国内外の政治的あるいは経済的変化が大きい時、この音楽を聴くことが増えた。オルガンとコントラバスで始まる重厚な導入部は大変有名で、映画<2001年宇宙の旅>(Universal, 1968)のメイン・タイトルでも用いられた。
この交響詩を1896年に作曲したリヒャルト・シュトラウスは、フリードリッヒ・ニーチェによる同名の哲学的著作を音楽的に表現したのではなく、 ニーチェの説く思索内容に刺激を受 . . . 本文を読む
安倍晋三首相は、9月25日に記者会見を行い、今月28日から開催される臨時国会の冒頭解散について述べた。趣旨は、2年後に実施予定の消費税2%アップの税収分配、北朝鮮危機への対応を踏まえて、「国難突破」を主張、国民の意見を聞きたいと言う。
首相は、持論の「憲法改正」について具体的に触れなかった。が、10月10日から始まる総選挙運動を通じて、それを含め解散の趣旨が詳しく述べられるのだろう。投開票日 . . . 本文を読む
活字を読んでいると、凄く疲れて長続きしない。
時事問題は、YouTube で評論家たちの意見に耳を傾けることが増えた。彼らの語りや論評をベッドに寝ころびながら聞いたりする。最近、面白い放談会のプログラムがあったので、採録しておこうと思う。
日本の国益を考える勉強会#3-1【山尾志桜里不倫問題が国益に反する理由】堤堯、高山正之、馬渕睦夫、志方俊之、塩見和子、源真里
. . . 本文を読む
満月が煌々と輝く真夜中、私は人里離れた断崖の上に立ち、静かな海面を眺めていた。此処は、竜飛崎だろうか?右手方向奥にイカ釣りの漁火が微かに見える。
左手方向に目をやると、小さな黒い物体が遠くに見えたが、それがどんどん近づいて来た。やがてそれは、海の上をゆっくりと駆けて来る人馬であると知れた。馬は全体に青白く、そして痩せているが、大きな眼は爛々と輝いている。
騎乗していたのは、黒い詰襟服に身 . . . 本文を読む
9月に入って急に肌寒くなり、蝉の啼き声も途絶えた。ぼんやりと時を過ごしていたら、<重陽の節句>(9/9)を迎えた。思い付いて晴れた夜空に煌々と輝く円月を眺めたら、残念ながら視力低下が著しく進んで名月の姿がぼやけてしか見えなかった。まあ、年のせいと諦めるしかない。
北朝鮮は、8月28日のミサイル発射実験に続いて、9月3日に核爆発実験を行った。防衛省は、爆発規模がTNT火薬70ktonと発表した . . . 本文を読む