1月7日は「七草粥」を楽しむ日。年末年始の豊かな食菜から離れて、緑葉を中心にした野菜を粥に混ぜ込み、これをゆっくりと味わう習慣。用いる野菜は、
せり(芹)
なずな(薺)=ぺんぺん草
ごぎょう(御形)
はこべら(繁縷)
ほとけのざ(仏座)
すずな(菘)=蕪(かぶ)
すずしろ(清白)=大根
の7種。
当今は、スーパーで「三浦半島はねっ娘会」が提供する『春の七草』パック/398円が手に入るので . . . 本文を読む
昭和時代の代表的テノール歌手・藤原義江(当時34歳)は、昭和7年(1932)に前線兵士慰安のため満州へ出掛けた。この時、彼が作曲し歌唱したのが<討匪行>であった。思いやりに溢れた歌詞は、関東軍宣撫官・八木沼丈夫陸軍少佐(アララギ派歌人)によるもの。
この曲は、2年ほど前、tafu さんも取上げていた。
【今月の唄】討匪行(とうひこう)とシナ事変
http://tafu.iza.ne.jp/ . . . 本文を読む
正月に味わう御節(おせち)料理は、地方によって、と言うよりもそれぞれの家庭が独自のレシピで準備されることが多いのではないだろうか。新年を迎える節句の豪華料理として、また家族を養う主婦が暫くの間料理義務から解放される手段として、我が国の御節料理は独自の発達を重ねたのだろう。
台所を与(あず)かる火の神様、「荒神」(こうじん)に対する畏敬の念からも、正月は火の使用を極力控えるとの言い伝えがあって . . . 本文を読む
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いをいたします。
今年の干支は辛卯(かのと う)、すなわち兎(うさぎ)年ですね。兎は、人に対する害と縁の薄い小動物、しかし元気良く跳ね回る象徴として、変化の多い年を予想させます。さて、今年はどんなことが待っているのでしょうか?
ところで、池波正太郎氏の大河小説<真田太平記>(新潮文庫の12巻完結シリーズ)に、「白毫子」(びゃくごう . . . 本文を読む