陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

参議院選挙後の安倍政権に望みたいこと

2013-07-30 05:50:47 | 国内政治:内閣
 参議院選は、大方の予想通り自民党の大勝となり、衆・参ねじれ状態は解消した。選挙に敗れた野党側は、党運営で蜂の巣を突っついたような大騒ぎだ。その状況は当分続くであろうし、選挙互助団体の民主党は間違いなく何れ分裂する。  残念ながら、今回の参議院では「憲法改正発議要件」を満たすまでには至らなかったが、民主党の分裂の仕方では未だ可能性が少し残されている。 . . . 本文を読む
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宮崎駿アニメ <風立ちぬ>(2013) に寄せて

2013-07-25 20:56:08 | 読書・映画・音楽
 文庫本も読めない位に私の視力は低下し、TVは見ないから偶(たま)にラジオでニュース等を聴いている。以前読んで内容がうろ覚えになった書籍については、虫眼鏡(=天眼鏡)で読み直すことも時にはある(笑)。何とも不便な話だ。  幸い、インターネット画面はフォントを大きくすることが出来るので時折眺めたりする。電子メールも以前ほどは利用しなくなった。眼だけでは無く、脳細胞も萎縮劣化が著しいようで、まあ、歳 . . . 本文を読む
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江藤淳教授の逝去から14年~評論<閉ざされた言語空間>を思い起こす昨今

2013-07-11 10:41:16 | 読書・映画・音楽
 評論家・作家の江藤淳氏が平成11年(1999)に逝去されて既に14年になる(享年66歳)。今回の参議院選投票日の7月21日は、彼の命日でもある。  何冊か同氏の著作を読んだが、中でも力作<海は甦える>(1983年完成)は印象に残る小説だ。山本権兵衛を中心とする明治軍人の生き様を丁寧に描いた内容であり、山本を日本海軍建設の父と位置付け、彼を敬愛する心が込められていた。  1970年代末から江藤 . . . 本文を読む
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