Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその347. McCoy Tyner & Bobby Hutcherson

2008-09-28 00:37:30 | Weblog
調子に乗ってもう一発。適当にYouTube surfして見つけた映像で、McCoy TynerとBobby Hutchersonのコラボ。

マッコイ・タイナーといえば、コルトレーンを支えたピアニストとして有名。一般にはリリカルなイメージが強いようにも思うが、タッチが強力で、かなり攻撃的なピアノを弾く。かたやボビー・ハッチャーソンはエリック・ドルフィーなどとの競演が印象的な、反主流派の代表格。

楽曲は"African Village"という8分の6拍子のナンバー。長いので2つのファイルから。スリリングでかっこいいね。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその346. Pat Metheny (part xx)

2008-09-28 00:00:40 | Weblog
久しぶりに聞きたくなったコンテンポラリー・ジャズ・ギター・マエストロ、Pat Methenyにいってみようか。

パットの音楽は、それこそFMラジオの天気予報のバックに流れるような妙に爽やかな音楽もあれば(笑)、オーネット・コールマンへの心酔にそのルーツをみることができるフリー・ジャズの要素もある。今日はどちらかといえばフリー・ジャズ的なアプローチの作品にいってみよう。

映像は、動くパットではないが、かなりの問題作といわれた"Zero Tolerance for Silence"のパート4から。この作品、ある晩思い立ったパットが懇意にしているスタジオに入り、そこにおいてあったギターとアンプだけで一気に作り上げてしまった、という冗談みたいな作品である。全ての録音が終わる頃には弦が2本くらい切れていたそうだが、そんなこともおかまいなしに彼は弾き続けたらしい。そんな作品が流通にのってしまうってんだから、すごいよね。普通の人がやったら「カネ返せ!」になる可能性大(笑)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその345. Naniwa Express

2008-09-25 00:08:09 | Weblog
前回のNOVELA続きで調子に乗ってもう一発。関西フュージョンの雄、Naniwa Expressにいってみよう。

NOVELAと同じく、80年代初頭に関西で絶大な人気を誇ったフュージョンバンドだ。清水興(b)と東原力哉(dr)の2人の猛獣リズムセクション(笑)を中心とする「イケイケ・フュージョン」で、当時は関西だけじゃなく全国区で人気があったように思う。だが、どう贔屓目に見ても、2人のリズムセクションを除けば、フロントマンなどは割と普通のバンドだったようにも感じる。

映像は、東原力哉デビュー20周年のライブから"Jasmin"と"Believin"のメドレー。いやぁ、これも懐かしいな。青春だねぃ(笑)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその344. Novela

2008-09-24 23:43:16 | Weblog
先日の吉祥寺シルエレをまだ引きずっているのだが(笑)、このライブハウスは日本でも有数の「プログレ(プログレッシブ・ロック)」の聖地とされている関係もあり、日本のプログレバンドを取り上げてみよう。もう、ある種独特のシーンが確立されているともいえるのだが、その中でも草分け的存在、関西プログレの雄、NOVELAにいってみよう。

80年代初頭、関西には独特のシーンが形成されており、このNOVELAや99.99(フォーナイン)、多少毛色は異なるが、ナニワ・エキスプレスといったバンドがこの関西発のムーブメントであるインスト・ミュージックを支えていたように思う。

先日、シルエレで対バンさせていただいた2つのバンドは、いずれも高度なテクニックとシュアーなアンサンブルを持つバンドであったが、どことなくルーツはNOVELAなどに代表される「日本的情緒にあふれるプログレ」という感じがしたものだ(決して悪い意味ではない。むしろ褒め言葉である。実際、いずれのバンドも素晴らしかった)。

同じ関西の誼で、私も一時期NOVELAなどはよく聞いていたので、ある種の懐かしさを感じる。ただ、今の私の興味はプログレそのものにはなく、どこかジャズ(あるいはもっといえばブルース)にベースをおいた、それでいてプログレの持つポリリズミックなアプローチを取り入れたミクスチャーにある。ま、こればっかりはそれぞれの嗜好性ということなのでご容赦いただきたい(笑)。別に、自分のバンドで「売れ線」を狙ってはいないので(爆)。

翻ってNOVELAの映像。楽曲は彼らの代表作で"Illusion". いやぁ、懐かしいな。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその343: Screaming Headless Torsos (part xx)

2008-09-22 20:43:52 | Weblog
昨夜のButzmetzライブの興奮がまだ収まらない中(笑)、今日は最後の夏休みを過ごしている状態だ。今夜のネタは、我がバンドButzmetz LingerieZに似ている(らしい)ニューヨークのバンド、Screaming Headless Torsosにいってみよう。

何度かこの音楽ネタでは取り上げたことがあるのだが、既にデビューから数年経っているものの、ニューヨークのCutting Edge Soundの代表格てな感じだろうな。ギターのデイブ・フュージンスキーを中心とするバンドで、ファンク、パンク、そしてジャズがミックスされた非常におもしろいサウンドだ。結構複雑なハーモニーとリズムを駆使しているものの、パーカッションとユーモラスなヴォーカルの存在のおかげで、意外と聞きやすい仕上がりだ。

私としては別に意識したことはないし、この人たちの楽曲をパクったこともないのだが(笑)、なぜか双方のサウンドを知っている人には、「似ている」とよく言われる。NY最先端の音に似ていると言われて悪い気はしないが、ちと面映いな。

映像は、確か彼らのデビューアルバムに収録されている"Free Man"というナンバーのライブから。通常の4拍子の曲だが4小節ごとに2拍子が挿入されているなど、さりげに凝った一曲。

(Butzmetz社長)

宴のあと。

2008-09-22 00:55:50 | Weblog
どうにかこうにか、約半年ぶりのButzmetz LingerieZ Live @ 吉祥寺シルバーエレファント終了しました。出来としては、「まあ、あんなもんかな?」といった感じですかな。

今回は新ドラマー参加後の初ライブということもあり、これまで約8年間続いた同じメンバーと異なるアンサンブルということで、自分も非常に楽しみにしていましたが、それなりにこのバンドが目標としている「ブチ切れ感」「秩序と無秩序の間を行ったり来たりする感」が出せたように思っています。これぞ正にパンク・ジャズ。

今日は終日、生憎の雨でしたが、見に来ていただいた方々、ありがとうございました。なお当日の模様は、数日後にLive Cheersというサイトに1曲アップロードされますし、その他の曲もYouTubeにアップすることも計画中です。

今度は10月11日、16時半近辺から「創造空間9001」にて、横浜ジャズプロムナードのストリートライブです!かぶせていくでぇ!

(Butzmetz社長)

音楽ネタその342: 竹内まりや

2008-09-20 14:39:11 | Weblog
何気なくテレビを見ていたら、竹内まりやのデビュー30周年を記念したベストアルバムのコマーシャルをやっていた。よし、彼女のことを取り上げてみよう。

山下達郎の奥方でもあり、彼女の作品は大抵夫君がプロデュースしているということもあってか、音楽的には結構共通しているように思う。どちらもエバーグリーンというか、流行に左右されない、高品質のメロディメーカーという印象だな。実際、掛け値なしに良い曲が多いと思う。それに、30周年というくらいなので、もうかなりのオバチャンだ(笑)。もう50は超えているが、いつまでも変わらず、美人だと思う(こんな美人がなんで山下達郎と?という疑問はさておき)。

ヒット曲もたくさんあるので選曲に悩むところだが、"今夜はHearty Party"にいってみようか。山下達郎のコーラスワークが非常に効果的だし、彼女がファンだというSMAPのキムタクが随所にセリフで参加している(笑)。ちなみにこの曲、阪神大震災のあった1995年の作品だ。そういうところも私としては印象に残っている。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその341:Pink Floyd

2008-09-16 19:37:17 | Weblog
Pink Floydのオリジナルメンバーの一人であるRichard Wrightが死んだらしい。享年65歳。まだ若いな。謹んで合掌。

そういえば、この音楽ネタでまだ取り上げたことがなかった大物バンドだったな。というわけで、プログレッシブ・ロックの代表格、Pink Floydにいってみようか。

プログレって書いたけど、一般に想像されるプログレのイメージである「変拍子の多用」とか「ブルース色が排除されたサウンド」という趣は全くなく、むしろデイブ・ギルモアのギターは「ど・ブルース」だったりする。このバンドは、コンセプトアルバムの第一人者的存在であり、哲学的で難解な歌詞と、幻想的な楽曲が最大の魅力だと思う。とかいいながら、そんなに聞き込んだ口ではないけどね(笑)。

一曲映像も紹介しよう。彼らの最大のヒットアルバム(だと思う)、"Dark side of the Moon"から、"Money". 一応歌詞ものっけておこうか。アルバム通して聞かないと、これだけ切り出しても意味がわかりにくいかもしらんな。

Money, get away.
Get a good job with good pay and youre okay.
Money, its a gas.
Grab that cash with both hands and make a stash.
New car, caviar, four star daydream,
Think Ill buy me a football team.

Money, get back.
Im all right jack keep your hands off of my stack.
Money, its a hit.
Dont give me that do goody good bullshit.
Im in the high-fidelity first class traveling set
And I think I need a lear jet.

Money, its a crime.
Share it fairly but dont take a slice of my pie.
Money, so they say
Is the root of all evil today.
But if you ask for a raise its no surprise that theyre
Giving none away.

Huhuh! I was in the right!
Yes, absolutely in the right!
I certainly was in the right!
You was definitely in the right. that geezer was cruising for a
Bruising!
Yeah!
Why does anyone do anything?
I dont know, I was really drunk at the time!
I was just telling him, he couldnt get into number 2. he was asking
Why he wasnt coming up on freely, after I was yelling and
Screaming and telling him why he wasnt coming up on freely.
It came as a heavy blow, but we sorted the matter out

(Butzmetz社長)

音楽ネタその340: Weather Report (part 2)

2008-09-15 01:11:26 | Weblog
今宵のネタも久しぶりに聞きたくなったという感じで、Weather Report.

ポスト・エレクトリック・マイルスの一つの答えともいえるバンドだが、初めて聞いた頃は今ひとつ共感できなかった。ギターが入っていないアンサンブルだからかもしれないが、今は普通に聴ける。むしろ、今ではギターのいないアンサンブルの方が興味を惹かれるね。

映像は1978年のライブから"River People". ジャム・セッションぽい展開がクール。

(Butzmetz社長)