陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

トランプ政権が横暴な中共独裁体制を打倒する可能性:桜討論R1/6/29を聴く

2019-07-05 20:23:56 | 米国関係
 G20(大阪)サミットも無事終了し、我が国では参議院選挙に突入した。米朝関係と米中関係は会談継続となり、一種の小康状態となった。米国とイランの関係はなお緊張状態が続くが、ホルムズ海峡有事が生じた場合、日本政府はどのように対応するのか不安が残る。  米中関税抗争は、両者の経済的損失が大きくなることに加えて、周辺諸国への影響を考慮したため、交渉継続としたのであろうが、米国は矛先を転じてウィグル民族 . . . 本文を読む
コメント (1)

トランプ米大統領閣下、靖國神社へ参拝していただけませんか

2019-05-24 11:44:38 | 米国関係
 5月25日、ドナルド・トランプ米国大統領が国賓として来日される。新帝陛下への拝謁、宮中晩餐会などの公式行事に加えて、2日間の予定はぎっしりと詰まっていると想像するが、是非安倍晋三首相に案内して貰いながら靖國神社へご参詣していただきたい。  それにより、日本人全般のトランプ大統領に対する感情は一変するであろうし、GHQ支配の影響に今なお苛まれる現代日本人の意識変化を齎すことであろう。 . . . 本文を読む
コメント

馬渕睦夫氏が語る<ディープ・ステート>の実態

2018-12-11 00:53:43 | 米国関係
 もう5年程前になるが、馬淵睦夫元駐ウクライナ大使の著作<国難の正体>を読み、成程と思うことが多かった。それで同書を数冊まとめ買いし、知人や教え子たちに贈呈した。中には、歴史観が変わったように思うとの感想を聞かせてくれた教え子もいた。  今回、馬淵氏と水島総社長が1時間の対談をし、書籍<国難の正体>のエッセンスを解説しているので拝聴しよう。その中で<ディ-プ・ステート>(闇の政府、影の為政者)に . . . 本文を読む
コメント

討論『やらまいか—真相はこうだ!』#24  トランプ政権登場と国際情勢への影響

2017-03-23 22:54:45 | 米国関係
 3月2日にDHCシアターの番組「やらまいか」で興味深い討論が行われた。これは、数日で YouTube から消えて閲覧出来なくなったが、最近DHCシアターのアーカイヴに収録されて、再度閲覧可能となった。  トランプ政権の性格を理解する上で、とても参考になるので、コピペさせていただきます。 『やらまいか—真相はこうだ!』#24 トランプ登場を日本のチャンスに   . . . 本文を読む
コメント

チャンネル桜討論 アメリカ・トランプの世界再編は成功するか?

2017-03-11 02:06:47 | 米国関係
 約3時間に及ぶ密度の濃い討論であるが、大変参考になる。 【討論】アメリカ・トランプの世界再編は成功するか?[桜H29/3/4] https://www.youtube.com/watch?v=OhJv5tC0Iy4 パネリスト:  川口マーン惠美(作家・拓殖大学日本文化研究所客員教授)  菅原出(国際政治アナリスト)  田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)  馬渕睦夫(元 . . . 本文を読む
コメント

米国デフォルトは辛うじて回避された

2013-10-18 12:16:11 | 米国関係
 オバマ大統領と米国下院(共和党)のチキン・レースは、結論を3ヶ月後に出すこととして中断された。政府の債務上限を引き上げることで、当面の連邦予算は確保され、政府機関の活動も再開される。また、債券利払いも可能となり、国家デフォルトも先延ばしになった。  世界中がこのチキン・レースを固唾を呑んで見守る中、米国の国家的威信は低下し、同国が誇る国際影響力の信用は著しく劣化した。オバマ大統領の思いつき政治 . . . 本文を読む
コメント

先行き不明の米国財政状況

2013-10-09 05:36:36 | 米国関係
 オバマ大統領は、国民皆保険を指向するオバマ・ケアを2014年度から開始するために、政府予算案の議会承認を求めて、一歩も譲ろうとしない。下院(共和党主導)は、オバマ・ケア予算を除いた政府暫定予算を承認して上院(民主党主導)へ送ったが、否決されて暫定予算さえ通らぬ有り様だ。  10月1日から3.8兆ドルに及ぶ政府歳出予算が執行停止のため、連邦政府の一部職員70万人は自宅待機となり(国防総省文民職員 . . . 本文を読む
コメント

再び米国のデフォルト危機が訪れた

2013-10-02 05:46:56 | 米国関係
 神無月(10月)を迎えて、我が家の金木犀(きんもくせい)の樹がオレンジ色の花を咲かせている。もう少しすると、独特の芳香が玄関にまで届くようになるだろう。そろそろ雪囲いを考える時節になった。  米国の会計年度は、10月1日から翌年9月30日までだが、先月30日までに本予算は議会で決まらず、当面の暫定予算さえも上院と下院で意見がまとまらないため、2014年度連邦予算は執行出来なくなった。オバマ大統 . . . 本文を読む
コメント

ロン・ポール氏(共和党)の在日米軍撤退構想 : 2012米国大統領選挙

2012-01-05 03:10:51 | 米国関係
 本年11月の米大統領選挙に向けて、共和党の候補者選抜がアイオワ州で始まった。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)、ロン・ポール下院議員(76)が共和党有力候補とされたが、結果はロムニー氏が僅差で候補となった。次点は、ダーク・ホースのリック・サントラム元上院議員(53)。  これから各州での候補者指名選挙が続くが、目玉は3月6日に11州の候補者選挙が同時に行われる「スーパー・チューズ . . . 本文を読む
コメント (1)

オバマ政権はASEAN諸国を軸とする対中包囲網を具体化

2011-11-20 02:37:09 | 米国関係
 オバマ大統領の就任前後から、米国とシナ・中共が連携して世界をリードする「G2構想」が喧伝され、2009年の夏頃までそれは続いた。従来から、米国・民主党政権は対中融和の姿勢であり、オバマ政権はそれを発展させるのかと思われた。  しかし、米国の経常赤字が増大するに連れて、米国議会は中共・人民元の実質固定化に反発、オバマ政権も繰り返し人民元の切り上げを求めたが、中共はこれを殆ど無視した。  一方、 . . . 本文を読む
コメント

中共を意識した米・豪軍事同盟の強化:ダーウィンへ米海兵隊が駐留

2011-11-17 23:10:13 | 米国関係
 米国は、南シナ海を睨んだ米軍の展開を具体化し始めた。豪州北部の海岸都市、ダーウィンに海兵隊2500人を駐留させると言う。南沙諸島や西沙諸島の領有権を巡るシナ・中共とASEAN諸国の争いは、30年前から続いているが、今世紀になって資源開発と漁業権問題で両者が争うことも増えている。  米海軍第7艦隊の存在は、シナ・中共にとって煩わしいものである。しかし、人民解放軍が空母建造を推進したり、潜水艦隊の . . . 本文を読む
コメント (1)

米国の原子力空母数が減らされる?

2011-11-05 00:08:24 | 米国関係
 財政赤字に悩む米国は、愈々軍事費の削減に手を付けるようだ。海軍では、原子力空母を1隻減らす構想が浮上している。横須賀を母港とする<ジョージ・ワシントン>も対象になっているらしい。同艦は、ニミッツ級原子力空母としては6番艦で、就役は1992年、艦齢は19年である。  この10万トン級の原子力空母は、建造費が凡そ5000億円を要し、搭載する艦上戦闘機数は最大で90機、運用で70機前後としても、そ . . . 本文を読む
コメント

同時多発テロ事件発生から10年が経過

2011-09-12 11:01:56 | 米国関係
 ニューヨークのWTCビルへ旅客機が衝突するなど、悲惨な結果を伴った「同時多発テロ事件」が起きて、早くも10年、昨日の9月11日は米国民が等しく鎮魂の心で犠牲者約3000人の冥福を祈った日であった。  この事件は、WTCビル本体の強度と衝突エネルギーの関係に不自然さがあり、衝突の無かったWTC7号棟が崩壊するなど、まるで爆発物が仕掛けられたような事実が残っている。国防総省ビル(ペンタゴン)に衝突 . . . 本文を読む
コメント

米下院が債務上限上乗せ法案を賛成多数で可決

2011-08-02 14:04:21 | 米国関係
 米国債上限を上乗せする議案は、ぎりぎりまで揉め抜き、東部時間8/1夜に米下院で賛成多数により可決した。上院も、間も無くこれを可決する見込み。世界中を騒がせた米国デフォルトは、債権の格付けなど様々な問題を残しながらも、一先ず回避されることになった。  基軸通貨ドルが、これ程不安定な状況に曝されたことは、かつて無かった。GDP14兆2600億ドル(=1112兆円)の大国が、財政破綻するなど、大 . . . 本文を読む
コメント

米国のデフォルトが迫りつつある

2011-07-24 06:00:09 | 米国関係
 米国債には、債券発行の上限が定められており、発行額が14兆3000億ドル(約1140兆円)を超えれば、債務不履行(デフォルト)となる。つまり、今までの借金を米国は払わないと宣言する国家破産状態に陥る。  8月2日までに、上記の国債発行上限を米国政府が変えることが出来なければ、デフォルトが現実化する。それによって、米国債券は、実質上紙くずになる可能性がある。デフォルトに伴って、一体どんなことが予 . . . 本文を読む
コメント