Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

Jody!

2006-04-09 19:31:29 | Weblog
 最近「アクアブルー」のCMで、山下達郎氏の"Jody"(アルバム『Big wave』収録」)が流れてますね。この曲はもう20年以上前の曲ですが、最近ドラマでタイアップされた"Ride on time"や"Loveland,Island"同様、氏言うところの「Oldies,but Goodies」であり、とても聴いていて気持ちの良い曲です。
 さて何を隠そう私は氏のかなりのシンパであり、一時期ファンクラブにも入る始末、コンサートにも計3回足を運んだことがあります。氏のことは本当にミュージシャンとして尊敬しています。なぜか。先日図書館で『山下達郎・竹内まりやの謎』(96年刊、現在おそらく絶版)を借り、そこにそれを代わりに説明してくれるようなエピソードや発言が書かれてあったので、以下に引用します。

・コンサートを当日キャンセル。理由は、「演奏が自分の納得のいくレベルに達していないため。」
・達郎は東京では2000人収容の中野サンプラザでしかコンサートを行わない(注:最近は6000人収容のNHKホールで行うようになったが)。そして一人の観客対自分という図式を重んじる。(確かに、私が中野サンプラザのコンサートに行ったときは、小さなハコから始まってこの大きさに観客だけが膨らんでいったんだなあ、という雰囲気を感じたのを覚えています)
・アルバム『アルチザン』(仏語で「職人」の意)をリリースしたときのコメント。「僕は芸術的特権とか名声なんかいらない。純粋に作品のもつ力量で評価されれば十分です。芸術家ヅラしている人間と一緒にしてほしくない。僕は職人で結構です」

 私が何のコメントを加えるまでもなく、このような氏の音楽に対する姿勢にはsympathyを感じています。氏は本当に尊敬すべきミュージシャンです。
 もちろん演奏レベルが満足にいっていないからといって当日キャンセルすることも、中野サンプラザで公演を行うことも仏滅らんじぇりいずにはできませんが・・・

(仏滅常務)

ボクシングとドラム、そして釣竿とリハ。

2006-04-03 23:07:16 | Weblog
 ボクシングとドラムといえば、「♪ケンカがわりにドラムをたたきゃ」繋がりか、しばしば類似したものとして並べられますが、最近の私のフォーム大改造によると、これらは体の動かし方の上でかなり類似している、という結論に達しつつあります。
 簡単に類似点を言えば以下のとおり。

 1.内側に捻り込むように打つ(というか、肘を上げると手が自然に内側に回る)。「モーラー奏法」ではこの回転を利用して打つ。
 2.左右の連打は腰の回転で、腰を入れて打つ。

 浅いながらも私の格闘技経験がこんなところで役に立つとは思いませんでした。

 ところで昨日は仏滅リハ。リハには、楽器とオープンフィンガーグローブと釣竿を持っていきましたが(本当の話)、非常に密度の濃い練習ができました。今回のライブは珍しく沢山の新曲からのchoiceであるため、特に曲には期待して頂いてよろしいかと思います。おそらく全曲新曲。さらに今回は「総合エンターテイメント」への道を模索したいと考えております。今からやる方が楽しみです。

(仏滅常務)