Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその911: Joe Pass -part xxxxxx

2015-10-28 01:54:55 | Weblog

先週末はNHと割とまったり。浜離宮を散歩とかしちゃったぞ(笑)。仕事は相変わらず忙しいけど、とりあえずワーク・ライフ・バランスは保たれてる感じかな。

てか、普通に秋ですな(笑)。こういう秋の夜長は、前回のJim Hallに続くジャズ・ギターの巨匠Joe Pass. 若い頃麻薬禍に苛まれ、リハビリとしてギターを覚えたという異色のキャリア。流れるような美しいラインは唯一無二。大学生の頃躍起になってコピーしたもんだが、欠片もアドリブに出てこないね、私の場合(笑)。ま、相性なのかもね。生前に一度だけ、改装前のBlue Note Tokyoに見に行ったことがあるけど、あまりの美しさと達人の余裕にため息しかでなかったね。

映像を一発。テッパンのスタンダード"Satin Doll"(https://www.youtube.com/watch?v=NyjQv52Nzno). この曲、割とギターにはまりやすいというか、メイン・ストリームを歩んだジャズ・ギタリストには多く取り上げられているように思うけど気のせいかな。いい曲だし、Joeの演奏もクールで最高ですな。

 

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音楽ネタその910: Jim Hall -part xxxxx

2015-10-20 01:42:28 | Weblog

割と私事にて恐縮だが、現職でちょっとだけ昇進した。傍目にはどう見てもjob hopperの私なので、一つの勤務先で昇進したのって実に久しぶり。そうは言っても、その重圧に緊張するとかって感じはあまりなく、その自覚って、会議がやたらと増えた以外にあんまりなかったりするんだけどね(笑)。ま、自覚が形成されて仕事にも反映されるようになるにはもうちょい時間かかるかもね。

さて今宵の音楽ネタ。自称「私の師匠の師匠」Jim Hall. 東京での1976年のライブからCharlie Parkerのブルース"Billie's Bounce"(https://www.youtube.com/watch?v=BNl9yi0fksk). ブルースなのにここまで浮遊感のあるフレージング、さすが巨匠。以前にも書いたけど、私の目標はこのフィーリングを保ったままパンクを演奏することだったりする(笑)。

 

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音楽ネタその909: Miles Davis -part xxxxxxxx

2015-10-15 01:37:35 | Weblog

先の連休だけど、まず土曜日は思い立ってNHと山梨の石和(いさわ)まで温泉旅行。適度に鄙びた感じが最高でしたな。完全に溶けた。特に先週の後半はアメリカから外人エグゼクティブが来日し、2日間目一杯の会議があったこともあり、結構へろへろだったので、温泉は効いたね。

続く日曜日は下北沢BreathでButzmetz LingerieZのライブ。もう最近はトリオでのライブが定着化しつつあるけど、まあそれも良かろう。出来はまあまあかな。

さて、そのライブで取り上げた新曲なんだけど、帝王Miles Davisのモダンジャズ最晩年の問題作"Nefertiti"のテーマをファンク調でやってみた。しかも、コードは原曲完全無視のワンコード。ニューヨークのジャズシーンをイメージしてみたんだけど、やっぱ東京に住むサラリーマンが奏でるのでは感じ出なかったかなぁ(笑)。何言ってるかわからんだかも、だけど。既に鬼籍に入っているMilesに怒られるかもね。決してコンセプトは悪くないと思ってるんだけどさ。

というわけで、今宵は帝王Miles. 1969年のパリでのライブ。ピアノがChic Corea, ドラムがJack DeJohnette, ベースがDave Holland, そしてテナーが御大Wayne Shorterという強烈なメンツによる"Nefertiti"(https://www.youtube.com/watch?v=E7sOF6LLXDU). うん、わけわからんけど最高に美しいね。

 

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音楽ネタその908(訃報): Phil Woods

2015-10-01 01:42:59 | Weblog

Facebookにやたらと追悼コメントが寄せられていたので便乗。なんとあのQuincy Jonesも哀悼の意を表していたね。

アルト・サックスの巨人Phil Woodsが9月29日に亡くなったそうだ。享年83歳。まあジャズメンにしては大往生なのかもしれんな。

モノの本で読んだことがあるけど、アルト・サックスのレジェンドであるCharlie Parkerの、良く言えば「フォロワー」なんだけど、悪く言えば「パクリ」という評価に長い間苦しんだ、なんて話を見聞きしたことがある。うーん、なんていうかな、これって結構ミュージシャンにとっては微妙な問題というかね。

前にもちょっと書いたことがあるけど、音楽って基本「パクリ」の集大成だと私は思っているので、「パクリ」ってのは決して悪ではないと考えるわけさ。もっとも、「パクリ」のままだと多分マズくて、例えばパーカーだったら「パーカーのカラーを出しつつ自分の色を加える」くらいが大衆には受け入れられやすい、てなところがポピュラリティを得る原則みたいな感じだと思うんだよね(異論あれば是非)。実際、例えば誰からの影響も感じられないほどの独自性が強すぎると、結局は「知る人ぞ知る」存在に成り下がってしまうんだよなぁ、多分。ま、メンドクサイこと書いたけど(笑)、サックスに関してドシロウトの私からすりゃ、野太い音で洗練されたフレージングがかっこいい人、てな印象なんだけどね、この人。意外な名演が、Billy Joelの初期の名作"Just the Way You are"の間奏、というところがこの人の懐の深さを感じさせますな。

映像を一発。これまた名手David Sanbornとの共演で"Senor Blues"(https://www.youtube.com/watch?v=T_ZRz6uVrL4). ベタだけどかっこいいよね。

R.I.P., Phil.

 

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