Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその901: SHINKI

2015-07-30 02:13:29 | Weblog

またまた久しぶりの日記。実は先週の木曜日から夏休みを取り、日曜日までNHと沖縄に行ってきた。去年と同じく、国際通り近辺に宿を取り、初日は飯食って泡盛かっくらっただけだが(笑)、翌日は目が覚めるような好天の中ドライブを楽しみ、これまた泡盛の銘柄でも有名な残波岬などに行ったりして楽しむ。土曜日は台風12号の影響が心配されたけど、意外と大したことなく、ちょっとだけ雨に降られたくらいで、基本国際通り付近で飲んだくれた日々(笑)。

いやあ、沖縄はいいね。最近は日本の都市計画が均一化しているからかもしれないけど、ほとんどの県庁所在地や主要駅前の光景が「似たような」感じになりつつある中(あくまで例だけど、私の故郷の大阪ミナミにマルイができたのはちょっとショックだったww)、沖縄はわが道を行く感じだね。あの南国風情溢れる感じは好きだ。あと、私は、泡盛含めて沖縄料理に目がないので、ほんと最高。ぶっちゃけ、ソーキソバやラフテー、ミミガー、島らっきょう、ジーマーミー豆腐、ゴーヤチャンプルーやポーク玉子、毎日食ってもいいし、食える自信あるぞ(笑)。

沖縄から戻って月曜日は東京でまったり休みを取り、明けて火曜日はほぼ一日中会議。そんないきなりフルスロットルにならなくてもいいのにねぇ(笑)。てかね、沖縄から東京に戻る飛行機の中でCAさんが「本日の東京の気温は沖縄よりも暑いようです」なんて言ってたんだけど、もうそれだけでめげた(爆)。頼むよ、東京(笑)。

さて今宵の音楽ネタ。やっぱ沖縄に絡めた方がいいよね。伝説のバンドCondition GreenのギタリストSHINKI. 別に沖縄滞在中に見たわけじゃないけど、映像は比較的最近の彼の様子を伝えるもの。バンドではなく、恐らく沖縄のバーにおけるソロ演奏(https://www.youtube.com/watch?v=WitPuMSBnds)。てかね、この人は巧い。すごくファンキーだし、ギターの神様に愛された存在ですな。

♪えんやーさーさー!♪

 

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Is a "fake" always bad?

2015-07-21 00:48:14 | Weblog

この3連休は割と遊びまくり。まず金曜日の夜はNHとはっちゃけて、土曜日はほぼ死亡。日曜日もNHと遊びまくりで終了。最終の月曜日は、毎年恒例になりつつある石巻トリコローレ・フェスティバルのバンドとButzmetzのリハ。うん、仕事は色々たまりまくっているけど、そんなことは無視して遊び倒した。ま、それも良かろう。

それはともかく、普段読んでいるメルマガから興味深い記事を発見。Robin Thickeというアーティストによる楽曲"Blurred Lines"が、今は亡き偉大なソウル・シンガーMarvin Gayeの遺族から著作権侵害に当たると争われた裁判で、ロサンゼルスの地方裁判所がMarvinの遺族側の主張を認めて、日本円にして約2億円強だかの損害賠償を認めたらしい。

とりあえず、両方の曲を聴いていただこうか。この記事読んで知ったんだけど、Robin Thickeのこの曲、割とラジオで流れまくってたように思う。

https://www.youtube.com/watch?v=yyDUC1LUXSU

続いてMarvin Gayeの方。

https://www.youtube.com/watch?v=fp7Q1OAzITM

てかね、似てるか?

しかも、判決の決め手になった一つが、Robin Thicke側に「この曲はMarvin Gayeに"inspire"されてできた曲だ」というインタビュー記事があったことらしい。もうちょい噛み砕くと、要はこの2曲、「雰囲気」が似てるからアウトということだ。なんだよそれ。

まあ、地裁レベルの判決だし、Robin Thickeが控訴するかどうかもよくわからんし、あくまで米国内の事件だけど、それらを差し引いてもこれはキツイ。いくら個別の裁判についてはその事実関係に左右されるとしてもだよ。タテマエとして法治国家の判決の一つとして尊重はするけど、ホンネとして「裁判官&陪審員ども(アメリカだからね)、空気読めや」てのが私の第一印象。

そもそも、後続のミュージシャンが先達の偉大なミュージシャンの楽曲に"inspire"されるのはある意味当然。基本、バッハやモーツァルトの時代よりも先代から、音楽という芸術は「パクリ」の集大成だと私は思っている(異論あれば是非)。要は、自分にとって「憧れ」の存在から「パクって=学んで」ナンボ、というか、そうやって自分の音楽を作り上げていくのが後続の「あり方」だと思うわけさ。何かモノの本で読んだ記憶があるけど、日本語の「学ぶ」という動詞、こいつの語源は「まねぶ=真似る」から来ている、とも。

こんな理屈がまかり通ると、極論すれば「尊敬するミュージシャンは●×です」と言った瞬間に、その尊敬するミュージシャンにライセンス料支払わなきゃならん、となってしまう。ほんまかいな。

例えば日本の場合、同じような音楽の著作権侵害で争われた事件は過去にあるんだけど、その場合、楽曲のメロディーの類似性が判断の根拠となっている。でもね、この事件の場合、認定されたのは楽曲の「雰囲気」。

私は多少なりとも「法律」を生業としている人間だけど、こういう事件を見るといつも、法律ってのはカンペキなツールじゃないな、と思ってしまう。ま、「穴」があるからこそツールとして使えたりする場合もあるんだけどね。

結論。仮にこれが新たな法理論として確立してしまったら、俺、だけじゃなく、世の中のミュージシャン(プロアマ問わず)、全員破産するぞ(笑)。大げさかな?

 

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音楽ネタその900(訃報): 石田長生

2015-07-14 00:33:48 | Weblog

ここ10日間くらいなんだけど、実は体の調子が悪い。もっとも、熱があるとか、吐き気がするとか、仕事をするのが憚られるほどではないんだけどね。というのも、右手はなんともないんだけど、左手が微妙に痺れるのだ。それも特に左手の人差し指と親指。

最初は、それこそ寝違えとかが影響してるのかな、くらいに思ってたんだけど、あまりに続くので気味が悪くなり、今日の午前中思い立って病院に行った。といっても、ナニ科に行っていいのかよくわからず、最初は近所の内科に行ったら激混みで、「整形外科に行ってくれ」とたらいまわし。

で、整形外科に行ってみたところ、MRI診断した方が良いという。

「いくらします?時間は?」

「初診3割負担で4,000円強ですね。時間は30-40分くらいかな」

マジか。でも体には変えられない。

で、診てもらったところ、軽度のヘルニアが首にあるらしい。つまりは、首の頸椎の骨の間にある軟骨成分が少なくなっており、骨が神経を多少圧迫しているために痺れが生じているとのこと。直ちに手術というほどではないので、クスリで散らして様子をみましょう、とのこと。

要するに。

 

年か?・・・・(泣)


考えてみれば、楽天などから来るメルマガ、多分ターゲティング広告だのビッグデータだのを用いて内容が決まっているんだろうけど、最近目につく(というより鼻につく)広告が「コンドロイチン・グルコサミン入りサプリ」。俺、別にひざとか痛くないし、階段普通に上がれるし、「大きなお世話じゃ」くらいにしか思ってなかったので、完全スルーしてたけど、そうもいかない、ってことなのかねぇ。やだね、年とるって。まあ、50年も生きてれば、カラダもそこかしこガタが来るのかもしらんけどさ。さてそれはともかく。

ここ数日、結構訃報を聞いた。まずは任天堂の岩田社長の急逝。享年55歳なので若すぎるよね。なんか42歳くらいで天才エンジニアとして鳴り物入りで任天堂の社長に就任、その後はDSとかWiiなどの大ヒットを飛ばして任天堂をグローバル企業にのし上げた立役者。Steve Jobsと異なり、後継者の育成にまで目端が利いていたように思えないし、今後の任天堂、どうなるのかね。かつての三洋電気みたいに草刈り場的になっちゃうのかな。

経済界はともかく、音楽界にも訃報が。まずはプログレを代表するバンドYesのベーシストChris Squire. もっとも、この人については別に触れることにしよう。続いて、大阪を代表する名ギタリスト、「石やん」こと石田長生さん。7月8日に食道がんのため逝去、享年62歳。まだまだ若いよね、とても残念。

すごく器用というか、ソウルとかR&Bをベースにしつつ、ジャズやロック、なんでもござれの才人。歌も実に味わいがあった。正に名手。大阪にこだわり続けたところにスピリットを感じるね。私も秘かに目標にしていたスタイルだったんだよね。

映像を一発。大阪ローカル深夜枠で放映されていた、バンドマンにとって伝説の番組「夢の乱入者」から、これまた名手・渡辺香津美、清水興、東原力也などによるセッションで、Thelonious Monkによるジャズの名曲"Round Midnight"ハードロック・ヴァージョン(笑)(https://www.youtube.com/watch?v=wsRnjKb3UG8)。香津美さんは相変わらず素晴らしいんだけど、石やんのギターも全然負けてないというか、すごく「歌ってる」。

石やん、謹んでご冥福を。

 

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音楽ネタその899: Bonnie Raitt -part xxx

2015-07-07 01:37:55 | Weblog

またまた久しぶりの日記。仕事もプライベートも結構詰まっており、両方何かと面倒な展開。職責上、トラブルを扱うことが多かったりするし、なんだかねぇ、てな感じ。相変わらず何言いたいかわからんと思うけど、あえて一言。仕事やってりゃ大なり小なりストレスはあると思うんだけど、精神衛生ってのはホント大事で、ここが壊れると自分だけじゃなく周りが不幸と言うか、ぶっちゃけ「余計なコスト」がかかる。あ、別に私が病んでるわけじゃないからね?現状私は迷惑かけられてる方なのさ。

さて、こういう疲れ気味の折にはブルース。私が敬愛してやまない姉御ギタリスト、Bonnie Raitt. 調べてみたらもう御年65歳なので、いい「オバアチャン」なんだけど、すげー「かっこいい」んだよね。オトコとかオンナとか関係なく、こういう風に年を重ねることができるといいよね。なんか彼女を見てると、イケてるスナックのママさんみたいな感じで(失礼ww)、なんかくじけそうな時に喝を入れて欲しいんだよな。タバコの煙をくゆらせつつ、「あんたさぁ、オトコだろ?!しゃきっとしなよ!!」的な(笑)。で、怒られるんだけど、最後は優しい、みたいな。やっぱ病んでるか、俺?ww

映像を一発。オバマ大統領主催のホワイトハウス・コンサートから"Sweet Home Chicago"(https://www.youtube.com/watch?v=nevfUDgEU4Y). ホント、このオバちゃん、歌もスライド・ギターもゴキゲン。Led Zeppelinの面々やBuddy Guy, はたまた最後の方にちょっとだけJeff Beckの姿も見える豪華なステージ。

 

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