アンゲラ・メルケル独首相(53歳)が8月29日から初訪日しているが、安倍首相とは通り一遍の会談を行った。そして小沢民主党代表にも会い、テロ特措法延長を要請した。インド洋沖で監視に当たるドイツ艦船(NATO軍の一部)も、海自の洋上補給を受けているから、これを止められては困るわけだ。だが、朝青龍のことを不必要なまでに追いかけて騒ぐマスコミは、この一家言あるユニークな女性首相の日本滞在をあまり熱心に取 . . . 本文を読む
元米国副大統領のアル・ゴア氏(民主党、59歳)が出演(主役?)のドキュメンタリー映画、「不都合な真実」(上映時間96分)は、地球温暖化問題を分り易く扱った内容で、2006年に完成、日本では今年1月20日に封切られた。監督・製作総指揮は、ディビス・グッゲンハイム、配給はパラマウント社である。
2000年の米国大統領選挙で、僅差で小ブッシュ氏に敗北したアル・ゴア氏は、政治の世界から少し距離を置い . . . 本文を読む
最近の小ブッシュ大統領は、自分達が選んだ傀儡のヌーリ・マリキ首相(イラク)に不満で、彼の統治能力に疑問を感じている。逆に、マリキ首相も身勝手な米国への鬱憤を募らせて、クリントン上院議員とカール・レビン上院軍事委員長を名指しで批判した。事実、イラクでは毎日のように自爆テロが起こり、イラク人が多数亡くなると共に、米兵の犠牲も増えており、治安維持には程遠い状態だ。
アフガニスタンのカルザイ大統領も . . . 本文を読む
先の参議院選で自民党が自爆した結果、願っても無い程の勝利を嬉しく噛締めている小沢一郎氏、私は秘かに「枯れ尾花」との仇名を呈して彼が政界から引退することを期待していたが、只今は元気いっぱいにあちこちで講演などをしているようだ。(以下敬称略)
小沢は、吉田茂の側近であった父佐重喜の後を継いで1967年の衆議院選挙に岩手4区から立候補し、弱冠27歳で初当選。以後、連続13期を勤める。自民党田中派に . . . 本文を読む
処暑を過ぎて、朝夕はめっきり涼しくなった。集く虫の音も一段と高くなり、高校野球と共に盛夏も終わろうとしている。夕刻には、庭の芝刈り、それに草取りをしたが、もう大汗をかかなくて済む。
さて、あちこちのブログで話題にしている「太平洋の東西分割管理構想」、荒唐無稽と言ってしまえばそれまでだが、中華思想の世界統治観を反映したものとして実に興味深い。産経新聞によると、
中国、太平洋の東西分割提案か . . . 本文を読む
2週間ほど揉めていた防衛省事務次官の更迭問題であるが、不思議な決着であった。小池百合子防衛大臣の押す次官候補でもなく、守屋武昌事務次官の推薦する人物でもない増田好平・人事教育局長が最終的に首相官邸で選任された。この人事案件について、小池大臣は妥当な判断をしていたと言う側と、守屋次官の言い分は尤もであるとする側に分かれる。
私は、小池大臣の行動を理解をして支持したが、それについては理由などを参 . . . 本文を読む
今日午前10時半頃、台湾の旅客機(中華航空)が那覇空港で事故を起こした。一時、テロかと心配されたがそうではなく、また死傷者は無かった。60秒間で乗客乗員165人全員が無事脱出したと言う。将に「危機一髪」であったが、まずは一安心。
着陸後に燃料漏れ引火、国交省調査で判明…中華航空機炎上
那覇市の那覇空港で20日、着陸・駐機後に爆発、炎上した中華航空120便=ボーイング737―800型機、猷建 . . . 本文を読む
米国のサブプライム・モーゲージ(低信頼度住宅ローン証券;MBS)の破綻による信用収縮(クレジット・クランチ)は、大変な事態を招きつつある。8月9日には欧米銀行間の低利資金貸借、すなわちコールローン取引が停止するまでに及んだ。
要するに、MBSが売れず、またMBSを組み込んだファンドに銀行が金を貸さなくなった。だから市場でカネの流れが止まった。
この事態を重く見た米国連邦準備委員会(FRB . . . 本文を読む
中共が来年8月に「北京五輪」を開催するのは、様々な思惑を持つ彼らの勝手だ。が、少なくとも8年前にIOCに開催申請をした時、約束した人権侵害問題の解消はきちんと守るべきである。法輪功弾圧の実例を見ても、それが出来ていない現状であり、大都市周辺の大気汚染と水質汚濁が著しい状況は、各国選手の健康を大いに損う。彼らは、安心して競技が出来ないではないか。それで、私も「北京五輪」ボイコット運動に協力すること . . . 本文を読む
念願の防衛省が発足して7ヶ月、前防衛相の久間氏発言がまだ記憶に新しいと言うのに、今度は小池百合子防衛相(55)と守屋武昌防衛事務次官(62)の大喧嘩だ。これは、どう考えても小池氏に分がある。次官を含めた事務官僚は、大臣の意向に従う義務を思い出せ。どの省であっても、省内の最終判断は、大臣が下すのは当然のこと。
例えて言えば、防衛省をB―777と見た時、事務次官(文官)は左翼エンジン、統合幕僚会 . . . 本文を読む
この時期、ペルセウス座流星群が良く見えると聞いたので、8月14日と15日午前3時半頃に起き、裏庭に出て東北方向の夜空を眺めた。両日ともよく晴れ渡り、幾つかの流れ星を見ることは出来た。30分間位、満天の星を見上げていると、首が痛くなる。視力も随分落ちたようだ。それにしても、星空を眺めるなど、何年ぶりのことだろう。
今日は62回目の終戦記念日、幼児だったために戦争の実経験も無く、平和の内に今まで . . . 本文を読む
今年は、「終戦記念日」に閣僚は誰一人として靖国神社へ参拝しないようだ。昨年と比べ、何と言う様変わりか。英霊も、きっと寂しく感じておられることであろう。閣僚の立場は一般人と違うし、8月15日の参拝は彼らの姿勢において大きな意味を持つ。特に安倍首相の不参拝は、多くの人々を意気消沈させる。
今月末に内閣は改造されるが、第一次安倍内閣の閣僚は不用意な発言が多く、人品骨柄も軽薄なイメージである。それに . . . 本文を読む
昨日は室内でも35℃、湿度80%で、些か体力的に参った。館林市では38.3℃を記録したとか、真夏に相応しい陽気だが、家族を連れたお盆の帰省客は恐らく旅行中の暑さに辟易していることだろう。
先週末のウオール街の株価急落を受けて、8月10日の日経平均もー400円を越す低落があった。ニューヨーク市場の影響で、欧州株式市場も急落、株価を支えるために米国FRBと欧州中央銀行は週末の2日間で併せて30兆 . . . 本文を読む
米国における中共物産品への批判は、止まるところを知らないようだ。先日もヒラリー・クリントン上院議員は、大統領候補演説の中で「支那産の汚染食品を食べないし、危険な玩具で子供達に遊ばせたくない」とあからさまに述べた。一方、ワシントン・ポストは、露西亜で行われた自動車の衝突実験で、支那製自動車が安全配慮に欠けていることを生々しく動画で配信している。
クリントン女史は、擬似ペッグ制でリンクしているド . . . 本文を読む
北京五輪まで後1年を切り、様々な問題が指摘されている。主催国中共では、付け焼刃的に国民の公徳心や民度向上を画策するが、笑止千万、幾ら専制国家であってもそれらの短期間育成は難しい。
支那の大都市では、飲料水確保や食品安全性が話題になり、大気汚染が酷すぎて、参加選手の健康が心配される。それに加え、一般人の利用制限をしてまでも交通機関を確保するなどは、明らかに開催国の資格要件を欠くもので、事前審査 . . . 本文を読む