陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

ウィグル人が中共の軛(くびき)から開放されるのは何時になるのだろうか

2013-11-04 12:02:24 | チベット・ウィグル関係
 今年も、ラビア・カーディル女史にノーベル平和賞が与えられなかった。彼女は、世界ウィグル会議の議長として、ウイグル人の歴史、伝統、宗教(イスラム)と文化の尊重と保全、そして人権確保と自由を訴え、中共支配からの民族開放と東トルキスタンの独立を求めて国際的な活動を行っている。  10月28日に起きた天安門広場での自動車突入炎上事件は、ウイグル人家族3人が同乗していた。中共政府への強烈な抗議と見られる . . . 本文を読む
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チベットの高校生が漢語教育押し付けに反対して立ち上がる

2010-10-25 21:18:12 | チベット・ウィグル関係
 シナ・中共政府が強引な形でチベット民族の教育体系に干渉し、若者達の大反発を招いている。場所は青海省のチベット族居住区。2008年3月、チベット仏教僧侶がラサで多数虐殺され、世界から強い批判を浴びた。その後、2009年3月にも、青海省で暴動が起き、チベット僧侶を含む100人が拘束された。今度は、チベット高校生に対して中共当局は弾圧を加えるのだろうか?  この事態は、劉暁波(りゅうぎょうは)氏のノ . . . 本文を読む
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チベット民族蜂起50周年ピースマーチ(3/14、東京)

2009-03-13 16:43:00 | チベット・ウィグル関係
 丁度1年前は、チベットで中共による民衆大弾圧があり、かなりの犠牲者が出た。世界中でチベット支援の声が上って、<北京五輪>ボイコット運動も高まり、騒然とした雰囲気であった。  今年は、次の行事が明日東京で開催される。以下は、御家人さんの<日々是チナヲチ>ブログよりコピペ。私は、残念ながら所用で上京出来ないが、盛会となることを期待している。 http://blog.goo.ne.jp/gokeni . . . 本文を読む
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“Candle for Tibet”へ参加します

2008-08-05 05:16:19 | チベット・ウィグル関係
 私は、マレーシア製のキューブキャンドルを持っている。28時間燃え続けるタイプ。何か大事な時に使おうと思って、5年前に入手した。  これを8月8日(金)の午後8時に点灯し、フリー・チベット、フリー・東トルキスタンを静かに祈ろうと思う。晴れたら、庭のテーブルの上に置き、風雨の時は書斎の机に移す。  下記の運動に参加するために。  「チベットに祈りの灯火を」  http://www.candle . . . 本文を読む
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5月8日、私も早稲田へ行きます

2008-05-08 04:39:15 | チベット・ウィグル関係
 5月6日は、日比谷公園・<松本楼>へ有志の方々が効果的、かつ強い意思表示をされ、また4200人の自発的デモ行進も行われたことを知った。何か、日本の姿が変わりつつあるように感じる。  日本の若者は素晴らしい!! 些か、老骨の血も騒ぐ。  私も、これから東京へ出掛けて、是非「5・8早稲田の集い」に参加したい。14:00 高田馬場駅集合だから、朝方の新幹線に乗れば十分間に合うだろう。  ブログで . . . 本文を読む
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ペロシ下院議長がダラムサラを訪問し、ダライ・ラマ法王と会談

2008-03-23 01:28:44 | チベット・ウィグル関係
 ナンシー・P・ペロシ米国下院議長 (House Speaker)(民主党、67歳)が、急遽北インドのダラムサラに飛び、ダライ・ラマ14世法王と会談した。そして個人的見解と断りながらも、中共のラサ大虐殺を非難した。彼女の姿勢こそ、人権尊重の立場を表明するものであり、このような政治家を持つ米国を羨ましく感じる。 ペロシ米下院議長がダライ・ラマと会談、中国を非難 インド・ダラムサラ(CNN) 中国 . . . 本文を読む
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<3・14チベット虐殺>に対する世界の厳しい目

2008-03-22 10:55:02 | チベット・ウィグル関係
 横暴極まる中共政府の厳しい情報統制にも係わらず、<3・14チベット虐殺>の凄まじい実態が画像や動画によって世界中に知られつつある。ネット配信されたチベット人被害者の傷ましい写真は、将に正視に耐えない内容だ。それは、法輪功信者に対する非人道的な加害行動以上である。こうした残虐な行動を見る時、シナ人の根底にある加虐嗜好が、あの「通州事件」(1937)を生み出したと思わざるを得ない。  ネット情報に . . . 本文を読む
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改めてチベット問題の内容を振り返る

2008-03-21 12:48:13 | チベット・ウィグル関係
 この所、他出が続き、ブログ更新が出来なかった。それにも拘らず、御訪問いただいた方々にお詫びを、そしてお礼を申し上げます。出来るだけエントリーを新しくしますので、今後もどうぞ宜しく。  陸奥の南部も昨日春分の日を迎えて、日々に暖かさを増している。威勢の良かった冬将軍は既に遠く北へ去り、暖かい陽射しを浴びて雪解け水を求め鶯が姿を見せる。  斯様に自然界では冬が去り、柔らかな春が訪れても、人間社会 . . . 本文を読む
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チベットのラサで暴動発生:中共政府はラマ僧侶へ武力弾圧を加える

2008-03-15 07:12:26 | チベット・ウィグル関係
 3月14日午後、チベットの首府ラサでラマ僧侶を中心に激しい反中共暴動が起きた。数百人規模の抗議行動が暴徒化し、店舗への放火、武装警察車両への投石と破壊が行われ、主要寺院が封鎖されている。武装警察の発砲などにより、14人の死者、100人以上の負傷者が出ているとの事。  これは、胡錦濤チベット弾圧(1989、戒厳令施行)以来、最大規模の騒乱である。中共の唱える民族融和のお題目は、完全に吹き飛んだ。 . . . 本文を読む
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若いウィグル人女性が航空機テロ未遂?

2008-03-12 06:49:26 | チベット・ウィグル関係
 共産党の厳しい監視と過酷な行政支配下にあるウィグル自治区で、航空機テロを企図した犯人が未遂のまま捕らえられたとの報道。航空機破壊を狙ったと説明されているが、犯人は単に騒動を起こすのが狙いだったのだろうか。 中国・自治区で航空機テロ未遂、五輪破壊狙う組織も摘発  【北京=杉山祐之】中国新疆ウイグル自治区の王楽泉・共産党委員会書記らは9日、北京で記者団に、3月7日に自治区を離陸した国内線旅客機で . . . 本文を読む
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ダライ・ラマ、新幹線車中で大いに語る

2007-11-25 22:22:58 | チベット・ウィグル関係
 ダライ・ラマ14世法王の来日は、地方版とは言え、全国紙がこぞって取り上げた。今回は、昨年までと少し様子が違って見える。産経新聞は、新幹線の中でダライ・ラマへインタビューを行った。ダライ・ラマも思うところを語ったようだ。 【グローバルインタビュー】ダライ・ラマ「チベット情勢、最も緊迫」 2007.11.25 10:20  チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世(72)は、訪日中に産経新 . . . 本文を読む
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ダライ・ラマの再来日(追記あり)

2007-11-19 04:15:48 | チベット・ウィグル関係
 昨夜から今朝に掛けて、初雪が降った。積雪6cm。庭木の「雪囲い」は、前日までに辛うじて終了、今年も手伝いをしなかった。全国的に木枯らしが吹く西高東低の気圧配置だ。でも、この雪は直ぐ融けるだろう。  今月15日にダライ・ラマ14世法王が昨年秋に続いて再来日された。そして、木枯らしの吹く中を伊勢神宮へ参拝、禊もされた。例によって、日本のマスコミは全く取り上げない。私は、日本のマスコミがダライ・ラマ . . . 本文を読む
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ウィグル人のラビア・カーディル女史が初来日

2007-11-13 03:20:58 | チベット・ウィグル関係
 米国下院議員との懇談を終えて、ラビア・カーディル女史が初来日し、11月10日に東京で講演を行った。日本のマスコミは中共のクレームを懼れてか、カーディル女史の訪問を全く報道していないが、<大紀元>記事によると、 ウイグル人権活動家・ラビアさん来日講演、中国当局の凄惨な弾圧訴える  【大紀元日本11月11日】初来日のウイグル人女性の人権活動家、ラビア・カーディルさん(60)=米国在住=は10日、 . . . 本文を読む
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民族浄化を受けるウィグル族女性の悲しみ

2007-11-03 00:53:08 | チベット・ウィグル関係
 新疆ウィグル自治区(=旧東トルキスタン共和国)は、1949年に人民解放軍が侵入し、中共に編入された。自治区として発足したのは1955年である。現在人口2000万人、その4割がウィグル人で、漢族は同化政策により著しく増えて、同じく4割を占めると言う。面積は166万平方キロで、日本の約4倍。(以上Wikipedia を参考)。  中共政府のウィグル族支配体制は過酷である一方、イスラム教徒による東ト . . . 本文を読む
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ダライ・ラマ、ハーパー・カナダ首相と会談

2007-10-31 00:08:34 | チベット・ウィグル関係
 陸奥の紅葉は、今が盛りである。庭の灯台(どうだん)躑躅は真っ赤になり、また街路の銀杏並木の黄色が美しい。山奥では既に枯葉が増えて、動物達は冬篭りに忙しいことであろう。我が家も、そろそろ雪囲いをする準備をしなければならぬ。今年は、ラニーニャの影響で、寒冬になるのだろうか。  ダライ・ラマ14世法王がカナダを訪問、ハーパー首相と公式会談をしたようだ。日本のマスコミでは報道されないので、<大紀元>の . . . 本文を読む
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