陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

北朝鮮ミサイル発射に我が国は驚かなくなった?

2017-05-29 20:16:10 | 朝鮮半島
 本日(5/29)午前5時過ぎに、北朝鮮は東海岸のウオンサン(元山)からスカッド・ミサイルを発射、500km程飛翔して我が国のEEZ内に弾着した。J-アラートも鳴らされず、菅官房長官が北朝鮮へクレームを付けたことが報道された。  その後、安倍首相が非難声明を述べていたが、米国国防省も北朝鮮へ警告めいたことを述べるのみ。今月になって3回目の北朝鮮ミサイル発射に、我が国国民は騒ぎもせず淡々とした雰囲 . . . 本文を読む
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英国で凄惨な爆弾テロ事件発生、ISの犯行

2017-05-24 18:40:53 | 欧州関係
 再び英国で、ISによる爆弾テロが起きた。今回はマンチェスター市で行われた音楽イヴェントが狙われた。米国の人気歌手アリアナ・グランデ(23)のツアー・コンサートゆえ、参加していた約2万人の聴衆は若者が多く、22人の死亡が確認された。8歳の女の子も含まれると言う。怪我をした人達は59人。まずは、犠牲者の方々に哀悼の意を捧げます。  昨年(2016)7月24日には、やはり音楽コンサートを狙った爆弾テ . . . 本文を読む
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R.クレイダーマンの演奏する<Lady Di>を聴く

2017-05-18 14:55:23 | 読書・映画・音楽
 風邪を引いて、2日間ほど寝込んでしまった。夜中に目覚めて、ポピュラー音楽のCDを聴きながら再び眠りに落ち込む。随分暖かくなって来たこの季節に、風邪を引くとはかなり体力が衰えているためだろう。聴いていた音楽の中に、表題の<Lady Di>があった。これは、「レディ・ダイ」と読む。  リチャード・クレイダーマン(1953~)は、フランス人の作曲家兼ピアニスト。軽快なポップス調のリズムの中に抒情的な . . . 本文を読む
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安倍晋三総裁の憲法改正提言

2017-05-16 17:34:45 | 国防関連
 5月3日の「憲法記念日」に開催された民間団体の改憲を求める集会において、安倍晋三・自民党総裁(首相)が憲法改正に関する具体的な提言をヴィデオ・メッセージの形で披露した。その骨子は (1)改憲実施を2020年に行う (2)憲法九条第一項と第二項はそのままとし、第三項に自衛隊を記載する (3)教育費の公費負担を盛り込む    私は、(1)を支持する。衆・参議院の憲法調査会の議論は . . . 本文を読む
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新緑の中で口遊(ずさ)む<人を恋うる歌>

2017-05-14 10:51:55 | 読書・映画・音楽
 庭では、「蘇芳(すおう)」の白と赤紫の花が満開になった。「山つつじ」も、橙色の鮮やかな花を咲かせている。それに今年は、「山吹」の枝ぶりが勢い良く沢山の黄色の花を咲かせ、視力の衰えた我が眼を楽しませてくれる。それを見て  七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき                兼明親王(後拾遺集) と言う古歌、そして太田道灌にまつわる故事を思い起こした。 . . . 本文を読む
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ムン韓国新大統領の登場は高麗連邦共和国の形成に繋がるか?

2017-05-12 08:59:06 | 朝鮮半島
 韓国新大統領に、ムン・ジェイン(文在寅)氏が就任した(5/10)。ノムヒョン(廬武鉉)元大統領の秘書室長であったムン新大統領は、北朝鮮の工作員と言われる位に親北(従北?)志向で、同時に反日姿勢が著しい。これまでの米国・韓国対北朝鮮の構図に、大きな変化が生まれると一部の識者は危惧の念を持って指摘している。  ムン新大統領は、北朝鮮との融和を進めると共に、これまでのシナ・中共との冷え切った関係を急 . . . 本文を読む
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フランス大統領選挙の行方(追記有)

2017-05-07 16:28:40 | 欧州関係
 本日(5/7)フランス大統領選挙の決選投票が行われる。非政党・中道派のエマニュエル・マクロン候補(39)が下馬評通りに勝つか、それとも民族派の国民戦線、マリーヌ・ルペン候補(48)が「トランプ的」逆転で大統領の座を射止めるか、大変興味が持たれる。  5月に入って、両候補の舌戦は鋭くなり、最後のTV討論はマクロン候補が優勢と欧州マスコミが伝えたが、果たして実態はどうであったのか?マクロン候補は、 . . . 本文を読む
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故・渡部昇一氏が憂えた我が国の「国境」管理~北海道の土地がシナ人に買われている

2017-05-06 08:03:24 | 国防関連
 4月17日に上智大学名誉教授の渡部昇一氏が逝去された。以前から体調が思わしくない話は側聞していたが、86歳で我が国の在り方に後ろ髪を引かれるような思いを残されつつこの世を去られた。改めて、心から渡部昇一教授のご冥福をお祈りいたします。  渡部教授の御専門は、英文学、英語学と承知しているが、歴史評論、時事問題においても論陣を張ってご活躍された。雑誌「諸君!」で、立花隆氏と激しく論争し、ロッキード . . . 本文を読む
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