平成17年(2005)1月18日に開催された国連防災世界会議(神戸)で小泉純一郎首相(当時)が「稲むらの火」の逸話を紹介した。それは、防災教材として内外の注目を集めたが、我が国の若者達を含め、多くの日本人は始めて聞いた人が多い。実は、御当人の小泉首相や文部科学省の役人達さえも国際会議の直前までこの逸話を知らなかった。
前年12月26日に起きたインドネシア・スマトラ島沖大地震による津波被害を支 . . . 本文を読む
今から71年前の昭和11年(1936)2月26日仏暁、東京在住の一部陸軍若手将校達が部下の兵士1483名を率いて、当時の為政者を襲撃・殺害した。彼らのスローガンは、「昭和維新・尊王討奸」であった。
この報を聞いて、国家運営の見地から終始振れないで彼らを反乱軍と断じ、鎮圧を指令したのは先帝陛下(昭和天皇;御歳35才)と石原莞爾参謀本部作戦課長(陸軍大佐;42才)のみであった。綺羅星のように輝く . . . 本文を読む
平成19年(2007)2月24日、島根県松江市で第2回「竹島の日」記念式典が行われた。今年は、島根県関係の国会議員が4人参加、だが相変わらず政府関係者は全く姿を見せない。韓国から訪れた人達は、いつもの荒技を披露しなかった。日経新聞の報道によると
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「竹島の日」記念式典を開催・島根県
日韓両国が領有権を主張する竹島をめぐり島根県は24日、条例で制定した2度目の「竹 . . . 本文を読む
小楠さんのブログ<反日ワクチン>では、興味深い人物や彼・彼女らの見方が数多く紹介されている。刺激を受けて、話の元の一冊「世界に生きる日本の心」(展転社、2004、第11版)を読んでみた。これは名越二荒之助氏の力作である。A4版、246頁の大きな版形だ。
海外の教科書で日本精神がどのように紹介されているか、神話や神道が外国人にどう理解されているか、それに日本の文化をこよなく愛した外国人達の逸話 . . . 本文を読む
今日2月22日は、島根県が制定した「竹島の日」である。今月に入り、韓国側は20人程が住める施設を竹島に建設する構想を披露し、予算措置に動いている。我が国外務省は、遺憾であると抗議するのみで、特にそれ以上の事をしていない。
様々なブログに設けられた投稿欄では、もう防衛出動をすべきだとの意見が強い。防衛省の考える自衛権発動の要件は、次のようである。
憲法第9条の下において認められる自衛権の発 . . . 本文を読む
早いもので、2006年冬季オリンピック(イタリア・トリノ)から1年が経過した。あの当時、私達は毎日日本選手達の活躍に一喜一憂していた。地味なカーリング競技で活躍する我が国女子選手に率直な感動が集まったのが懐かしい。そして冬季オリンピックの華、フィギュアスケートで荒川静香さんが金メダルに輝いた。日本列島は、荒川さんの快挙に沸きに湧いた。
素晴らしい成果を上げた荒川さんだが、表彰式前後の彼女の振 . . . 本文を読む
昨日2月19日は「雨水」。<二十四節気>の一つで、水温み、草木の芽が出始める頃を言うらしい。当地も3日間晴天が続き、気温も上がって庭の雪位はたちまち減ってしまった。もう今シーズンの大雪は来ないだろう。日照も少しずつ長くなったようだ。
そんな麗らかな春暖の日、地球の反対側のリオ・デ・ジャネイロでは、サンバ・パレードを中心に<カーニバル>で賑わっている。だが、この一日、世界各国では爆弾テロが相継 . . . 本文を読む
六ヶ国協議で主導的に動いたクリストファー・ヒル米国国務次官補に対し、米国内でも疑問が起きている。
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「6か国」合意批判にヒル氏反論…94年とは違う
【ワシントン=五十嵐文】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で、米首席代表を務めるヒル国務次官補は15日、同協議で採択された共同文書が、崩壊した94年の米朝枠組み合意と酷似しているとの批判について、「今回は多国間合 . . . 本文を読む
島根県制定の「竹島の日」が近づいているが、政府はこの日について一切語ろうともしない。安倍首相が拉致問題に熱心なのは分るし、領土問題に関しても「北方領土」についての積極的な発言はある。しかし、竹島問題を安倍首相は歯切れ良く述べたことが無いと思う。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/index.html
我が国マスコミも竹島に関する報道を殆ど行 . . . 本文を読む
危険を顧みず、自殺志願の女性を助けようとして電車に跳ねられ、重体になっていた宮本邦彦巡査部長(53才)が今月12日午後に帰らぬ人となった。この殺伐とした世情の中、<日本人の鑑>となる振る舞いと言える。まずは、心から宮本氏の御冥福をお祈りします。昨日、2月15日午前10時から、しめやかに葬儀が営まれた。
事件が起きたのは2月6日であった。宮本氏生前の姿を毎日新聞が以下のように伝える。本当に親切 . . . 本文を読む
2月22日は「竹島の日」である。島根県が独自に制定した日だ。外務省の煮え切らぬ態度に業(ごう)を煮やして、平成15年(2005)3月16日の県議会で可決して定めた。
外務省は、違法行為の李承晩ラインが勝手に引かれた昭和27年(1952)1月から、韓国に対し竹島領有についてクレームを付けて来た。問題があるのなら、国際司法裁判所で決着をさせる事も申し入れている。だが、韓国はそれに応えず、呆れた事 . . . 本文を読む
六ヶ国協議が米朝ベルリン会談のシナリオ通りに進んだのは、開催1日目(2月8日)だけ、翌日から始まった北朝鮮の見返り要求が過大なために協議は紛糾、4日目の2月12日になっても共同声明案はまとまらない。このままでは、中共による議長声明だけで休会になることも危ぶまれた。日本としては、その方が良かったと思う。だが、2月13日午後に急遽共同声明案がまとまり、代表者が署名した。内容は大凡次の通り。
(1) . . . 本文を読む
カナダ首相が中共の脅しに負けず、毅然とした態度を示している。
カナダ政府は、以前から中共が拘束した法倫功信者から生体臓器摘出している実態を克明に調べ、中共の人権軽視を強く批判している。昨年11月、APEC でスティーヴン・ハーパー首相(カナダ保守党党首)と胡錦涛総書記の会談が予定されたが、会談を巡って二転三転した。その事が、<大紀元>紙に再掲載されている。
-------------(引用 . . . 本文を読む
少し時間が過ぎたが、中共にかかっては、日本のゼネコンも形無しの報道がある。
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(1/17)清水建、「マイカル大連」工事費訴訟で敗訴確定
【上海=川瀬憲司】中国遼寧省の大型商業施設、「マイカル大連商場」の工事費用の残金支払いなどを巡り中国で争われていた裁判で、清水建設の敗訴が確定したことが17日分かった。清水建は契約書などを根拠に支払いを求めたが認めら . . . 本文を読む
昨夜の雨が雪に変わって、今朝はうっすらと雪が降った。風に舞う雪を久しぶりに見る。「上杉・雪灯籠祭り」も雪が少なく、8トンダンプで140台の雪を運び込み、官庁、民間会社、そして高校生や中学生の有志が熱心に大小の雪灯籠を作っていた。だが、昨夜の雨で折角の雪灯籠は大分傷んでしまった。
今日、2月11日は「建国記念の日」である。日本書紀に記されているように、紀元前660年に橿原(かしわら)の宮で神武 . . . 本文を読む