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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 北欧の花 ~

2015-06-10 21:33:54 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
 あじかいィのおはなァ、さきまくりィ!」
「がるる!ぐるるるがるるぐーる?」(←訳:虎です!アジサイ観光もピーク?)

 こんにちは、ネーさです。
 アジサイで有名な観光地といえば鎌倉♪
 なんですけど、鎌倉プチ旅を予定している御方は注意してくださいね。
 海に近く、アジサイが美しいお寺として知られる成就院さんは現在、
 参道の改修工事とアジサイの植え替えが行われています。
 2017年くらいまでは《アジサイはおやすみ》とのことですよ
 (工事中でもお参りはできます)。
 新たな花の名所が完成するのを待ちながら、
 本日は、展覧会情報を、どうぞ~♪

  



        ―― ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし ――



 東京・上野の東京藝術大学大学美術館(3階)にて、
 会期は2015年6月2日~7月26日(月曜休館、ただし7/20は開館し7/21に休館)、
 《フィンランドの国民的画家》と呼ばれる
 Helene Schjerbeckヘレン・シャルフベックさんの代表作を集めた
 日本では初の回顧展となります。

「じょせいィがかさんでスねッ!」
「ぐるる!」(←訳:珍しい!)

  

 そうね、
 時代を考えると、珍しい、と言えるかもしれません。

 ヘレン・シャルフベックさんは1862年生まれ、1946年没。
 19世紀末から20世紀前半にかけて
 活躍した画家さんでした。

「しかもォ、ふぃんらんどォ!」
「がるる!」(←訳:北欧だ!)

  

 ヨーロッパでも北方の、
 明らかに南欧のものではない光、色調――

 けれど、シャルフベックさんはパリで学んだこともあるのです。
 セザンヌさんやマネさん、ホイッスラーさんから影響を受け、
 ジャポニズムの流行も体験し、
 サロンへの出品も果たし、
 フランスのブルターニュ地方、
 英国のコーンウォール地方にも滞在し、
 その上で母国に戻り、
 辿り着いたのが、この色、この線、筆使い、でした。

「なんだかァ、みすてりあすゥ??」
「ぐるがるぅ~…」(←訳:独特だなぁ~…)

 フィンランドでは、
 シャルフベックさんはとても愛され、
 作品は国宝のように扱われているのだとか。

「ちょうゥゆうめいじんッ、なのでスかッ」
「がぅるるるるるぐるるる!」(←訳:フィンランドの花なんだ!)

 フィンランド国立アテネウム美術館コレクションを中心に、
 日本初公開となる作品も多いこの展覧会は、
 8月には仙台の宮城県美術館、
 10月末からは広島の奥田元宋・小由女美術館、
 2016年1月には神奈川県立近代美術館葉山へも
 巡回します。

 アート好きさんは、お近くの美術館での展覧会へ、ぜひ♪





   さて、なにやら久しぶりのような気がするオマケ画像も、はいっ!
   
   『グリコ』さんの
   《冷えシャリコロン キャラメルマキアート》♪
   「ふァいッ!ひやすとォ、たしかにッ」
   「ぐぅるるる!」(←訳:シャリリン!)
   体調を崩しやすい梅雨期ですから、
   皆さま、どうか御自愛を。


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