「こんにちわッ、テディちゃでス!
まさかのォ、かちのこりィ!」
「がるる!ぐるぐるがる!」(←訳:虎です!五輪開催です!)
こんにちは、ネーさです。
ええっ?東京でオリンピック?本当に?と、今日は朝から驚かされましたね。
開催に、賛成/反対、色々な声があるようですが、
五輪出場を目指しているスポーツ少年少女のために
(特にマイナー競技でがんばっている若い選手さんたちのために!)
いまは素直に喜びましょう♪
さあ、では、本日の読書タイムも――
「よォ~いィ!」
「ぐるっ!」(←訳:ドンっ!)

―― 戦国茶の湯倶楽部 ――
著者は中村修也(なかむら・しゅうや)さん、画は川口澄子(かわぐち・すみこ)さん、
2013年7月に発行されました。
『利休からたどる茶の湯の人々』と副題が付されています。
茶の湯……つまりは、茶道……その歴史となると……。
「ううッ、むずかしそうゥッ!」
「がるぐるぅ!」(←訳:頭が痛いぃ!)
そうね、それが一般的な反応と言えそうね。
私ネーさも、考えただけで足がシビレてきちゃいそうです。
しかし、
文学博士にして、日本茶道史と古代史を専門とする著者・中村さんは、
茶道の歴史と
茶道史上の偉人さんたちの物語を
とても読みやすい御本に仕立ててくださいました!
俗に謂う、
『目からウロコ』で『なぁ~るほど』!
「ぽろぽろォ、でスかッ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:落ちましたか?)
日本人の大多数が持っている、
茶道に対する概念は、
利休さんに関する逸話に端を発しています。
たとえば、朝顔のお話。
利休さんのお庭に朝顔の花がそれは見事に咲いている、と
耳にした秀吉公。
茶会に招かれ、いそいそと利休さんのもとを訪ねてみたけれど、
あれ?
花なんて無いじゃないか!
眉をひそめつつ茶室に入れば、
そこには、一輪の朝顔の花が……。
「うむゥ! ゆうめいィなァ、おはなしィ、でス!」
「がるるぐっるるがる!」(←訳:みんな知ってるよね!)
ところが、
このエピソードは創作。
利休さんの没後ずいぶんと時が経った江戸期・元禄時代の書物、
『南方録(なんぽうろく)』から生まれ、広まったフィクション、なのですって。
「えええッ? ふぃくしょんッ??」
「ぐるるがっるるるっ??」(←訳:ホントじゃないのっ??)
かように、既成の《むやみに偉大なる茶聖》像を壊しながら、
中村さんは茶道の歴史を再構築してゆきます。
出自不明の商人たちが
茶の湯大好き!な大名諸侯を利用し、のし上がってゆくさま。
大事な茶道具を最期まで渡さず、地獄へ道連れ!にしちゃった武将。
信長さんに影響されて茶道に入れ込んだ秀吉さんの、
茶碗は黒か?赤か?をめぐる趣味の真相。
利休さんよりはるかに前の時代にも
茶を好み、たしなむ《先輩》茶人たちが存在した……。
「じじつはァ、しょうせつゥよりィ~」
「がるる~!」(←訳:面白い~!)
教科書には載っていない茶の湯の歴史本道!
歴史好きな活字マニアさんには
ことにおすすめです♪
武将萌え!な方々も、ぜひ~!
まさかのォ、かちのこりィ!」
「がるる!ぐるぐるがる!」(←訳:虎です!五輪開催です!)
こんにちは、ネーさです。
ええっ?東京でオリンピック?本当に?と、今日は朝から驚かされましたね。
開催に、賛成/反対、色々な声があるようですが、
五輪出場を目指しているスポーツ少年少女のために
(特にマイナー競技でがんばっている若い選手さんたちのために!)
いまは素直に喜びましょう♪
さあ、では、本日の読書タイムも――
「よォ~いィ!」
「ぐるっ!」(←訳:ドンっ!)

―― 戦国茶の湯倶楽部 ――
著者は中村修也(なかむら・しゅうや)さん、画は川口澄子(かわぐち・すみこ)さん、
2013年7月に発行されました。
『利休からたどる茶の湯の人々』と副題が付されています。
茶の湯……つまりは、茶道……その歴史となると……。
「ううッ、むずかしそうゥッ!」
「がるぐるぅ!」(←訳:頭が痛いぃ!)
そうね、それが一般的な反応と言えそうね。
私ネーさも、考えただけで足がシビレてきちゃいそうです。
しかし、
文学博士にして、日本茶道史と古代史を専門とする著者・中村さんは、
茶道の歴史と
茶道史上の偉人さんたちの物語を
とても読みやすい御本に仕立ててくださいました!
俗に謂う、
『目からウロコ』で『なぁ~るほど』!
「ぽろぽろォ、でスかッ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:落ちましたか?)
日本人の大多数が持っている、
茶道に対する概念は、
利休さんに関する逸話に端を発しています。
たとえば、朝顔のお話。
利休さんのお庭に朝顔の花がそれは見事に咲いている、と
耳にした秀吉公。
茶会に招かれ、いそいそと利休さんのもとを訪ねてみたけれど、
あれ?
花なんて無いじゃないか!
眉をひそめつつ茶室に入れば、
そこには、一輪の朝顔の花が……。
「うむゥ! ゆうめいィなァ、おはなしィ、でス!」
「がるるぐっるるがる!」(←訳:みんな知ってるよね!)
ところが、
このエピソードは創作。
利休さんの没後ずいぶんと時が経った江戸期・元禄時代の書物、
『南方録(なんぽうろく)』から生まれ、広まったフィクション、なのですって。
「えええッ? ふぃくしょんッ??」
「ぐるるがっるるるっ??」(←訳:ホントじゃないのっ??)
かように、既成の《むやみに偉大なる茶聖》像を壊しながら、
中村さんは茶道の歴史を再構築してゆきます。
出自不明の商人たちが
茶の湯大好き!な大名諸侯を利用し、のし上がってゆくさま。
大事な茶道具を最期まで渡さず、地獄へ道連れ!にしちゃった武将。
信長さんに影響されて茶道に入れ込んだ秀吉さんの、
茶碗は黒か?赤か?をめぐる趣味の真相。
利休さんよりはるかに前の時代にも
茶を好み、たしなむ《先輩》茶人たちが存在した……。
「じじつはァ、しょうせつゥよりィ~」
「がるる~!」(←訳:面白い~!)
教科書には載っていない茶の湯の歴史本道!
歴史好きな活字マニアさんには
ことにおすすめです♪
武将萌え!な方々も、ぜひ~!