陸奥の紅葉は、今が盛りである。庭の灯台(どうだん)躑躅は真っ赤になり、また街路の銀杏並木の黄色が美しい。山奥では既に枯葉が増えて、動物達は冬篭りに忙しいことであろう。我が家も、そろそろ雪囲いをする準備をしなければならぬ。今年は、ラニーニャの影響で、寒冬になるのだろうか。
ダライ・ラマ14世法王がカナダを訪問、ハーパー首相と公式会談をしたようだ。日本のマスコミでは報道されないので、<大紀元>の . . . 本文を読む
守屋武昌前防衛事務次官の国会証人喚問が、10月29日に行われた。2時間半にわたる質疑応答内容は、各紙のHPに詳しいが、中でも産経新聞の報道は速記録のように詳細である。ここでは、毎日新聞の記事がまとまっていると思うので転載する。
<守屋前次官>証人喚問でCXエンジン納入巡る新たな疑惑
10月29日21時19分配信 毎日新聞
防衛省の守屋武昌前事務次官(63)の証人喚問が29日午後、衆院のテロ . . . 本文を読む
ライス米国務長官は、二国間交渉を避けて重要テーマごとに国際会議を主催し、懸案を討論するのが好きなようだ。米国によるイラク治安が上手く行かないので、今年春には周辺国や関連する国々を集めてイラク治安のための国際会議を開いたが、成果は殆ど無かった。私は、六者協議もライス長官のアイディアでないかと思っているが、どの会議も中々米国の思うように事は進まない。
今度は、ライス国務長官、米国の主催でパレスチ . . . 本文を読む
六者協議(六カ国協議)では、ヒル国務次官補が北朝鮮側と先行して話を進めており、なるべく早く六カ国外相会議開催へ運ぶ心算なのであろう。中共や露西亜は、何故かあまり口出しをしなくなった。韓国は、ヒル次官の宣伝機関と化し、日本は置いてきぼりにされている。予定される外相会議では、当然「テロ支援国家指定」解除が話し合われるはずだ。そして、ライス国務長官の脳内では、日本人拉致問題が希薄になっている。
ま . . . 本文を読む
今から34年前に起きた韓国の金大中(キム・デジュン)氏拉致事件について、韓国政府がKCIAの組織的犯行、すなわち当時の韓国政府が関与していたことを認める報告が発表された。当時は韓国の頑なな調査拒否姿勢があり、田中角栄内閣は朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の親書を受け入れて、この問題に対する政治決着が図られた。
金大中氏事件「KCIAの犯行」、韓国政府が断定
【ソウル=竹腰雅彦】1973年、韓国 . . . 本文を読む
またチベットで中共政府による僧侶弾圧が行われた。3000人を越す武装警官がラサの僧侶達1100人以上を寺院へ閉じ込めた。発端は、ダライ・ラマ14世法王の勲章受賞を祝う祝福式典だ。時事通信がこれを報道しているが、「大紀元」記事が詳しいので、それを転載する。
チベットで僧侶と警察千人以上が衝突
【大紀元日本10月22日】チベット・ラサ最大の寺院デプン寺の僧侶と中共公安との衝突が起きてから4 . . . 本文を読む
今年8月に、防衛事務次官更迭で話題となった守屋武昌氏、ここへ来て急に業者との接待疑惑が持ち上がり、マスコミ報道を賑わせている。守屋夫妻が業者から100回以上もゴルフ接待を受けていたことに加え、娘も米国留学に際して利益供与を受けていた事まで明らかになった。毎日新聞によると、
守屋前防衛次官:ゴルフ問題 商社元専務、次女も接待 数年前、米で進学激励会
防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)と頻繁 . . . 本文を読む
10月15日から開催されている第17回中共・共産党大会(5年に1度)で、次の5年間を実質支配する中央政治局常務委員(9名)が決められるが、定年68歳を厳格に適用するようだ。我が国も、政治屋達が67-68歳に定年を決めて、世代交代を積極的にやってもらいたいものだが、まあ、無理でしょうな(笑)。
胡錦濤支配体制は、この5年で江沢民氏(81)の影響を相当に排除した。だが、次期総書記の指名にまでは届 . . . 本文を読む
第17回共産党大会が開催された中共、「三峡ダム」の環境問題はそこでも話題になっているようで、400万人(!)の住民移転をする可能性があるとか。下記AFP記事以外に、WSJや国際的なマスコミがこの問題を取り上げている。
中国・三峡ダムで400万人規模の新たな移住計画
【10月12日 AFP】(10月13日写真追加)中国で前年に稼働開始した三峡ダム(Three Gorges Dam)の周辺地 . . . 本文を読む
ダライ・ラマ14世法王が米国を訪問、小ブッシュ大統領と30分間懇談した。これは、非公式会談との触れ込みで、ホワイトハウスのオーバル・ルーム(執務室)ではなく、大統領居住区で行われたらしい。それでも、大統領本人が直接会うのだから、政治的効果は大きい。
米大統領、ダライ・ラマと会談
10月17日8時46分配信 産経新聞
【ワシントン=山本秀也】ブッシュ米大統領は16日午後(日本時間17日未明 . . . 本文を読む
庭に彼岸花(曼珠沙華)が3本咲いた。赤い特徴のある花で、根は毒を持つと言う。植えてから18年ぶりに初めて開花した。葉が枯れて、茎だけになってから花を付ける面白い植物だ。「長崎物語」の歌詞が思い出される。
さて、新テロ特措法の国会審議である。政府は、いよいよ来週中に国会へ法案を出すようだ。
<新テロ特措法>政府、国会提出を急ぐ 世論の支持に望み
10月13日20時24分配信 毎日新聞
政 . . . 本文を読む
トルコの東側国境、そしてイランの北側になるが、そこに人口300万人のアルメニア共和国がある。全く海に面していない内陸国だ。今年早々に、米国議会(下院)が「アルメニア人大虐殺」に関し、トルコを非難する決議上程を計画中と言うので大いに話題になった。それが切っ掛けで、第一次世界大戦に絡んで、この大虐殺事件がオスマン・トルコ帝国と関係することを私も Wikipedia で始めて知った。
ここに来て、 . . . 本文を読む
世界各国で、ビルマ(ミャンマー)軍事政権に対するデモ弾圧の即時停止、民主化へ移行することを望む抗議デモが起きている。我が国は、9月30日に東京で抗議デモが行われた。
JanJanの記事(原文掲載の写真は省略)によると、
ミャンマー軍事政権への大抗議デモ 日本人僧侶も参加
2007/10/01
民衆への弾圧が続く軍事政権に対して在日ビルマ人など2000人が30日、東京・五反田から北品川 . . . 本文を読む
私は、時折<ラ・フォンテーヌ寓話>や<トルストイ民話集(イワンの馬鹿)>などを読んで、その都度滑稽さを覚えたり人間の業の深さに気が付いたりするのだが、今もなお読まれ続ける東西の寓話には社会的な普遍性が凝縮していると思う。
ジョージ・オーウェルの寓話小説<動物農場>(1945)を始めて読んだのは、受験英語に親しんでいた頃で、もう50年以上昔になるだろう。その当時は、独裁権力が企む洗脳プロセスに . . . 本文を読む
ミャンマーで軍事政権に射殺された長井健司カメラマン(享年50歳)の葬儀が、10月8日、東京でしめやかに行われた。折からの秋雨も、彼の死を悼んでいたようだ。改めて、長井氏の霊に心からの哀悼の意を捧げる。
<長井健司さん>都内で葬儀 在日ミャンマー人が感謝の言葉
10月8日19時53分配信 毎日新聞
「民主化のために命を賭した」「母国の現状を伝えてくれて、ありがとう」。ミャンマー反政府デモ取材 . . . 本文を読む