Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその306:Jake Shimabukuro

2008-06-29 11:50:37 | Weblog
脅威のウクレレ小僧(笑)、Jake Shimabukuroにいってみようか。

ハワイアン・ミュージックの伴奏楽器でしかなかったウクレレに大きな可能性を広げたという点で、Herb Ohtaなどの後継に当たると目されるだろうが、若いだけあって攻撃的(笑)。でも、決してテクニックだけを全面に出すというわけでもなく、エモーショナルな側面もみせてくれる完成度の高いプレイヤーだと思うね。まあ、この人も3度の飯よりウクレレが大好きなウクレレ・キッズなんだろうな。

映像はビートルズの名曲、"While My Guitar Gently Weeps". いいねぇ(笑)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその304:Bob Dylan

2008-06-29 02:10:38 | Weblog
今宵のネタは、軽々しく取り上げるのが憚られる大物中の大物(笑)、Bob Dylanにいってみようか。

60年代後半にデビューしてから現在まで精力的に活動を続け、ビートルズやストーンズ、果てはジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンなど、 後進のアーティストに多大な影響を与えている。まだ存命なのに、つい最近その半生を描いた映画が封切られるなんて、この人以外のアーティストとなると果た して誰がいるだろう?

とまあ、えらそうに書いてはみたが、私はそんなに聞き込んだ口ではない(笑)。以前の日記にも書いたことがあるが、私はこの手のフォーク・ミュー ジックが今ひとつ苦手で、若い頃からそんなに興味を惹かれなかった。それに、彼の場合、歌唱力がバツグンというわけでもないし、なんだかぶっきらぼうな感 じで、子供の頃はよくわからんかった、というのがホントのところだな。この人の魅力は、なんといってもその歌詞で、シニカルで哲学的な内容がそそられる ね。やっぱ、英語がある程度わかるようにならないと、この人の魅力は伝わりにくいかもしれないな。

名曲が目白押しなので選曲に悩むが、私の一番好きな曲で"Blowin' in the Wind".歌詞ものっけておこう。

How many roads must a man walk down
Before you call him a man?
Yes, 'n' how many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?
Yes, 'n' how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned?
The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.

How many times must a man look up
Before he can see the sky?
Yes, 'n' how many ears must one man have
Before he can hear people cry?
Yes, 'n' how many deaths will it take till he knows
That too many people have died?
The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.

How many years can a mountain exist
Before it's washed to the sea?
Yes, 'n' how many years can some people exist
Before they're allowed to be free?
Yes, 'n' how many times can a man turn his head,
Pretending he just doesn't see?
The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.

(Butzmetz社長)

音楽ネタその303:Boston

2008-06-24 22:53:44 | Weblog
今宵のネタは「産業ロック(笑)」の代表格、Bostonにいってみよう。

Bostonといえば、リーダーのトム・ショルツのバンドといってもよく、作詞・作曲・全ての楽器の演奏・アレンジ・オーバーダブから何から何ま で彼の成果物。経歴も極めて異色で、アメリカの理科系のトップエリート学生が集うMIT(マサチューセッツ工科大)を卒業後、ポラロイド社でエンジニアと して働いており、その折に作ったデモテープがCBSに認められてメジャーデビューしたという変り種だ。70年代後半にデビューして2枚のアルバムを立て続 けに発表したが、トムのあまりの完全主義者ぶりに次作の録音が遅々として進まず、挙句にはCBSから契約不履行で訴えられ、10年近い法廷闘争に巻き込ま れる。30年近いキャリアの中で、リリースしたのはたったの5枚という寡作ぶりだが、そのいずれもビッグヒットを記録しており、正に「天は二物を与えた」 パターンだな。

なお、「産業ロック」という言葉は、極めて偏った論評をする(笑)音楽評論家、渋谷陽一の造語で、簡単にいえば「売れ線に迎合した堕落したロッ ク」という意味のようだ。このBostonやJourney, Foreignerなどが槍玉にあげられている。私は意外に好きで、Foreignerはともかく、Bostonは結構好きだ。

またこのバンドとは全然関係ないが、Bostonという街も私はアメリカの中でも大好きだ。数少ないアメリカへの出張の中でも最も好印象を抱いた街で、Old & Modern Americaが程よい調和を見せている、落ち着いた学生街だと思う。

映像は、全米1位を記録した彼らの2枚目のアルバムのタイトルチューンで"Don't Look Back". あえてライブバージョンではなくMTVスタイルを選んだのは、スタジオバージョンの方が良いから。正直、スタジオ盤の完成度が高すぎる分、ライブバージョ ンはどれも結構しょぼい(爆)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその302:Monte Montgomery

2008-06-24 00:31:51 | Weblog
YouTube Surfによる偶然の発見。Monte Montgomeryにいってみよう。

このおっさん、すげー巧い。アーティスト然とした巧さというより、ギターが3度の飯より好きな根っからのギター小僧がそのままおっさんになったという感じが良い(笑)。アコースティック・ギターが彼のメインディッシュのようだが、映像を見るとディストーションをかけてフィードバックを出したり、ネックベンドも使うなど、かなりの反則技も得意のようだ(笑)。フレージング自体はオーソドックスなロック系のそれだが、指弾きの正確さといい、ハーモニクスの絶妙な使い方といい、かなりの腕前。

全然知らなかったのだが、ちと調べてみたところ、結構キャリアはあり、既に20年近い活動暦だ。年齢も私とほぼ同世代。選曲もニクイ限りで、ジミ・ヘンドリックスの"Little Wing".

スタイルは全く違うが、私もこんな感じで年を取れればいいな。はいはい、かくいう私は、いつまでたっても気分はギター小僧ですよ。小僧というには大分腹が出てきたけど(爆)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその301:John Lee Hooker

2008-06-23 23:23:28 | Weblog
今宵はKing of Boogie, John Lee Hookerにいってみようか。

私のこの人の初体験は、なんといっても"Blues Brothers"の映画だ。曲もその中で使われている"Boom Boom"にいってみよう。しかもバンドではなくソロ演奏。正直、歌詞もあってないような感じで(笑)、適当にがなっているだけにしか聞こえない。ギターもひどい(爆)。

でも最高(笑)。こういうムード、練習したって出せません。脱帽。

(Butzmetz社長)

【続報】Butzmetz LingerieZ Live!

2008-06-23 00:05:47 | Weblog
次回ライブの詳細です!

9月21日(日)~PROGRESSIVE LIVE 2008~
出演 
Butzmetz LingerieZ
gt.米山興 / b.塩入信之 / dr.石田和也

軌道共鳴
g.黒沢ダイスケ / b.上田哲也 / key.高野ヒロユキ / dr.大菊勉 / vo.吉村しん
    
Fantasmagoria
vil.藤本美樹 / g.尾崎淳平 / kb.小谷竜一 / b.北尾直樹 / ds.諏訪昌孝

(出演順 未定)
OPEN 17:30 START 18:00
前売り¥1700 当日¥2000

新曲・旧曲織り交ぜて、新ドラマーを迎えての第一弾!乞うご期待!

(Butzmetz社長)

音楽ネタその300:Alberto Ginastera

2008-06-22 23:13:36 | Weblog
東京はこの土日ひたすら雨で、多少閉口ものだったが、昔の職場の友人が遂にその職場を卒業(=辞めて転職)するというので飲みに行ったりと、それなりに忙しい週末だった。とどめの行事として、お友達にお誘いを受け、瀬田敦子さんというクラシック・ピアニストのソロ・リサイタルにお邪魔した。

この人は、アルゼンチンの作曲家であるAlberto Ginasteraという人の作品を重点的に取り上げており、今宵のリサイタルは、そのヒナステラの作品で固められていた。

恥ずかしながら初めて聴いたのだが、非常におもしろい。かなりの不協和音の連続に、7拍子や11拍子といった変拍子の嵐。それでいて、どこかポップ。根底にアルゼンチンの民謡がベースにあるからだろう。

映像は、その瀬田敦子さんのリサイタルからヒナステラのピアノソナタ。ご堪能あれ。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその299:Larry Graham

2008-06-19 00:44:00 | Weblog
今宵もYouTube surfで偶然見つけたネタだが、スラップの元祖、Larry Grahamにいってみよう。

以前の日記にも書いたのだが、私はこのスラップを多用するベーシストがどちらかといえば苦手なのだが(同じアンサンブルの中にいるとウルサイから)、ハタからみてる分には盛り上がって楽しい(笑)。

このラリー・グラハムのバンドであるCentral Stationは正直いってラリー以外はB級ミュージシャンてな感じだ(笑)。いかにも典型的ブラック・ポップスである一曲、"Pow"をご紹介しよう。

ほんとベタだが、ラリーのスラップは、今のスラップ・ベーシストに比べればフツー感はあるものの、やっぱすごいね。正直、聴きどころが彼のスラップだけ、というところが切ない曲でもあるが(爆)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその298:Ravi Shankar

2008-06-16 23:32:42 | Weblog
今日の晩飯は、家の近くに新しくできたインド料理屋でカレーを食べた。ナンが出てくる本場インド・スタイルのやつだ。ついついナンをお代わりし過ぎて腹が痛い(爆)。というわけで、かなり安易だが(笑)、インド音楽の中でもポップな存在であるRavi Shankarにいってみようか。なお、かなりのトリビアだが、最近売れまくっているノラ・ジョーンズは彼の娘である。

ビートルズのジョージ・ハリソンに多大な影響を与えたことでも有名で、かのウッドストックにも出演したことがある偉大なミュージシャンだ。御年なんと88歳で未だに健在。

インド音楽の中心をなすシタール(弦楽器)とタブラ(打楽器)には基本的に譜面が存在せず、全ては口伝で継承されていく。いわゆる西洋音楽にありがちな一定のパルスに拍を置くリズムの考え方がそこにはない。でも決してルーズというわけではなく、緩急自在のサウンドだ。「0(ゼロ)」というコンセプトを生んだ国ならではの音楽なのかもしれないな。少なくとも西洋人には絶対にできない音楽だと思う。意外に日本人を含む東洋人には親和性があるようにも思うが如何か?

映像は、ウッドストックでの一コマ。またカレーが食いたくなってきたぞ(笑)。

(Butzmetz社長)