日歯連、参院選で民主支援へ 有力団体で初のケース
全国の歯科医の政治団体である日本歯科医師連盟(日歯連)は19日、夏の参院選対応について都内で臨時評議員会を開き、従来の自民党支持方針を転換し、民主党が比例代表候補に歯科医出身者を擁立した場合、支援することを賛成多数で決定した。
日本医師連盟、日本看護連盟など組織内候補を自民党から擁立、現職の参院議員を抱える有力団体の中で、民主党支援への転換は初のケースとなる。
民主党も石井一選対委員長が18日、堤直文会長あての文書で、比例代表で歯科医を公認する考えを伝え支援を要請していることから民主党支援が具体化する見通し。
自民党支持だった有力団体の中には、自民党からの候補擁立撤回や、組織内での意見対立などが既に表面化している。
民主党は参院選で単独過半数を目指し、こうした組織、団体に対する切り崩しを強める考えだ。
日歯連は「自主的に組織内候補を立てる選挙でない。
あくまでも要請を受けた上での支援だ」(高木幹正理事長)としているが、選対本部や後援会を設置し臨む。
この日の会合でも高木氏が「支援する以上、勝てる戦略が必要だ」と強調しており、事実上の「組織内候補」となる。
全国の歯科医の政治団体である日本歯科医師連盟(日歯連)は19日、夏の参院選対応について都内で臨時評議員会を開き、従来の自民党支持方針を転換し、民主党が比例代表候補に歯科医出身者を擁立した場合、支援することを賛成多数で決定した。
日本医師連盟、日本看護連盟など組織内候補を自民党から擁立、現職の参院議員を抱える有力団体の中で、民主党支援への転換は初のケースとなる。
民主党も石井一選対委員長が18日、堤直文会長あての文書で、比例代表で歯科医を公認する考えを伝え支援を要請していることから民主党支援が具体化する見通し。
自民党支持だった有力団体の中には、自民党からの候補擁立撤回や、組織内での意見対立などが既に表面化している。
民主党は参院選で単独過半数を目指し、こうした組織、団体に対する切り崩しを強める考えだ。
日歯連は「自主的に組織内候補を立てる選挙でない。
あくまでも要請を受けた上での支援だ」(高木幹正理事長)としているが、選対本部や後援会を設置し臨む。
この日の会合でも高木氏が「支援する以上、勝てる戦略が必要だ」と強調しており、事実上の「組織内候補」となる。