눈에 선하다 : (目の前に見るように)鮮やかに目に浮かぶ
눈에 어리다 : 目に浮かぶ
눈이 어리다 : 目がぼんやりしてはっきり見えない
눈에 거슬리다 : 目障りだ
*앞을 못 보다 : 盲目である
눈 깜박할/깜작할 사이에 : 瞬く間に
눈에 넣어도 아프지 않다 : (非常にかわいくて)目にいれても痛くない
눈코 뜰 사이 없다 : 目が回るほど忙しい
한눈에 : 一目で
한눈을 팔다 : よそ見をする
-- ちょっとそれますが、「눈」つながりで..(苦笑)
눈치 : 勘、直感、(気持ちが表れた)表情、(他人の)顔色
눈치를 보다 : 人の顔色をうかがう
눈치를 채다 : (人の感情などを)感じ取る
金曜日の応用編に
아빠는 평양에 다녀온다고 비를 맞으며 떠났다.
(父さんはピョンヤンに行って来ると言って、雨の中を出かけた。)
という文がありました。
「비를 맞다」で「雨にあう=雨に降られる」
こういった表現が中トレ(受身)にも出てきたので、
「遭う」という意味で使われる「당하다/맞다/만나다」を整理してみました。
・事故に遭う : 사고를 당하다
・遭難に遭う : 조난을 당하다
・スリに遭う : 소매치기를 당하다 (맞다の場合もあり)
・強盗に遭う : 강도를 당하다 (맞다/만나다もあり)
・泥棒に遭う : 도독을 맞다 (당하다もあり)
・雨/夕立に遭う : 비/소나기를 맞다 (만나다もあり)
・雷に遭う : 벼락을 맞다
・暴風雨に遭う : 폭풍우를 만나다
強盗と泥棒で微妙に違うんですね。
「당하다」は「被害を被る」、「맞다」は「受ける」、「만나다」は「遭遇する}
というニュアンスを持つようですが、ケースバイケースで覚えるしかなさそうです。
今日のラジオ講座の会話に
「 (キョンサンドの)女性は性格がものすごく強いです。
여자는 성격이 굉장히 세요. 」
というフレーズがありましたね。
韓国語には「強い」という意味の言葉もいくつかあって、対象となる事柄によって使い分けが必要なようです。朝鮮語辞典から拾ってみました。
・心・技量・酒量が強い : 세다
・風・火・水の勢いが強い、激しい : 세다
・力が強い : 세다、강【強】하다
→総合的に強いときは강하다、強い部分を示して表現するときは세다
ex. 강한 팀(強いチーム)、 힘이 센 자(力の強い者)
・抵抗が強い、激しい : 강하다
・匂い・味・酒の度数が強い : 독【毒】하다
・体が強い、健康だ : 튼튼하다
※精神面など抽象面の強さを表すときは、一般的には강하다が用いられる。
一部の語には세다が用いられるが、マイナス評価の表現になる。
ex. 의지가 강하다 (意志が強い)
인내심이 강하다 (忍耐力がある)
고집이 세다 (我が強い、頑固だ)
콧대가 세다 (鼻っ柱が強い)
今までいろいろな「다가」が出てきました。用途が多くて便利だけど使いこなすのは大変そうです。
「~다가」 : ~しかけて、~しながら、~する途中で
・・・ 用法はこちら(2005/8/17入門編)
「~았/었다가」 : ~してから
・・・ 動作が完了した後に次の動作に移る。
・갑자기 물결이 올랐다가 점점 내려갔다.
(突然波が高くなり、それから少しずつ低くなった。)
「~아/어다가」 : ~して、~してきて、~してから
・・・ ある対象物に対して動作を行った後、その対象物を持って他の場所に行き、
先行動作と関連ある動作を行う。
・냉장고에 있는 과일을 꺼내다가 깎아 드세요.
(冷蔵庫にある果物を取り出して、むいて食べてください。)
「~다간」(다가는の縮約形) : ~していては、~したら
・・・ 先行文の行動による好ましくない結果を警戒する。
・운전중에 한눈 팔다간 큰일나요.
(運転中によそ見をしていては、大変なことになりますよ。)
「~(으)ㄴ/는 데다가」 : ~であるうえに、~するうえに
・・・ ある状態や動作の上に、また別の状態や動作が加えられる。
・오늘은 비가 오는 데다가 바람까지 분다.
(今日は雨が降っているうえに、風まで吹いている。)
「~에다가」 : ~に (「~에다」「~에」だけでも)
・・・ 動作の及ぶ対象を示す。
・어디에다가 화분을 놓을까요?
(どこに植木鉢を置きましょうか。)
きょうのラジオ講座に「약을 먹다(薬を飲む)」という表現が出てきました。
「먹다」は、水・酒・スープを飲む時にも用いられ、他にも日本語の「食べる」より広い意味で使われます。
12月号の“ことばと民俗”で、「먹다」の面白い表現を取り上げていたので、書き留めておきます。
「국수 먹다(麺を食べる)」は、結婚式を挙げることを意味する。
국수とは麺類のことで、結婚式の披露宴でよく出される。
국수は白くて長いことから長寿を意味し、「共に白髪まで」の意味も含んでいるらしい。
「콩밥 먹다(大豆ご飯を食べる)」は、くさい飯を食うということ。
出所した時に豆腐を食べるのは、もう二度と刑務所の콩밥を食べないようにという
願いが込められている。
また、大豆自体に悪鬼を追い祓う力があると信じられていたからだそうです。
他に
・겁을 먹다(怖さを食べる) → 怖がる
・더위 먹다(暑さを食べる) → 暑さ負けする
・돈을 먹다(お金を食べる) → 着服する
・마음 먹다(心を食べる) → 決心する
・나이 먹다(年を食べる) → 年を取る
・욕을 먹다(悪口を食べる) → 悪口を言われる/叱られる
≪NHKラジオハングル講座12月号より≫