若者が国民年金保険料を払わないと言うので大きな社会問題になっているのに、社会保険庁がそれを促進しているような事態が起きている。保険庁の職員が勝手に免除や猶予手続きをしていたと言うのだから呆れる。これは、完全な国家公務員法違反だ。 社会保険庁の裏切り行為は過去にあった訳だが、それを改革するために民間から村瀬清司長官を登用したのでは無かったか。結局、村瀬氏はリーダーシップを発揮出来ず、組織的犯罪 . . . 本文を読む
昨年秋頃から、北海道江別市文京台にある学校法人浅井学園の補助金不正流用が話題になっていた。今年5月になって、それに関連した情報が多く見られる。この事件では、浅井幹夫前理事長(2005年12月4日辞任)の資質に大きな問題があるのは間違い無いし、同時に学園側には組織運営面で致命的欠陥があると感じる。 浅井氏は、文部科学省の平成16年度「特色ある大学教育支援プログラム」委員であり、第4審査部会主査 . . . 本文を読む
井上薫氏(丸三証券顧問)による随想「責任の取り方今昔-誇りと恥の問題-」を興味深く読んだ。阿南惟幾陸相自刃の折の事である。
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(前文略;区切り入れ、及び一部字句修正は筆者による)
武士としての作法にのっとって自刃した人としては、乃木大将夫妻の例が有名だ。西南の役で軍旗を西郷軍に奪われた旗手乃木希典はその罪万死に値すると考えていたが . . . 本文を読む
台湾の国防に関する重大な疑惑が表に出つつある。
1979年1月1日に、中共へ接近する米国は中華民国(台湾)へ国交断絶を通告。同年4月10日に米国議会では「台湾関係法」が成立した。その9年後に蒋経国総統が急死し、副総統であった李登輝氏が台湾総統に就任した(1988年1月)。
外交が途絶えて米国より武器導入が出来なくなった台湾海軍部は、光華2号計画(高性能フリゲート艦導入)を進めていた。当初 . . . 本文を読む
我が国の表玄関である成田国際空港では、空港に近付くとその異様な物々しさが伝わって来る。まず道路では何台もの機動隊用の大型車両が目に付き、空港ビル入り口では全員がパスポートまたは身分証提示を求められる。日本国内の他の空港では、国際線であってもそんなことをしないし、9.11テロで過敏になった欧米の大空港でも空港へ近づく人達への全員チエックは無い。
成田国際空港が開設(1978年)されてから、今年 . . . 本文を読む
人は誰でも「意馬心猿(いばしんえん)」に陥る。煩悩の固まりだから。
この語、唐代の仏教典「参同契」発揮中(石頭希遷禅師)にある。馬が滅茶滅茶に走り回り、猿共がぎゃあぎゃあと騒ぎ立てても鎮める事が難しい様を言うが、転じて、妄想や煩悩へ次々に陥る人間の惑乱・情乱は制し難いことを例えている。
http://www.japanphil-21.com/club/haohao/hao-gd-saru2. . . . 本文を読む
色々と取り沙汰されていたが、一部の人達が既に指摘していたように、中共の先端技術に関しては、やはりなあ・・・と言う感じがする。この問題、相当に根深いものを包含している。胡錦涛政権に対して、今年始めから江沢民ら上海グループが政治的巻き返しを図っていたようであるが、上海で起きたこの事件、そうした中共内部の政争に何か影響を与えるのであろうか。
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もうすぐ海軍記念日を迎える。5月27日は、101年前に連合艦隊が露バルチック艦隊を完膚無きまでに破り、日露戦争終結を方向付けた対馬沖「日本海海戦」を記念する日である。
明治27年(1894)の日清戦争が始まる前に、高木兼寛(かねひろ)が提案した麦飯採用により、帝国海軍は既に艦上から脚気を追放していた。海軍軍人が脚気に悩まされ、ふらふらしていては、いくら性能の良い大砲を備えた軍艦を何隻保有して . . . 本文を読む
「週間ポスト」5月19日号によると、竹島海域調査は海保若手官僚のクーデターだったとのこと。その記事によれば、小泉首相は調査船計画が日韓関係に与える外交的影響を予測しないまま了承をしていた。だから、官邸は「粛々と実施する」と言い続けていたのだ。それで、紛争の可能性が生じると、予想外だと首相は外務省を叱った。谷内外務次官がソウルに出かける時も、具体的な指示を与える事が出来なかった。本当だとしたら、何 . . . 本文を読む
また盧武鉉が奇天烈な事を言っている。もう聞き飽きたから、コメントする気にもならぬ。
http://www.sankei.co.jp/news/060505/kok022.htm
それに、横田滋さんに韓国統一相は会わないと言う。まあ、その方が良い。韓国政府は、連携して拉致された人々を助ける気持等、全く無いのだ。外務省は、横田さん訪韓にも手を抜いている。彼らの日韓友好とは、何度も何度も頭を下げ、 . . . 本文を読む
5月6日には、桜前線が青森まで来た。
東京の満開が4月4日頃だから、約1ヵ月掛かっている。
本州西部(下関)から東京までは、列島は北緯35度線に添って凡そ水平に位置しているから、開花時期は1週間もずれない。むしろ標高や海流による温度差で若干開花時期が異なる。
だが、東京(北緯35.5度)から北では、本州島が急に東経140度線に添って立ち上がり、仙台が北緯38度、青森41度、そして札幌で北 . . . 本文を読む
連休中にエチオピアやガーナを回り、5月3日夜はスウェーデンのペーション首相と会談された小泉さん、どうも日本国のために御努力いただいて、御苦労さまでした。ペーション首相からは、拉致事件は重要な人権問題と言う発言もあったようですね。
5日に帰国されてお疲れでしょうが、是非直ちに行って欲しい事がニ点あります。二点共小さな内容で、しかも小泉さんでなければ出来ない事です。
(1) 横田早紀江さんに . . . 本文を読む
連休たけなわの5月1日、北アルプス針ノ木岳で50代の方達5人が巻き込まれ、3人が死亡する傷ましい雪崩事故があった。何と言う事だろうか。
http://www8.shinmai.co.jp/yama/2006/05/02_001870.html
今年は大雪で、山岳地帯は残雪が多いからスキー客、そして登山好きの人達に呉々も安全を意識して山を楽しんで欲しいと願う。
北アルプスと言えば、松本市か . . . 本文を読む
Dr.マッコイさんのブログを訪問していたら、中村修二氏の事が書いてあった。
http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20060501
中村氏は青色発光ダイオードの発明者として知られるが、2年程前、かつて勤務した日亜化学工業(株)と特許権の争いになり、第一審で200億円と言う巨額の報奨金判決を得たので有名になった。
私は専門で無いから、中村氏の言い分が正しいのかどうか . . . 本文を読む
多くの人々に親しまれた時代小説の作家、池波正太郎さんが亡くなったのは、1990年5月3日午前3時、早いもので今日は16年目を迎える。生れ故郷に近い西浅草西光寺(真宗大谷派)にお墓があって、池波さんはそこで静かに眠っている。戒名は、華文院釈正業。
池波さんの記念館は、江戸っ子に相応しく
東京都台東区西浅草3-25-16 (合羽橋道具街通り)
台東区生涯学習センタービル
台東区立中央図書館内 . . . 本文を読む