WHOは、4月29日の日本時間で午前5時半、感染警戒レベル「フェーズ4」宣言を行ったが、既に欧州や中東を含めて9カ国で部分的なヒトーヒト感染が認められているから、「フェーズ5」段階へ移るのは間もなくであろう。
今回の新型豚インフルエンザの特色は、感染力が著しく大きいが死亡率が罹患者の8%以下と低いことだ。新型鳥インフルエンザ(強毒性H5N1型)の死亡率は50%以上であるから、かなり様相が異な . . . 本文を読む
昭和27年(1952)4月28日に、サンフランシスコ講和条約が発効し、占領軍は日本から撤退、GHQは解体・消滅して名実共に我が国は独立を果たした。7年間に亘る占領軍の支配を終えて、当時の日本人は慶賀の気持ちに溢れた。講和条約発効で、大東亜戦争が終結したのだ。この日が国民の祝日でないことを実に残念に思う。
57年前のこの日、麻生太郎少年(12歳)は、祖父で当時の首相であった吉田茂氏と共に靖國神 . . . 本文を読む
メキシコ発の「豚インフルエンザ」は、同国の死者103人、罹患者1600人以上を数え、非常事態宣言が出た。隣接する米国では20人が罹患、カナダ、ニュージーランド、そして英国、スペイン、イスラエルにも患者が広がりつつあるし、WHOの「フェーズ4」以上の宣言が出る可能性が高くなった。
我が国では、今のところ一人も罹患患者が出ていない。麻生首相が先頭に立って、政府による水際防御体制を拡充しつつあり、 . . . 本文を読む
今朝から不気味なニュースが流れている。メキシコで豚インフルエンザ罹患者が多数発生、その数は1000人を越え、死者も68人を数えると言う。豚―ヒトの感染段階を越えて、ヒトーヒトの感染段階なのだろうか。メキシコと国境を接する米国でも、少数の患者が見つかったが既に治癒したようだ。
どうやら鳥による新型インフルエンザ菌(H5N1)とは別種の変性ウィルスであるが、その化学構造特定が急がれる。メキシコシ . . . 本文を読む
太田述正氏のコラム#3235(2009.4.25)で、読者の戸愚呂(妹)さんが紹介していた歌。アニメ<崖の上のポニョ>の音楽を担当した藤岡藤巻(藤岡孝章氏+藤巻直哉氏)の感動的(!)作品。人生の一面を中年親父が中学生(?)の息子に訥々と語りかける。笑いと哀歓の交錯。
これは、我が息子へのプレゼントにしよう(笑)。
動画は、bizumo さんの提供です。
http://www.you . . . 本文を読む
昨年9月、シナ・中共政府は先進国の家電メーカーへITソースコードを強制開示させる方針を出した。先進国の反発が大きかったから、今年になって延期すると伝えられていたが、下記読売記事のようにシナ・中共は方針を一転、予定通り先進国政府に強制開示を求めるとのこと。
日本政府も、家電メーカーもこんな理不尽なことをするシナ・中共へきっちりとクレームを付け、どうしても強制開示をやるならメーカーはシナ大陸から . . . 本文を読む
以前から、何でこの人物が国会議員、しかも大政党の幹事長を務めているのか、大いに疑問に思っていた。鳩山由紀夫氏のことである。ブリヂストン閨閥の金持ちであるから、趣味で政治をやっているのかも知れないが、日本国民にとっては実に迷惑千万な存在だ。
彼は、「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と発言した。それでは、外国人に日本領土を渡すことを容認すると言うのか。祖先から受け継いで来た領土をあまりにも . . . 本文を読む
業績を積み上げた学外研究者が、それを基に博士学位論文をまとめ、大学へ提出して審査を受け、博士号を取得する場合を「論文博士」と言う。得られた博士号に関して、大学院博士課程を修了して得た場合の「課程博士」との間に何ら差異は無い。
北海道大学の農学、理学、工学の三研究院(以前の研究科)で、論文博士取得に際し、金品を含む謝礼授受が行われていたことが発覚、大学当局は関係した教員の処分を行った。
従 . . . 本文を読む
この数日、庭作業で右手親指と人差し指を傷つけてしまい、パソコンから遠ざかっていました。少し回復したので、再びエントリーを開始します。
麻生首相が、靖国神社春の例大祭で真榊を奉納されたとのこと。昨年秋の例大祭にも奉納を行っていたようだ。首相として当然のことである。願わくば、正式に参拝されますように。
首相と新聞記者とのやり取りが面白い。朝日新聞に対しては、中々攻撃的である。記者達に「靖國神 . . . 本文を読む
北朝鮮が4月5日にミサイルを発射した直後、オバマ大統領はプラハ大衆の前で演説し、「北朝鮮の違反は処罰されねばならない(Violation must be punished)」と獅子吼した。スーザン・エリザベス・ライス米国連大使もこれを受けて、北朝鮮に対し国連は厳しく決議すべきと熱弁を振るった。
日本政府は、直ちに緊急安保理召集を要請、しかし予想通り中共とロシアは日米による国連決議案(強制力を . . . 本文を読む
ソマリア沖の海賊に米国のコンテナ船が襲われて、米国人船長が救命ボートで拉致された。米海軍は直ちにソマリア沖へ駆逐艦を派遣、被害者が乗せられた救命ボートを追跡し、特殊部隊が出動して銃撃戦の後に無事船長を救出した。
身勝手なことをして国際的批判を浴びる米国だが、このように自国民が拉致されると、直ちに行動を起こし、被害者を取り戻す姿を見て羨ましく思う。4月10日には、ヨットが襲われて人質になった自 . . . 本文を読む
「テポドン2改」により打ち上げたと言う人工衛星「光明星2号」は、どうやら周回軌道に見当たらぬ幻のようで、発射基地の舞水端里(むすだんり)から3000km離れた太平洋の海中へ第二段ブースターと共に落下したと思われる。ひょっとしたら、人工衛星など始めから搭載していなかった可能性すらあるのだ。
第3段の切り離しが上手く行かなかったとしたら、各段の点火連携技術が完成していないのであり、長距離弾道ミサ . . . 本文を読む
北朝鮮の「テポドン2改」発射準備が大きな話題になり、一方、ソマリア沖の海賊対策で海自艦隊を派遣することになった3月中旬、読売新聞が憲法問題について面接方式の全国世論調査を行った。結果は、憲法改正賛成51.6%、反対36.1%であった(下記記事参照)。
マッカーサー憲法(1947年施行)が出来て、今年は62年目を迎える。憲法前文の日本語らしくない表現への批判は別として、世界が大きく変わっている . . . 本文を読む
三菱UFJ証券の部長代理が、職権を悪用し顧客情報150万人分を持ち出した上、その一部の約5万人分を業者へ売却した。これは、信用で成り立つ金融業界にあってはならない顧客への背信事件と思う。同証券は、三菱UFJ銀行の業務拡大で生まれた歴史の浅い証券会社だが、この部長代理は情報関連企業数社を渡り歩いて採用され、今回の事件を起こした。中堅管理職の倫理観や職業観について、三菱UFJ証券はチェックが甘かった . . . 本文を読む
4月5日(日)午後9時、某所で「NHKスペシャル シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの“一等国”」を見た。大日本帝国の台湾統治をレビューしていたが、次第に違和感を覚え、番組が終わりの頃は、これは事実と違うと言う怒りに変わった。
大日本帝国による統治過程で、後藤新平の努力により台湾の衛生状態は飛躍的に向上、それに初等教育の充実や港湾・ダムなどのインフラ整備が進み、ある面では本土を上 . . . 本文を読む