Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその43:2 Tone Ska Music

2007-02-17 19:44:28 | Weblog
この「音楽ネタ」シリーズは私が好きなミュージシャンにフォーカスして、思いつくままに書いているものだが、今回のネタは特に固定のアーティストにフォーカスしたものではない。「スカ」と呼ばれる音楽についてだ。それも、どちらかといえばイギリスで流行したツートーン・スカと呼ばれるものである。バンドでいえば、SpecialsとかMadnessというバンドがこれに当たる。

元々スカという音楽の発祥はジャマイカで、2拍と4拍にアクセントをおいたテンポも速めの音楽だ。これが後にレゲエミュージックへとつながっていく。これがイギリスではステージングも含めてスタイリッシュな音楽に昇華され、特に私の大学時代に非常に流行していた。楽曲の構成的にも、鍵盤やパーカッションも含めたリズム隊に管楽器数人を含めた豪華な編成だ。私も大学時代、この手のアンサンブルに参加させてもらったことがあるが、かなり熱くて楽しい。

今では特別流行しているわけではなく、むしろ一つのジャンルとして溶け込んでいる感じだし、日本では東京スカパラダイスオーケストラの存在が一番大きいように思うが、また機会があればこの手のアンサンブルに参加してみたいものだ。
(Butzmetz社長)

音楽ネタその42:Larry Carlton

2007-02-17 00:24:18 | Weblog
今宵のネタはMr. 335ことLarry Carltonだ。私にGibson ES-335という型番の名器を買わせるきっかけになった名手だ。

スタジオミュージシャンとして実績を積み、クルセイダーズなどにおけるセッションで頭角を表した人だ。ソロデビューの作品である「夜の彷徨」が出た頃、結構必死になってコピーに明け暮れたものだ(全然フレーズとして身についてないけど)。

数年前に暴漢に拳銃で撃たれ、再起不能とまでいわれたところ奇跡的に復活している。復帰以前はジャジーでメカニカルなフレーズが多かったが、生死の境を彷徨ったからでもなかろうが、復帰以降はブルージーでゆったりとしたフレーズが多くなったように思う。

この人の魅力は、テクニックはもちろんだけど、あの艶っぽい音色とタッチだ。335とメサブギーという彼と同じ組合せを持ってしても、あの音色は彼以外には絶対に出せない。もう一つ、「間」だ。特に歌モノのバックなどで垣間見せる、オブリガードの入れ方などは絶妙だ。

調べてみたところ、もうじき還暦だ。フォープレイなどで頑張っているようだが、まだまだ色気のあるギターを聞かせて欲しいものだ。
(Butzmetz社長)