2008年の大晦日を迎えた。思い返すと、随分色々な事があった年だが、<経済カタストロフィー>の始まった年として長く歴史に残ることだろう。私事を顧みれば、この年齢になって初めて訪れた国や場所が多く、私にとっても極めて印象深い年になった。それに、恩師を始め、色々な方々とも悲しいお別れをした年でもある。 例年に無く、多くの若い人達と再会し、久し振りに元気そうな彼らの姿を見ることが出来たのは嬉しい。 . . . 本文を読む
今年6月にイスラエルとハマスの間で結ばれていた停戦協定が12月26日に失効すると、イスラエルはガザ地区の大規模空爆に踏み切った。それによるパレスチナ人死者は345人、負傷者は1500人以上と言う。
イスラエルは、空爆に続いてガザ地区へ地上軍を投入する意図である。この際、イスラム原理主義組織「ハマス」の戦闘能力を根こそぎ殲滅する狙いなのかも知れぬ。ヨルダン川西岸を支配するより穏健な組織「ファタ . . . 本文を読む
昨日は大納会(半日)。日経225の終値は前日よりも+112・39円高い8859.56円で年金などの公的資金による買いが終値を押し上げた。年初の日経平均に比べると42%の下落、約200兆円が時価総額で失われている。年間下落率は、1949年以降最大と言う。
一方、ダウ平均終値は、+184.14ドルとなり8668.39ドルであった。こちらは年初に比べると35%の下落。イスラエルのガザ侵攻、イラン核 . . . 本文を読む
北日本では、上空5000mに-40℃のシベリア寒気団が南下、西高東低の気圧配置は等圧線の並ぶ密度が高くなり、毎日激しい雪降りに見舞われている。当地は3日間雪が降り続き、現在積雪50cm。蔵王では樹氷ライトアップも始まり、各スキー場は大喜びだ。
帰省の始まった12月27日は、雪で電線が切断し、山形新幹線は不通になった。今日も同新幹線は、強風の影響と線路除雪で運転見合せが続いた。上下20本が運休 . . . 本文を読む
何処までも続く白い道
夕暮れの雪はなお降り続く
長靴で蹴るようにしてひたすら歩く
突風と共に襲い掛かる猛吹雪
雪の女王が呼び掛けて来た
思わず立ち止まって耳を澄ます
刺すような寒気と風の切る音
先は殆ど見えず
ぼんやりとわかるのは街灯だけ
被ったフードの紐を硬く締めなおす
家に辿り着き戸を開ければ
只ほっとする一瞬
ひとまずさよなら
雪の女王よ
部屋には赤々と燃えるオイルストーブ
水割りを持 . . . 本文を読む
若年教育(小学校・中学校)を担当する教師が校外で痴漢を働き、マスコミの話題になっている。昨今は、大学教師もセクハラ問題で職を失う例がかなり増えた。大学の場合、女子学生との交流が発展してしまうケースが多い。
大学生は高学年になると、ゼミ指導、就職相談などで、教師が女子学生と個別に接触する場面が増える。そうした状況の中で、同情が切っ掛けになり、恋愛感情が芽生えていく事もあろう。女子学生側にその気 . . . 本文を読む
朝日新聞社の営業赤字転落は、極めて印象深いものがあった。その後、毎日新聞社と産経新聞社も同様に赤字決算状態になった。まず朝日新聞だが、11月22日付けの産経記事が伝えたのは、、
朝日新聞が初の赤字転落
2008.11.22 01:49
大手新聞社の朝日新聞社が21日発表した平成20年9月中間連結決算によると、最終損益が前年同期の47億円の黒字から103億円の赤字に転落した。営業損益も7 . . . 本文を読む
昨夜から降り続いた雪は約10cm積もり、風が強く暴風雪警報が出ている。気圧配置は典型的な西高東低型になって、寒気団が南下したから暫くは雪降りの日が続きそうだ。昨日まで雪が全く無く、冬将軍もサボっているのかと思っていたが、忘れないでやって来た。除雪車も、今季2回目の出動。
米国北部とカナダは大雪で大変なようだ。ウィスコンシン州では、車100台以上の追突事故も起きたと言う。クリスマス休暇で帰省す . . . 本文を読む
海賊が跋扈(ばっこ)するソマリア周辺海域へ、12月26日シナ艦隊が派遣されるわけだが、我が国はどうしてこの問題に手を拱いているのか。日本の艦船が繰り返し海賊に襲われている事実があるのに、何のための海上自衛隊か。
民主党が、海自のソマリア沖派遣に党として反対するようであれば、政府は国民へ大キャンペーンを行って、「民主党に日本を守る意思無し」と伝えれば良い。麻生首相始め、政府自体にその気が無いか . . . 本文を読む
定額給付金を含む2次補正予算が閣議決定された。来年早々にも、国会審議入りするのだろう。それにしても、2兆円のカネのばら撒きは、勿体無いような気がする。電線地中化工事推進などに用いて、地方にカネが流れるようにすれば良いのにと思う。
財政投融資特別会計から転用して2次補正予算の財源にするようだが、この特別会計と言う存在も実態が良く分からない。幾つかの特別会計があって、その総額は通常の国家予 . . . 本文を読む
O.ヘンリー短編集は、20世紀初頭に米国庶民たちが慎ましくも思いやりに溢れた日常生活を送っていた姿を描く内容である。私は、その中で特に<最後の一葉>(1905)と<賢者の贈り物>(1905)が好きである。ここでは、クリスマスに因んだ後者の話を取り上げよう。
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デラとジム(22歳)の貧しい若夫婦は、街の片隅にあるぼろアパートに住んでいる。不景気で、ジムの週給は . . . 本文を読む
円高差損と販売不況(販売台数減少)のため、トヨタ自動車が1941年以来始めての赤字決算になるらしい。トヨタは、1円円高になると400億円の損失が出ると言うから、今年9月以降15円位円高になっているので、それだけで6000億円強の損失だ。
今年11月6日に、トヨタは来年3月期の決算予想を営業利益1兆6000億円から引き下げて6000億円とした。それを今回更に修正して、ー1500億円としたわけだ . . . 本文を読む
お正月の帰省で、嬉々として故郷へ戻る人達、父母や古い友人達との再会を懐かしく悦び合い、話が弾むことだろう。今年はガソリンが安くなったから、車で帰省する人が増えるのだろうか。まずは、旅のご安全を祈る次第。 私らが20代の頃、森山良子さんの歌うフォークソングに聴き惚れた。その中に、<思い出のグリーングラス>がある。北海道の片田舎に帰省する時、駅頭に父母や恋人が姿を見せる事は無かったが(笑)、夏冬 . . . 本文を読む
このところ、シナの経済成長率が落ち込んで、5%台になる見込みと言う。金融危機が始まる前は、10%以上と言っていたから、大変な減速だ。輸出中心で、内需が小さい国家体質だから、海外が一斉に買わなくなれば影響はもろに出る。
シナの製品は、付加価値の低い汎用製品が多い。一方では、自国で開発する技術力が無いから、外国で開発されたIT製品を組み立てて輸出するケースが目に付く。製品の心臓部は、ブラックボッ . . . 本文を読む