今年最大の国政ニュースは、民主党を中心にした連立政権の成立である。自民党の失政に加えて、政・官・財のトライアングル構成に嫌気が差した保守層有権者の一部が、民主党の性格を分析しないままに総選挙で民主党へ投票した。それが同党に318の議席を与えた。だが、得票率の点から言うと、小泉郵政選挙(2005)の時47.8%あった有権者の約10%が民主党に協力しただけである。
上脇博之氏の分析によれば、
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昨今、色々な保守系ブログでは、鳩山連立政権のマニフェスト違反、すなわち国民に対する裏切り行為を鋭く指摘している。所詮この政権は、泥縄的三党合意を以て「砂上の楼閣」形成を試みたに過ぎず、ボロが出るのは時間の問題であった。
内閣の最高責任者、鳩山由紀夫首相は口先だけのコスモポリタン的発想、「友愛」を獅子吼するが、それは「脱米入華」の別称ではないかと世論は次第に認識を改めつつある。国家安全保障に対 . . . 本文を読む
作家・太宰治ゆかりの建物「雄山荘」が焼失した。彼の愛人、太田静子が住んでいた家で、彼女の日記が小説「斜陽」の材料と言われる。時事通信によると
「斜陽」の舞台が全焼、不審火か=11年前から空き屋、けが人なし-神奈川
26日午前4時20分ごろ、作家太宰治の代表作「斜陽」の舞台となった神奈川県小田原市の建物「雄山荘」から火の手が上がっているのを付近の住人が見つけ、119番した。木造2階建て約14 . . . 本文を読む
我が国の新型インフルエンザによる死者は、12月23日で129人となった。今年5月に大騒ぎで行われた水際防御対策、8月からは学校を中心にした集団罹患、10月中旬から始まったインフルエンザ・ワクチン接種とこの8ヶ月の間に色々なことがあった。秋から死者数は増えたけれども、予想よりも罹患者数並びに死者が少ないのは、不幸中の幸いである。これは、国民の予防意識が旺盛であることの反映であろうか。
さて、冬 . . . 本文を読む
クリスマス・イブの12月24日午後6時、鳩山首相は元秘書の送検と言う厳しい事態を迎えて、都内某ホテルで記者会見、国民に謝罪した。興味深いのは、首相としてではなく、一衆議院議員として説明したいとの記者会見であり、議員バッジを外していた。
何とも姑息なやり方ではないか。何故、日本国の首相として、首相官邸で堂々と国民に謝罪し、思うところを述べないのか。この人物の卑しさと責任逃れの姿勢が、記者会見の . . . 本文を読む
12月22日、日本のマスコミは藤崎駐米大使がクリントン国務長官に急遽呼び出されて、国務省で会談したことを一斉に伝えた。それは、コペンハーゲンで開催された晩餐会の折、鳩山首相が同長官と懇談した内容に関連するものと受け止められ、大寒波襲来中の呼び出しと言うことで憶測が交わされた。しかし、どの新聞の報道内容も、似たり寄ったりで、例えば朝日新聞の記事では
クリントン長官、駐米大使を異例の呼び出し 普天 . . . 本文を読む
私は、「マイルドセブン」(ソフトパック、10mg)を平均1.5パック=30本程度を楽しんでいる。1日450円で、1ヶ月14,000円を煙にしている。タバコを吸うと何かほっとするし、癒しの効果が大きい。タールなどで健康に良くないとの認識はあるが、それで命を落とすとは思っていない。
諸般の事情から、近々1パックが600円になるだろうと覚悟していたが、1パック1000円になれば、月間5万円の出費に . . . 本文を読む
小雨と霙(みぞれ)になり、積雪量が27cmまで減った。今日は、今上陛下の76歳のお誕生日である。国旗を玄関に掲げて、慶賀の気持を表したが、近在の殆どの家は国旗を掲揚していなかった。年末の買い物と大掃除で忙しかったのであろう(笑)。
陛下は、昨年よりもご体調が宜しいとの報道であったが、なお、お体を大切にされますように心から願うものです。
最近は、陛下のご行為全てを「内閣が助言する」と公開 . . . 本文を読む
日本国内に住所を有する者は、所得の多寡に関わらず15歳以下の子ども一人当たり月26,000円を支給される予定だ。そして、日本国籍以外の人達も対象になるようだ。在日朝鮮人、在日シナ人は、合計で約100万人が我が国に住んでいるのだが、彼等も支給対象となれば些か違和感が残る。
子ども手当て法案(抜粋)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian . . . 本文を読む
鳩山<脱税>首相は、温暖化対策の「COP15」に出席するためコペンハーゲンへ夫人同伴で出張したが、会議中の存在感は薄かった。一方、米国とシナ・中共は、温暖化ガスの排出削減義務を免れようと大わらわであった。両国で排出ガス全体の40%を占めるのに、揃って責任逃れに走るようでは、まず「拘束力のある合意」などまとまるはずが無い。
この両国は、石炭火力発電による温暖化ガスの排出量が大きいのである。これ . . . 本文を読む
日本海側の地域では、週末から豪雪が続いている。クリスマス休暇(Season holidays)の初日に当たる12月19日、米国東部は大雪と吹雪に見舞われ、1夜で50cmに達する降雪を記録した。空港は欠航便が相継ぎ、州間道路(Interstate)もマヒ状態。交通事故による死者は5人。アパラチア山脈の東側地域がこの雪害を受けている。
ヨーロッパも寒波による被害が続出し、同じく交通麻痺が激しい。 . . . 本文を読む
当地では、12/17の急な大雪で冬らしさが一遍に強まった。冬将軍は、「温暖化対策のCOP15など、わしには関係無いよ」とばかりに日本海側へ大雪を降らせている。平地でも40cmの積雪レベルだから、山形県内のスキー場ではスロープ整備に大忙しであろう。来週明けには、私も手入れしたスキー用具を持って、米沢スキー場の様子を見に行くとしよう。こうして部屋の中にいても、リフトがゴロゴロと響かせる音、それに鋭い . . . 本文を読む
昨夜から当地に降り続いた降雪は15cm。愈々冬将軍(=シベリア寒気団)の御到来である。今シーズン初めて、大型除雪車が粛々と出動。当番であるから、私はゴミ集荷場の排雪に励んだ。また、融雪用の散水システムの調節を慎重に行う。米沢よりも、庄内の鶴岡では記録的な降雪に見舞われ、93cmの積雪とか、屋根の雪下ろしで死人が出た。
折から、東京の知人が<美々卯>(みみう)の「うどんすき」セットを送ってくれ . . . 本文を読む
親しく付き合っているHI氏が我が家に遊びに来たので「義経焼」(ジンギスカン鍋の変形)を馳走した。不惑前後の彼は、ビールと地元赤ワイン、それに大吟醸<〆張鶴>を大いに楽しみ、私は焼酎のお湯割りでお相手をする。
居間へ移って、カクテルを飲みながら隔意無き懇談に耽(ふけ)る。何時の間にか時が流れて、HI氏の帰宅時間となり、タクシーを呼んだ。その待ち時間の間、彼は「あのCD、最初の部分をもう一度聞か . . . 本文を読む
司法試験さえ合格しなかった小沢一郎が、宮内庁を憲法違反だと悪し様に罵(ののし)る。実に笑止千万なことだ。天皇陛下の「国事行為」は憲法第3条と第7条に記されているので、小沢にはその熟読玩味を勧める。外国人の拝謁は陛下なさる公的行為だが、内閣の助言を得て行う「国事行為」では無い。
小沢は、単なる一介の衆議院議員に過ぎぬ。彼が行政に口を出し、恫喝を以って内閣を支配しようとするとは如何なる存念か?言 . . . 本文を読む