明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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今週の見通し・NY株 上昇基調の持続 焦点

2010年02月21日 21時58分11秒 | Weblog
今週の見通し・NY株 上昇基調の持続 焦点

今週の米株式相場は、足元の上昇基調をどこまで保てるかが焦点となる。

米連邦準備理事会(FRB)の公定歩合引き上げを受け、金融引き締めのペースや手順への関心が高まっている。

今週はFRB幹部の発言が相次ぐため、内容を手掛かりに早期利上げに対する警戒感が出れば、相場の重荷となる可能性がある。

先週のダウ工業株30種平均は連休明けから4日続伸。1週間で300ドル超上昇、4週間ぶりの高値水準で取引を終えた。

市場予想を上回る経済指標の発表で景気回復期待が広がり、上昇を支えた。商品先物相場の上昇やギリシャの財政懸念一服も支援材料となった。

今週は24~25日にバーナンキFRB議長が議会証言に臨む。公定歩合引き上げを決めた経緯にも言及するとみられる。他のFRB幹部の発言も相次ぎ、景気見通しや金融規制改革についての言及がありそうだ。

経済指標では昨年10~12月期の米国内総生産(GDP)の改定値のほか、住宅販売や耐久財受注などが発表される。全体的に経済の改善基調を裏付ける内容になると予想されている。

【枝野大臣が全面見直し宣言!】国費3兆円を取り戻せ

2010年02月21日 16時37分13秒 | Weblog
【枝野大臣が全面見直し宣言!】国費3兆円を取り戻せ 
まだまだある独立行政法人のムダとデタラメ(ゲンダイネット)より

枝野行政刷新相が仰天プランをブチ上げた。
4月にもスタートする事業仕分け第2弾で、「独立行政法人をゼロベースで見直す。
原則廃止の路線だ」と明言したのだ。

98ある独立行政法人には毎年3兆円余りの国費がジャブジャブ使われている。
官僚OBの天下り理事長が年間2000万円もの高給を食(は)んでいるケースもゾロゾロだ。

独法といえば、20億円の赤字を毎年タレ流しているハコモノ、「私のしごと館」を運営した「雇用・能力開発機構」などが有名だが、デタラメはまだまだある。

かつて独法の前身、特殊法人での勤務経験があるジャーナリストの若林亜紀氏が言う。
「私が勤めていた法人(現・労働政策研究・研修機構)は、国民が払っている雇用保険の一部を使い、失業者を増やさない研究をする機関です。
しかし、そんなのは名目だけ。私が在籍していたころの理事長は、視察を口実に毎月のように海外旅行を楽しんでいました。
飛行機はファーストクラス、ホテルは5つ星のスイートルームで、観光、グルメ、ショッピングと遊興三昧。
フランスのオペラが好きなので、パリ事務所をつくったほどです」百歩譲って、失業者が減っているならまだいいが、実際には増加の一途。
これじゃあ、百害あって一利なしだ。

青年海外協力隊で知られる「国際協力機構」(JICA)もヒドい。
「東京・麹町にそびえ立つ家賃28億円のJICA本部ビルに潜入して驚きました。
何と、すし屋を招いて、臨時すし屋台を設置していたのです。
JICA職員は給料もベラボーで、海外赴任では外交官並みの平均年収1320万円(平均39歳)。
しかも、外交特権で日本でも赴任先でも所得税がかかりません。
税金を払わなくていい分、外交官よりおいしいかもしれません」(若林亜紀氏=前出)

こうしたデタラメ独法に流れるムダ金がゼロになれば、財源がとやかく言われている子ども手当の大半をまかなえる計算だ。

枝野大臣の腕の見せどころである。

【3月人事の後にしようと思っていた検察の暗部リポートを少し前倒しで掲載。

2010年02月21日 16時01分49秒 | Weblog
次号、週刊朝日に「検察にとどめの原稿を書いた」と、松田光世氏がつふやく(日々坦々)より

【3月人事の後にしようと思っていた検察の暗部リポートを少し前倒しで掲載。
今回の公務員制度改革法案を確認。幹部公務員バスケットには検事総長も含まれていて、民間からの起用も可能、後は鳩山さんがズバッとやってくれるかどうか・・】

あの「検察再生計画」をつぶやき話題を振り撒いた、松田光世氏がツイッター上で、またまた衝撃つぶやき。「谷川次席検事と戦う週刊朝日に検察にとどめの原稿書きました。」
(監視じゃ!ナル。)

(引用開始)
週刊ポストが、検察を動かして小沢疑惑を仕掛けているのが小泉だと書いていたが、あれは間違い。仕掛け人は、安倍晋三元首相と小泉の秘書官だった飯島。安倍は、本命ではなかった樋渡を検事総長に据え、官房副長官に元警察庁長官の漆間を起用し、検察・警察を牛耳って国を動かそうとした。
2日前

「清和会政権」が4代も続くと、権力の腐敗は頂点に達する。安倍のバックには、地元の山口組など暴力団の親睦団体「毛利会」の存在がある。普通の政治家は、暴力団の抗争絡みで、地元事務所に銃弾を撃ち込まれたりしない。
2日前

安倍は、中選挙区時代の名簿を渡して手なずけた手下の河村前官房長官と萩高同期だった羽毛田宮内庁長官に例の「天皇特例会見」批判をさせて、小沢追い落としに天皇陛下を政治利用した。今週、安倍政権時代にも「特例会見」があったことを平野官房長官に暴露され、赤っ恥。
2日前

河村前官房長官が政権交代選挙後に引きだした2億5000万円の官房機密費。小沢を告発したエセ団体。これを結んだのも安倍。裏で飯島が動いた。
2日前

3月人事を前に、検察の異常な強権発動が続く。最後っ屁にしても、ひどすぎる。なので、
検察の暗部レポート第1章「大阪地検特捜部による村木局長冤罪事件」=冤罪は真犯人の供述で、でっちあげられた。ちなみに、どらえもんは、元日経新聞大阪社会部司法サブキャップで大阪地検を担当。
1日前

公募とまではいかなかったようだが、事務次官は実質「政治任用化」し、民間人の起用を可能とすることで決着、閣議決定することになったと@kharaguchi(原口大臣)からTELさっき。


kharaguchi「昨夜、Kさんとおめえのこと話したけど、異能の人なんでどう使ったらいいかわからんとボヤいてたぞ」どら「だったら何、財務大臣政務秘書官空けたままにしてるんですかと、突っ込んでくださいよ♪」
1日前

Kさん「現在の所得税では(所得の)再配分機能が低下している」(衆院予算委答弁)所得税の最高税率は自民党政権で70%→40%。当然、最高税率は50%まで戻すべき。
約7時間前

今回の公務員制度改革法案の内容を確認。幹部公務員バスケットには検事総長も含まれ、民間からの起用も可能ということで、どらえもんも「倒閣宣言」の鉾を納める。あとは、法案成立後の人事で、鳩山さんがズバッとやってくれるかどうか。見守ることにします。
約6時間前

谷川次席検事と戦う週刊朝日に検察にとどめの原稿書きました。次の火曜発売。
約2時間前

(引用終了)
まだまだ目が離せない週刊朝日!

参院選島根 小沢幹事長大胆な青木幹雄潰し

2010年02月21日 12時42分11秒 | Weblog
参院選島根 小沢幹事長大胆な青木幹雄潰し
これは単なる民放アナ擁立じゃない (日刊ゲンダイ)より

最後の保守王国・島根県に激震が走っている。民主党は今夏の参院選島根選挙区に、地元の民放「山陰中央テレビ」のアナウンサーだった岩田浩岳(ひろたか)(34)の擁立を内定。21日に小沢一郎幹事長が島根入りし、一緒に記者会見して正式発表する予定だ。この人選に地元はテンヤワンヤ。小沢による“究極の自民潰し”になりそうなのだ。
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1人区・島根の現職候補は参院自民のドン・青木幹雄(75)。世代交代の掛け声なんのその、今夏の再出馬が決定している。これまでは、どんなに自民党が崩れても「青木さんだけは盤石」と言われてきたが、民主の岩田アナ擁立で、雲行きが怪しくなってきた。岩田の若さや、知名度のあるアナウンサーということだけが理由ではない。岩田の出身テレビ局は、青木家が代々仕えてきた地元の名家・田部(たなべ)家のオーナー会社だったからだ。

「まさか、田部家の山陰中央テレビから民主党の候補者が出るとは……。この田舎じゃあり得ない話。自民党にとって、最も想定外の事態です。田部家は奥出雲の山林王で、当主は代々『長右衛門』を継ぐことになっている。23代は島根県知事を務め、竹下登や青木幹雄の後見人でした。24代は山陰中央テレビの初代社長で29年間務めた。東京にいる25代が、今春に地元へ戻り、将来の社長含みで山陰中央テレビ役員就任が内定しています。岩田アナの出馬が明らかになって、山陰中央の“雇われ社長”が、大慌てで田部家や青木さんや地元自民県連などに『とんでもない失態を犯しました』と謝りに行ったそうです。岩田アナは即日退社になりました」(地元記者)

岩田候補は鳥取出身で、地元に血縁がないのがかえって強み。そのうえ、岩田の妻も山陰中央テレビのアナウンサー(32)で、現在夕方ニュースのメーンキャスターを務めていて、岩田以上に知名度はバツグンだ。夫婦で並んだら、青木の老醜がより強調される。

「島根は、民主の風が吹き荒れた昨夏の衆院選でさえ2つある小選挙区を自民党が守った。ここではいまだ政権交代が起きていないのです。しかし、岩田アナのような若手が、しがらみを断ち切って立ち上がる姿は、保守王国を大きく揺さぶる可能性を秘めています。3年前の参院選では、国民新党の亀井亜紀子が自民のベテラン景山俊太郎を破った。今度は岩田が青木を打倒するかもしれません」(前出の地元記者)

小沢が島根を最重点選挙区にするのは間違いない。面白くなってきた。

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小沢氏「自民・青木氏は時代的役割終えた」

民主党の小沢幹事長は21日、松江市で記者会見し、夏の参院選について「2、3(選挙区)は残るかもしれないが、来週早々にできるだけすべての候補者を決定し、党として選挙態勢に入りたい」と述べ、3月1日の常任幹事会で第1次公認を決めて選挙準備を本格化する方針を明らかにした。

また、参院選島根選挙区(改選定数1)に元地元民放アナウンサーの岩田浩岳氏(34)を擁立することを正式に発表した。小沢氏は、同選挙区で5選を目指して出馬する自民党の青木幹雄・前参院議員会長(75)について「時代的役割は終えた。自民党体制、旧体制を代表する人だ」と述べ、同選挙区について「最重点選挙区として支援態勢を組む」と語った。

自身の資金管理団体を巡る事件については「候補者が決まれば全国を行脚するつもりだ。疑問があれば答えていきたい」と述べるにとどめた。


ワオッ!なんと、小沢幹事長から戸田に支援御礼の手紙が来た!

2010年02月21日 09時15分56秒 | Weblog
ワオッ!なんと、小沢幹事長から戸田に支援御礼の手紙が来た!その全文をテキストと動画で公表する! (ヒゲ-戸田)より

おととい2/18(木)に驚くべき事があった。なんと戸田あてに民主党の小沢一郎幹事長からの手紙が届いたのだ。
白い封筒の表書きに「戸田ひさよし 様」、と大きなパソコン印刷文字。誰からかいな?と思って裏返すと、な、なんと「衆議院議員 小沢一郎」とパソコン印刷で書かれていてビックリ! 差し出し住所は東京の衆議院会館の住所と岩手県の水沢事務所の両方が書かれている。

封筒を開くと中に一枚のA4サイズ縦書きのパソコン印刷手紙が入っていて、小沢氏への激励手紙(戸田の場合はFAXだったが)へのお礼と決意表明だった。
文の末尾に、「民主党幹事長 衆議院議員」とのパソコン文字の下にかなり大きな筆文字で「小沢一郎」と書き、最後に「戸田 ひさよし 様」と大きなパソコン文字で締めくくっている。

この筆文字はパソコンの書体ではなく、小沢氏本人のサインのコピーか秘書の筆文字のコピーのようだ。
 (詳しくは動画でじっくり撮影しているのでそちらを見て欲しい。)
  ⇒ 「戸田のYUチューブコーナー」http://www.youtube.com/user/todajimusho
   ◎小沢幹事長から戸田にお礼の手紙が来た!10年2・18(7:27).MPG
        http://www.youtube.com/user/todajimusho#p/u/0/EqXRKoMoRlk

単純に、著名人から手紙がくれば嬉しい。
同時に、この2/17発送という時期に、おそらくは小沢氏を激励した・小沢事務所宛に激励文を送った全国の
人々に、この文面で、支援お礼の手紙を発送した意味は何か? ということにも強い関心を持たざるを得ない。
 
動画でも述べているが、戸田の見立ては
A:逮捕策動をかわしきったという状況判断の下、マスゴミの世論調査結果がどうあれ、議員辞職はもちろん幹
事長辞任もせずに自分は頑張るからご安心あれ。
B:今後は取り調べ可視化・検察裏金追及など『特高検察』解体に乗り出していくからご期待あれ。

という決意表明ではないか(そうあって欲しい)、というものだ。
ま、B:の部分は文面には全く無い、戸田の「願望」ではあるけれど。

それでは以下に、テキスト紹介する。みなさんの分析をぜひコメントして欲しい。
  (現物の体裁はこれの紹介動画 http://www.youtube.com/user/todajimusho#p/u/0/EqXRKoMoRlk で)
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【小沢一郎幹事長から戸田あての手紙の全文】(改行、原文のまま)
     ↓↓↓
   拝啓 向春の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、この度は、私事で皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けいたしましたことを、心
よりお詫び申し上げます。
またその際には、大変心温まる激励のお手紙を頂戴したしまして、誠にありがとうござ
いました。多くの方々から身に余るご支援ご声援を賜り、深く感謝したしております。
皆様のご厚情にお応えする為にも、与えられた職責を全うすべく、尚一層の精進を重ね
る所存でございます。来年度予算を成立させ、「国民の生活が第一。」の政策を実行し、早
急に国民生活を安定させるとともに、今夏に行われる参議院選挙において、政権与党とし
て安定した国会運営を行うため、民主党単独での過半数獲得をめざし全力を尽くして参り
ます。
今後とも、変わりませずご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、まずは取り急ぎ
書中をもちまして御礼申し上げます。
 時節柄、ご自愛の上、益々のご活躍をお祈り申し上げます。          敬具

  平成二十二年二月吉日
                 民主党幹事長
                  衆議院議員   小沢一郎 (※大きな筆文字で)

     戸 田 ひさよし 様 (※大きな文字で)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  ↑↑↑
これが「小沢幹事長からの激励お礼の手紙」だが、この意味はどこにあるのか?
全国発送の手間と費用(戸田にはメール便ではなく郵便で来ている)はかなりのものになるはずだ。
戸田の理解はひとつの(希望的)理解であって、「検察との闘いは打ち止めにして、穏便に予算を通しことと
参院選挙で過半数を取ることを最重点に置いている」と理解する事もできる。

戸田としては、ぜひ「特高検察」解体絶滅・可視化・裏金追及・人事改革・代用監獄解体等々に向けて大反攻
を開始して欲しいし、普天間基地撤去廃止で社民党と協力して欲しい。(それこそが沖縄民衆の民意だ)
(我々民衆勢力としては、小沢幹事長丸ごと民主党・連立政権をそういう方向に押して行かねばならない) 
「参院選で民主党が単独過半数」というのはちょっとなぁ・・・、とも思っている。 
 
ちなみに、「戸田が民主党本部や小沢事務所、石川事務所、大阪府連」に送った1/16激励FAXの文面は、
以下の通りである。(映像は上記動画に出てくる)
  ↓↓↓ http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/681.html
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
2010年1月16日
民主党中央本部 様
小沢議員事務所 様
民主党大阪府連 様
石川議員事務所 様    
                 
  民主党よ、買弁ファッショ検察の逮捕弾圧に絶対に怯むな!
今回の石川議員らへの逮捕弾圧は、チリのアジェンデ人民革命政府に対する軍部クーデターに等しい反動暴
圧だ。(作家の宮崎学氏談)
これは「日本における無血の民衆革命」に対する不当なクーデターであり、日本民衆が衆院選挙でついに政
権交代を実現し、霞ヶ関官僚とアメリカ資本・軍隊による日本支配を拒否した「平和革命」を破壊せんとする
暴挙です。断じて許せません。
       
民主党諸氏は、小沢幹事長を決然と支え、これを逆に好機と捉えて買弁・裏金腐敗の検察の粛正改革を断
行して下さい。ピンチとチャンスは裏表です!
我々は「買弁不正のファッショ検察と闘う民主党」を断固として支援します!マスゴミ報道に惑わされず、自信
を持って民衆と共に闘って下さい!
前門真市議会議員 戸田ひさよし 事務所
〒571-0048 大阪府門真市 新橋町12-18三松マンション207
  電話;06-6907-7727 FAX;06-6907-7730
 メール;toda-jimu1@hige-toda.com

政権党にはプロ小沢が絶対必要 小沢は幹事長を辞めない

2010年02月21日 09時10分03秒 | Weblog
政権党にはプロ小沢が絶対必要 小沢は幹事長を辞めない(日刊ゲンダイ)

この国の大マスコミは何が何でも、小沢一郎を幹事長の座から引きずり降ろそうとしている。
大新聞は今月に入ってから実施した世論調査で、「小沢辞任要求」が7割を超したと報じ、「不起訴でも厳しい国民の声」なんて、エラソーに解説。さらに「小沢続投を許した民主党と国民の乖離(かいり)が鮮明になった」「党内では参院選への影響を懸念する声が広がった」と大げさに伝えてみせた。

しかし、当の小沢は不起訴直後に「幹事長の職責を返上しなくてはいけないとは考えていない」と語り、世論調査結果が出てからも辞めるつもりはサラサラない。今は、参院選に向けた候補者擁立に全力投球の構えだ。
そりゃそうだろう。いったい、だれが大マスコミの世論調査結果をマトモに受け止めるだろうか。

「官僚主導の政治体制に戻したい検察のリークを基に、大新聞は“小沢クロ”報道を延々と続けてきました。大新聞だけではありません。TVの小沢バッシングも連日のように続いた。そんな状況の中で、“辞めるべきか”と聞けば、“はい”と答える有権者が多くなるのは当たり前ですよ。“作られた世論調査”としか言いようがありません」(政治評論家・本澤二郎氏)
小沢を悪者に仕立て上げた張本人が、こんな数字を並べても、信じろというほうがムリである。

大新聞報道とは正反対の「元側近証言」
小沢バッシングが続くなか、元側近の平野貞夫氏(元参院議員)が18日、ある勉強会でこんな話を披露した。
「小沢さんとこの家訓に“言い訳するな”“人の悪口を言うな”というのがある。
これが彼の人生訓として貫かれている。政治のいろいろややこしい段階のなかで、さまざまな形で誤解となり、虚像となっていると思います」

ハタからみれば言葉が足らない。だから、あらぬ誤解を招くというわけだ。そうして作り上げられた虚像をベースに、リーク情報が上塗りされ、小沢=ワルという報道になっていく。陸山会の資金問題をめぐる一連の報道の流れである。

平野氏は、新生党発足時の興味深いエピソードも紹介した。
「これから健全保守党でしっかりとした政権交代可能な政治改革をやるとなると、小沢さんが自民党時代に法務、検察当局にどういう目で見られているのか押さえておく必要がある。友人の法務、検察の幹部に2人(小沢と羽田)の身体検査を頼んだ。2日経って、健全な保守党をつくってくれと(回答があった)。この2人は汚れた仕事はしてない、法規に違(たが)うことはしてないと確信しました」

その後、小沢と行動を共にした平野氏は「法規にかかわることは党としても(小沢)個人としてもやっていないということは断言できます」と語ったというのだ。
大マスコミのバッシング報道とは、まさに正反対の内容だ。元側近の証言だけに重いものがある。

小沢抜きでは参院選は戦えない
民主党2
いくら大新聞がバッシング報道を続けようが、小沢は辞めない。それは、最終決戦と位置付ける参院選で圧勝し、その後に「日本改造」を推し進めるという信念が小沢自身の中に強くあるからだ。ここで踏ん張らなければ、せっかくの政権交代の意味がなくなってしまう。

実際、今の政権党には小沢というプロの政治家の存在が絶対に欠かせない。政治評論家の浅川博忠氏が言う。
「民主党は当選3回以下の議員が大半で、1回生議員が140人以上もいます。言ってみればアマチュア集団みたいなもので、そのうえにノンプロ組がいて、プロはごくわずか。大臣を見ても前原さんクラスでもノンプロと大して変わらない。八ツ場ダムやJAL問題の対応を見ても、それは歴然です。選挙対策、政策立案、官僚対策、国会運営どれをとっても小沢さんの右に出る人物はいない。そんなプロ中のプロを欠いたりしたら、政権運営は立ち行かなくなってしまいます」

試行錯誤を重ねる民主党政権に、国民ももどかしさを感じている面はあるだろう。
しかし、もはや後戻りは許されない。民意を国政にきちんと反映させるためにも、小沢を核として参院選を戦い、その後につなげていくことが必要なのだ。

10年以上も前から描いていた政治主導
小沢はこの先、どんなシナリオを描いているのか。
「最大の狙いは官僚主導から政治主導への劇的な変換です。そのために事務次官会議を廃止し、予算案の衆院通過をめどに官僚の答弁禁止に向けた国会法改正案や、高級官僚の人事をめぐる国家公務員法改正案を提出します。これによって官僚の力を封じ込め、政治主導を確立していこうというわけです」(政界関係者)

政府委員制度の廃止は、実は自由党時代の98年に、自民党との連立にあたって合意書のなかに盛り込まれていた。10年越しのプランをようやく実現させようとしているのだ。

「それだけではありません。参院選に圧勝して衆参で安定多数を確保し、マニフェストの実現に向けて取り組んでいく。次の予算編成では大胆な組み替えにも取りかかるはずです。そして旧勢力の自民党を破壊し、民主党を割って政権交代可能な2大政党制にもっていく。本当の民主主義を成熟させようというのが、小沢という政治家の悲願なのです」(本澤二郎氏=前出)

これほど壮大な絵を描ける政治家は小沢をおいてほかにいない。旧勢力がどんな妨害をしようが、この大きな流れは変わらない。有権者は、大マスコミの偏向報道に惑わされてはダメ。国民生活と民主主義成熟のために、何が必要か、誰が必要なのかを深く考えるべきだ。


【単刀直言】「渡部恒三さんが“反小沢”を助長」平野貞夫元参院議員

2010年02月21日 09時02分41秒 | Weblog
【単刀直言】「渡部恒三さんが“反小沢”を助長」平野貞夫元参院議員

鳩山政権の混迷が批判されている原因は、民主党議員が昨年8月30日の歴史的意義を理解していないことです。120年の日本の議会政治史で、初めて有権者によって行われた政権交代なのです。民主党議員はあれよあれよという間の政権交代だったから、その意義を深く考えていない。

これは私と小沢(一郎)さんとで一致している意見なのですが、鳩山政権は日本で初めて民衆が作った国家権力で、昨年の衆院選は無血革命だったといえます。権力を握ってきた自民党、官僚はそれを失ったわけですから、認識して危機感を持っていますが、肝心の民主党議員が認識していない。

民主党議員は官僚支配を変えると言いますが、そのためには知恵を出さなくてはだめです。本当に変えるためには官僚を説得して共通の認識を持ち、丁寧にやっていくべきです。官僚と戦うべき時は戦わなければなりませんが、それは根本の問題でやるべきで、端っこの問題で国民の人気を取ろうと官僚いじめのようなことはやっちゃいけません。

鳩山政権の問題は「政府は鳩山、党は小沢」と分けて口を出さないようにしたことです。これは実は民主党のドロドロした権力闘争によるものなんです。反小沢グループが小沢さんを政策協議にかかわらせないようにした。それで一番困っているのは鳩山(由紀夫)さんです。鳩山さんは小沢さんも含め主要な人とよく話をしていけばいい。

民主党だけでなく、与野党含め親小沢か反小沢かというレベルのことが対立軸になっているのは、日本の政治にとって深刻な問題です。それを助長させているのは渡部恒三(元衆院副議長)さんですよ。その影響を受けた民主党の反小沢グループが、渡部さんの実態を知らないのがまた問題です。渡部さんは自民党田中派時代からトラブルメーカーでしたが、言葉巧みにいろんな人に取り入り生き延びてきました。渡部さんは「小沢さんとは友達だ」と言いながら、意図的に小沢さんの評判を落とそうとしている。そのことに民主党議員も国民も気づいてほしい。

親小沢の人にも言いたい。「小沢独裁」と言われますが、私たちは新進党、自由党時代、小沢さんと徹底的に議論しました。今の民主党議員は小沢さんを孤立させてます。堂々と議論を仕掛ければ、きちっと対応する人ですよ。小沢さんは腰を引いてお世辞を言う人は嫌いなんです。それを小沢さんの威を借りて自分の力に利用しようとする。反小沢も親小沢も国会議員として自立できてません。

(政治資金規正法違反事件で)小沢さんは不起訴となりましたが、当然です。私は政治行動をともにしてきましたが、小沢さんは不正なカネをもらったことは一切ありません。検察の捜査は不正なカネをもらったはずだということが前提でした。検察は民衆が官僚政治を打破するために作った政権を、本格政権にしようとしている小沢さんの政治的暗殺をもくろんだわけです。これと同じことは戦前、帝人事件(注)で行われました。軍部と検察が組んだファッショだったのですが、その結果、日本は戦争に突き進んでしまいました。

一方、起訴された石川(知裕衆院議員)さんに対する議員辞職勧告決議案が出されましたが、憲法違反の可能性が高い。憲法上、有権者に選ばれた国会議員の身分は重く、政治資金規正法の虚偽記載で問われるものではない。実は政治資金規正法には虚偽記載の構成要件が書かれていないんです。しかし、検察はこの法律を利用して立件した。戦前の特高警察と同じ手法です。

民主党が夏の参院選で単独過半数を獲得したら、新しい国の柱を作るべきです。ひとつは健全な市場経済システム、共生社会をどう作るか。政策では納税者番号制などで所得や格差を是正しなければなりません。その後は年金、医療制度を確立して社会福祉目的税を創設することです。

安全保障の確立も重要です。米国とともに国連という世界の警察機構を整備し、日本も世界の平和秩序のために各国と同じことをする必要があります。小沢さんの「日米中正三角形論」が批判されてますが、それは単に比喩(ひゆ)であって、目くじらを立てる話じゃありませんよ。米国も中国も大事だということです。今の政治家で日米関係の重要性を一番分かっているのは小沢さんです。(聞き手 高橋昌之)