音楽ネタその332：Joe Pass & N. H. Orsted Petersen

いわゆる秋雨なのか、どうも最近週末めがけてよく雨が降る。せっかく気晴らしにどこか出かけようとしても、腰が重くなりがちだ。こういう日は全ての計画をリセットして、静かな音楽でも聴いて心を落ち着かせることにしよう。

演奏はJoe Passのギターに、オスカー・ピーターソンとのコラボで有名な北欧のバカテク・ベーシスト、Niels-Hennings Orsted Petersenのデュオで、"Old Folks". クリシェ・ラインがとても効果的に散りばめられた、小粋で美しいバラードだ。二人の名人による静かな火花が散る名演をご堪能あれ。

（Butzmetz社長）

音楽ネタその331：The Clash

今宵のネタはセックス・ピストルズと並ぶパンク・ロックの雄、The Clashにいってみようか。

私はこれでもパンクという音楽が大好きだ。特に70年代のイギリスという、今では考えられないくらいの失業大国で生まれた音楽というところにも惹かれるし、頷ける要素が大きい。なんというか、ネガティブ・モティベーションに支えられた音楽でもあるので、個々のバンドはそんなに長続きする例は少ないし、大体、パンク・ロッカーは純粋な若者が多かったりするので、やがて自分たちがいつまでもネガティブで居続けること、あるいはネガティブであることを演じ続けることに疲れるのかもしれないな。以前、タモリが「パンクという音楽は実は生活に疲れたオヤジこそがやるべきであり、若造にはムリだ」なんて言ってたことがある。結構笑えたが、あながち冗談ではないように思う。

翻ってクラッシュ。ピストルズと比べると、かなり硬派なパンクというか、筋金入りの貧乏人が社会に対する怒りをぶちまけた感の強いサウンドで、ピストルズよりも更に荒削りな（ぶっちゃければピストルズより更にヘタクソな）ムードがたまらない（笑）。

映像は、一時期日産のCMにも使われていた"I fought the Law". "I fought the law and the law won"という皮肉たっぷりの叫びがいい。パンク最高（笑）。

（Butzmetz社長）

音楽ネタその330： Char (part xx)

今宵も適当なYouTube surf. とはいえ、大体検索対象は私の場合ある程度決まっているわけだが（笑）。というわけで、私の最初のギターヒーローであるChar.

映像は、Beck, Bogert & Appiceのジェフ・ベックがCharに替わったバージョン。場所も神戸の名門ライブハウス、チキンジョージ。こんな面子と演奏できる日本人ミュージシャンって、Char以外にいないように思うぞ。

（Butzmetz社長）

音楽ネタその329：Branford Marsalis (part2)

適当にYouTube surfして見つけたもの。Branford Marsalisだ。

楽曲はジョン・コルトレーンの傑作、"A Love Supreme"におけるPart1, "Acknowledgment". こういう硬派なジャズ、なかなかできるもんじゃないわな。

（Butzmetz社長）

音楽ネタその328：The Rolling Stones (part2)

サザンオールスターズの無期限活動休止が話題を呼んでいる。デビュー30周年とのことで、そもそもほぼ同じメンバーで30年も続くことはある意味すごいことだ。だが、正直彼らの音楽にはあまり興味はないので（笑）、同じ長寿バンドにいってみよう。まあ、探せば長寿バンドなんて意外にあったりするのだが、その中でも大物中の大物、The Rolling Stonesにいってみようか。

デビューが1962年とのことなので、40年も続いているわけだ。まあ、結構メンバー・チェンジはあるわけだが、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツの3人は不動。同じことを繰り返すだけであったとしても、それが40年も続けば大抵皆黙って認める。継続は力なり、とはよく言ったもんだな（笑）。最近あまり噂が聞こえてこないのがちと残念だが、どうしてんのかね？

それはともかく、選曲。候補が多すぎてかなり悩むが、"Honky Tonk Women"にいっとこう。69年のハイドパークでのライブ。ブライアン・ジョーンズの姿も見えるし、珍しくキースがソロを取っている。

（Butzmetz社長）

音楽ネタその327：Rory Gallagher

今宵のネタはアイルランドのギタリスト、Rory Gallagherにいってみようか。

オーソドックスながらも、トレードマークとなった塗装のはげたストラトキャスターで非常に艶やかな音を出す素晴らしいプレイヤーだと思う。スライドの隠れた名手でもある。残念ながら酒の飲みすぎで肝臓を壊し、10年以上前に他界しているが、ハード・ロックの先駆者的存在だと思うな。

映像は1975年のモントルー・フェスティバルから"Cradle Rock". こういうシンプルなブルース・ロックが一番難しかったりするのだよ（笑）。

（Butzmetz社長）

音楽ネタその326：Maceo Parker

この週末はひたすらじっとしていた。ここ数日で多少疲れがたまっていた、というのもあるのだが、久しぶりのゆったりとした週末だったな。オリンピックも多少食傷気味になりつつあるし（笑）、特に今日は妙に涼しかったので、気合を入れるべく熱い音楽をば。JB'ｓの中心人物、Maceo Parkerにいってみよう。

そもそも顔が暑苦しい（笑）。てか、黒人の躍動感ってのは羨ましいね。なんかちょっとステップ踏んでるだけでもサマになりますな。

映像はJBの代表曲の一つ、"Cold Sweat". Blow, Maceo!!てなJBのシャウトが聞こえてきそうなヒップなナンバー。

さ、明日からまた仕事だ（笑）。

（Butzmetz社長）

Butemtz LingerieZ Live!

とりまとめてお知らせ！少し気が早いですが、秋口に向けて我々のバンド、Butzmetz LingerieZライブのお知らせです！！

１．吉祥寺シルバーエレファント

2008年9月21日(日）～PROGRESSIVE LIVE 2008～
　
Butzmetz LingerieZ
gt.米山興 / b.塩入信之 / dr.石田和也　ゲスト：perc. 竹下研吾

軌道共鳴
　　　　
Fantasmagoria　　

（出演順　未定）
Open17:30　Start18:00
前売り￥1,700　当日￥2,000

飛び石連休の中日です！プログレの殿堂、シルエレに炸裂するCyber Punk Jazzをお楽しみに！！！

２．横浜ジャズプロムナード

2008年10月11日（土）　16:35～
「創造空間9001（旧東横線桜木町駅舎）」にてストリートライブです！こちらは無料！（投げ銭歓迎！！）

いずれも新ドラマーを迎えての初ライブです！！乞うご期待！！！！

（Butzmetz社長）

【追記】横浜ジャズプロムナード！

場所と時間確定です！

日時：2008年10月11日（土）　16:35～

場所：創造空間9001（旧東横線桜木町駅舎）

乞うご期待！！！

（Butzmetz社長）

ずーじゃ。

昨日は仕事帰りに（お盆だが仕事だったのだ・・・）、新しく我がバンドButzmetz LingerieZにドラマーとして加入いただいたK.I.さんがライブをやるというので観戦した。

場所は南青山の"Billy Barew's Beer Bar"というバーとライブハウスが一緒になったようなところ。初めて行ったが、なかなか洒落た感じの店だ。音響もそこそこ。

いわゆるカルテットで、ピアノ・トリオにトランペットがフロントという編成。ベーシストはなんと女性で佐藤エリカさんというプロ。彼女だけじゃなく、皆さん非常にシュアーな演奏で、とても良かった。トランペットの方はどこぞのジャズフェスで優秀賞だかを取った実力者らしく、アドリブラインの構成力など唸らせるところが多かったな。選曲もオーソドックスな「ずーじゃ」で、それこそAll the things you areとか、コルトレーンのNaimaとか、I hear a rhapsodyとか、にくいところばかり（笑）。

でも一番すごかったのはやはりK.I.さんのドラム。スティックでもブラシでもドライブしまくり。非常に気持ち良さそうに叩いてたな。

いやぁ、ジャズはやっぱいいね。ああいうのを聞くと、演奏したくなっちゃうな。今度ゲスト参加させてもらうことにしよう（笑）。

（Butzmetz社長）