福島第一原発事故で懸念された猛毒元素プルトニウムの拡散であるが、今回始めて80km圏における100ヶ所の土壌濃度が文科省より発表された。プルトニウム238、239、240いずれも平方米当たり4~15 Bq と少ない。
第一原発3号機では、プルトニウムを含んだMOX燃料を用いていたので、特に気になる面があった。だが、結果は1980年代までの大気圏内核実験時に検出されたレベルである。
一方 . . . 本文を読む
メロンは美味しい果物である。また、日持ちが良い。国産品も品種改良が進み、多種類のネットメロンが沢山スーパーに並ぶ。有名なものは、橙色の果肉を持つ「夕張メロン」。ハウス栽培も盛んに行われる。輸入品では、メキシコ産、米国産が多く、国産よりも遙かに安い。
メロンに関する情報は、「果物ナビ」が詳しい。
さて、米国コロラド州で生産された露地物メロンが食中毒の原因となり、13人が死亡、72人が感染し . . . 本文を読む
現在のギリシャ債務超過を救えるのは、ドイツだけである。ドイツは、<リーマン・ショック>以降のユーロ価格低下により、輸出を著しく伸ばして貿易収支を改善した。欧州では、ドイツとスイスのみが経済的に好調である。
昨年1月から、ギリシャ財政赤字が嚆矢となって、PIIGS危機が顕在化した。これに対し、2010年5月に、EU各国と欧州中央銀行(ECB)、及びIMFが中心になって「欧州金融安定ファシリティ . . . 本文を読む
シナ・中共は、時々面白い行動を取る。昨年、ノーベル平和賞に反体制派活動家の劉暁波(りゅう ぎょうは)氏が選ばれた時は、平和賞選考委員会の設置されているノルウェーに様々な国家的嫌がらせを行い、国際的な顰蹙(ひんしゅく)を買った。
劉暁波氏にノーベル平和賞が決まると、錦州監獄に収監中である劉氏の代わりに授賞式へ出席しようとした夫人を拘束した。また、受賞式典の行われるオスロ市庁舎へ、各国大使が出席 . . . 本文を読む
今年7月23日に大惨事を招いたシナの高速鉄道だが、今度は上海の地下鉄で大きな追突事故を起こし、260人が負傷したようだ。例によって、詳しく負傷者の実態が報道されていないが、死者も出たのではないか。
今回も、高速鉄道事故同様に、電車の安全運行システムが上手く働いていない。闇雲に電車を走らせることだけに集中すると、安全が疎かになり、人命軽視に繋がる。シナ・中共の独裁体制では、共産党幹部の人命は重 . . . 本文を読む
成田山・新勝寺(真言宗)は、ご本尊が「不動明王」、これは弘法大師の作との伝承がある。開山は940年、「平将門の乱」に関係している。この寺へ新年に参賀する客は、明治神宮に次いで全国第2位、約290万人の善男善女が訪れる。
新勝寺の<柴灯大護摩供養>(9/25)で、「高田の松」が焚き上げ供養された。これにもクレームを吐(つ)ける向きがあったようだが、寺側では事前に松の木の放射線量をチェックし、問 . . . 本文を読む
陸山会の政治資金規正法に違反する事件で、9月26日、東京地裁は小澤一郎元民主党代表の元秘書ら3人に有罪判決を宣告した。執行猶予付きの判決とは言え、小澤元代表は極めて深刻な状況を迎えた。
小澤元代表自身への裁判は、来月上旬から始まる。それと同時に、国会審議が本格化し、小澤グループと融和を図る野田政権は、野党から関連した疑義が出されて、立ち往生する場面も想定される。
小澤元代表は、もし自分が . . . 本文を読む
新米の収穫期を各地が迎えている。山形県では、公的機関による新米の放射性物質検査(本調査)が進み、9月19日現在、全く問題が無いと報道されている。同日付けで、県内産新米の出荷自粛が解除された。
米の放射性物質調査結果(本調査)について
http://www.pref.yamagata.jp/ou/norinsuisan/140031/htyousa.pdf
福島県による県産・一般米の放射性物 . . . 本文を読む
陽光の溢れた早朝、コーヒーカップを持って、2階のベランダに出る。随分と肌寒くなった。気温10℃。秋分の日を過ぎて、これから昼間の時間が短くなる。
9月12日は、旧暦の8月15日。満月、別名「望」の日である。この日は、観月をすっかり忘れて、早目に寝てしまった。だから煌々(こうこう)と照る円月の姿を見逃した。翌日、十六夜(いざよい)の月をのんびりと眺めた。十五夜の月も十六夜のそれも、さして大きさ . . . 本文を読む
秋分の日、日本の誇るH2Aロケットによって、情報収集衛星光学4号機の打ち上げが成功した。これは、事実上の偵察衛星である。ロケット打ち上げ技術も、かなり安定して来て、何とも嬉しい。
情報衛星打ち上げ成功=光学4号機、H2Aで-種子島
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は23日午後1時36分、政府の情報収集衛星(IGS)光学4号機を搭載したH2Aロケット19号機を鹿児島県・種子島宇宙センターから . . . 本文を読む
<特殊相対性理論>から、「質量を持った物体は光速度cを越えることは無い」との結論が示される。<特殊相対性理論>は、
(1)光速度不変の原理(真空中のc= 2.998 x 10*10 [cm/sec] は定数)
(2)特殊相対性原理(ローレンツ変換)
から構成され、慣性系の物理法則を説明する。これは、1905年にアルバート・アインシュタインが25歳の時に提唱した理論であり、その後<一般相対性理 . . . 本文を読む
台風15号が迫り来る最中、日本をさっさと離れて、米国へ出掛けた野田佳彦首相(54)だが、現地で韓国の李明博大統領と会談した際、竹島問題には一切触れず、在韓日本大使館前に慰安婦記念碑を嫌がらせで建てる暴挙にもノーコメント。挙句に「韓国は最も重要な隣国」と言うに至って、「何だ、これは!」との呆れた印象だ。
私は、野田首相が先の民主党代表選で、「どじょう発言」を行った時、何と言う情けない大衆迎合の . . . 本文を読む
沖縄近海で数日間迷走を続けていた強い台風15号は、一転して直線的に北東へ向かった。その間に、大量の湿った空気が日本列島に流れ込み、紀伊半島山間部や西日本各地へ豪雨を齎(もたら)している。
移動を開始した台風15号は、時速20kmで直線的に本州へ近づき、9月21日午後2時に浜松へ上陸、暴風雨を伴いながら静岡県を駆け抜けて、甲府を経由、夕刻には埼玉北部へ進んだ。上陸後も台風の勢力は衰えず、速度は . . . 本文を読む
まだ先行きの見えないギリシャのデフォルト問題、欧州経済が停滞する大きな要因になっている。ギリシャが財政再建計画を繰り返し提出しても、ユーロ加盟国が信用しないのだ。ユーロ安を背景に、輸出が好調であったドイツも、7月以降は伸びが鈍化した。ドイツがギリシャに対して厳しい見方を強めている理由の一つだろう。
施政3年間で、未曾有の財政赤字を生み出しているオバマ政権だが、再選を狙ってこれから3年間で3兆 . . . 本文を読む
大震災の復興支援を謳(うた)った愛知県日進市の花火大会(9/18夜)では、岩手、宮城、福島3県で製造された花火を使う予定であった。それを市のHPに記し、市民の理解が得られることを期待したらしい。
ところが実施日の2日前、日進市民から苦情や問い合わせが約20件ほど実行委員会事務局(市産業振興課)に寄せられ、それらを検討した結果、福島県産だけを除外して花火大会は実行された。
打ち上げ中止とな . . . 本文を読む